総合印刷会社が高機能カラーPOD機を活用。多様な少ロット印刷に対応できる環境構築で企画力と営業力を大幅に強化

株式会社荒木印刷 導入事例

サービス業1~100名複合機・コピー機活用紙文書の管理・活用営業・業務プロセス効率化

60年以上にわたり地域の印刷ニーズに応えてきた、兵庫県神崎郡の株式会社荒木印刷。従来利用してきたカラーPOD機のリースアップ期限を控え、より高機能な機種に刷新。大塚商会から導入したリコー製のカラーPOD機は、印刷速度やインクの裏写りなど、それまで抱えていたさまざまな課題を全て解決し、印刷業務を大幅に効率化した。印刷できる用紙の種類や使用できるトナーの色も増え、同社はこれまで以上に多様な少ロット印刷を行うことで、業容を拡大しようとしている。

2018年1月取材

株式会社荒木印刷

導入先の概要

業種
印刷
事業内容
総合印刷、ホームページ作成など
従業員数
20名(2018年1月現在)
ホームページ
http://www.araki-p.jp/

お客様の声をご紹介

代表取締役 荒木 敬介氏

「大塚商会さんの推奨するカラーPOD機に刷新したことで、多様な少ロット印刷にスピーディーに対応できるようになりました。困ったことがあれば即応してもらえるサポート体制にも満足しています。」

大塚商会担当者からのコメント

「より効果的なご活用につながるサポートを継続いたします」

ご導入された機器でしっかりと利益を上げていただけるように、これからも変わらずサポート・商品・サービスのご案内を継続させていただきます。

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導入事例詳細

地域に根差したサービスを提供。60年以上の歴史を誇る印刷会社

冊子やチラシからTシャツプリントなど、幅広い印刷ニーズに対応。近年はホームページの作成サービスにも力を入れている

兵庫県神崎郡の株式会社荒木印刷(以下、荒木印刷)は1956年に設立。名刺、冊子、チラシ、パンフレット、ポスター、カレンダーをはじめとする幅広い印刷物においてデザインから製本までを社内一貫体制でカバーし、地域の多様な印刷ニーズに応えている。
「創業者である祖父が活版印刷を始め、事業を継いだ父が製本のための設備をそろえて、総合印刷会社としての体制を整えました。3代目経営者である私は、その基盤をベースにさらに多様な印刷サービスの展開を進めています」と話すのは、代表取締役の荒木 敬介氏。

印刷物の作成を依頼できる印刷会社や製本会社が近隣にないため、デザインから製本まで全ての工程を自社内で一貫して行える環境を整備することは、地方都市で営業するうえで極めて重要だという。
同社は地元の役場や官公庁に納入する冊子等の印刷を多く受注していることから売り上げは安定しているものの、地域の企業などの印刷案件に関しては、ペーパーレス化の流れや大手印刷通販会社の台頭などを受けて縮小気味だという。
「特に全国の顧客をターゲットとして低価格で印刷物を提供する印刷通販の普及は私たちにも影響が大きく、規模の小さい印刷会社はどこも苦境に立たされていると感じています。当社はデザインから納品までお客様の目線に立って親身にご相談に乗り、印刷通販会社には難しいきめ細かな対応を心掛けています。そうすることで、付加価値の高い印刷サービスを提供し、厳しい経営環境を乗り切ろうとしているのです」(荒木氏)
同社は地域密着サービスの一環として、地元企業や店舗の広告などを掲載する情報誌「ポケットメール」を毎月約30,000部発行。神崎郡全域と姫路市、加西市の一部に配布している。掲載物のデザインはクライアントの要望に添って同社のデザイナーが一から作成するので、地域内で情報を発信したい企業や団体にとって、非常に便利で有用な媒体となっている。
最近は紙の印刷物に限らず、看板やPOPなどの製作にも力を入れている。また、企業や団体のホームページ作成も代行し、リーズナブルな料金設定で効果的な宣伝につながるコンテンツづくりを請け負っている。
「ほかにも、Tシャツなどウェアへの印刷も行っています。3世代にわたって続いてきた会社を存続させるため、社内のあらゆる設備を生かして地域のお客様の印刷ニーズにお応えするつもりです。今後はAR(Augmented Reality=拡張現実)コンテンツなども手がけていきたいと考えています」(荒木氏)
取り扱う印刷物や制作物の種類が拡大するにつれ、印刷機や製本機を扱うオペレーターやデザイナーを増員する必要に迫られているが、慢性的な人手不足による求人難も最近の同社の経営課題となっている。
「印刷会社なので年末や年度末などどうしても忙しくなる時期はありますが、最近は管理職を置くなどして組織の整備を進めており、働きやすい職場づくりを促進しています」
荒木氏はそう語り、“働き方改革”の実践にも意欲的な姿勢を示す。

リースアップを迎えカラーPOD機を刷新

デザインから印刷、製本までの一貫制作体制を、高機能なカラーPOD機が支えている

同社は大量印刷をオフセットで行う一方、少ロット印刷のニーズに応えるためにカラーPOD機をリースで活用していた。しかしこれまで利用してきたカラーPOD機は印刷速度が遅く、印刷品質に対しても多くの不満があった。
「トナーの性質のせいか、印刷後に上の紙にインクが付く裏写りが多発し、印刷物を重ねたままでいると紙同士が貼り付くというお客様からのクレームもよく受けました」(荒木氏)
そこで同社は、リース期限が近づいたのを機に、別の機種に刷新することを検討。複合機や『たのめーる』の利用を通じて、以前から取引のある大塚商会の営業担当者に相談したところ、リコー製のカラーPOD機『RICOH Pro C7200』を推奨された。
「ほかのベンダーが提案する機種も幾つか検討しましたが、リコーのショールームを訪ねて実機で自らテストをした結果、『RICOH Pro C7200』の印刷品質が最も優れているように感じました。印刷速度も申し分なく、短納期の依頼にも柔軟に対応できそうだと感じました」(荒木氏)

ホワイトやネオンイエロー、クリアなど特殊な色のトナーも使え、既存機種と比べて対応する用紙の種類が幅広いのも魅力だった。それに加えて、コストパフォーマンス面でも満足のいくものだったという。カラーPOD機の刷新を決断した同社は、『RICOH Pro C7200』を導入した。
「導入直後は色の細かな調整をする必要がありましたが、大塚商会さんのサポートを受けて、スムーズに移行することができました」と荒木氏。
『RICOH Pro C7200』は「統合用紙設定システム」を搭載しており、転写条件や定着条件など、印刷する紙種ごとに最適な印刷条件を登録できる。「用紙銘柄識別リーダー」がセットされた紙種をセンサーで自動識別するのも、同機ならではの便利な機能だ。色の調整については、プリントサーバー『Fiery コントローラーサーバー』の活用で独自のカスタマイズをすることも可能なので、同社のように印刷品質に特に強いこだわりを持つユーザーが、独自の表現力を発揮するのにまさにうってつけの機種だといえる。
「使い勝手はそれまでの機種と全く違うものでしたが、大変分かりやすいオペレーションパネルのおかげで、社員はすぐに操作に慣れました」
荒木氏はそう語り、リプレースしたカラーPOD機は導入後ほどなく同社のメインの印刷機としてフル稼働するようになったという。

印刷速度も印刷品質もアップし業務効率が大幅に向上

名刺類を高速カットする『PROSCUT PCM-15』。ミシン目や二つ折りカードすじ押しのオプションも用意されている

以前の機種と比較して印刷速度は大幅に向上し、「体感的には1.5倍程度のスピードになったように思う」と荒木氏。短納期での印刷をスポット発注されることも少なくない同社にとって、このスピードアップは非常に心強いものである。
オプションの「大量給紙トレイ」も備えたことで、紙を補給する手間も軽減された。同じくオプションの「2,500枚フィニッシャー」は、紙そろえ機能を搭載しており、中とじ製本の能率をアップさせる。官公庁から依頼される議案書などの製本機能が強化したことは、同社にとって非常に大きな成果である。
印刷業務の効率化によって生じた時間的なゆとりは、デザインの質をさらに高めることに貢献。また、社員の残業時間の縮減にもつながっていると荒木氏は言う。
「仕上がりの美しさにも大変満足しています。色の再現性、高精細な仕上がりが求められるポスターなどもより高品質に印刷できるようになりました」(荒木氏)
以前の懸案事項だった、インクの裏写りも見事に解消された。かつては印刷した名刺が裏写りを起こすこともあったが、今はそうしたことは一切ないという。その名刺は、カラーPOD機の後に導入した名刺カッター『PROSCUT PCM-15』によって、よりスピーディーかつ正確にカットされるようになった。同社にとって受注の多い名刺印刷が効率化されたことに、荒木氏は大きな満足感を抱いている。

印刷できる紙種の幅が広がり、以前の機種では美しく印刷することが難しかった薄手のコート紙にもスムーズに刷れるようになった。そのことは、チラシ類も多数受注する同社の営業力を高めている。一方、ハガキのような厚い紙への印刷能力も十分なので、あらゆる少ロット印刷のニーズに柔軟に対応できるようになった。
荒木氏は、年末に殺到する年賀状印刷をこなしたことで、『RICOH Pro C7200』の性能の高さをあらためて実感したという。
「カラーPOD機で賄い切れない場合、既存の印刷機を援用するつもりでしたが、『RICOH Pro C7200』はトラブルを起こすこともなく、それ1台で全て印刷できました。年賀状の時期に続き、年明けから年度末にかけては1年を通じて冊子などの印刷需要が最も多い時期ですが、その印刷もほぼ『RICOH Pro C7200』だけで行っています。これほど高機能なカラーPOD機を薦めてくれた大塚商会さんに、心から感謝しています」と荒木氏は満足そうに語る。

さらに多様な印刷ニーズを積極的に掘り起こしたい

多品種少ロット印刷の内製を効率的に行える環境を整備した荒木印刷の今後の目標は、持ち前の企画力を生かして企業の販促ツール等の受注を拡大することだ。
「すぐにでも始めたいと思っているのが、大塚商会さんの『マテリアルカタログ』で調達できるクリアファイルへの印刷です。オリジナルデザインのクリアファイルは販促グッズとして最適なので、自社ホームページで訴求すればかなりの引き合いがあるのではないかと思っています。ホワイトトナーやクリアトナーなどの特色も活用して、より効果的な印刷物を作成したいですね」(荒木氏)
充実したサンプル品をラインアップし、これからは提案型の営業活動を実践していきたいと荒木氏は意気込んでいる。
同社はデータベースから情報を抽出して1枚ずつ内容の異なる印刷をする「バリアブル印刷」を行えるソフトウェアも有している。ハガキの宛名印刷などのニーズもかなりあるので、将来的にはそうした受注も増やしていく意向だ。
「カラーPOD機をハイスペックな機種に置き換えただけで、当社の営業力が何倍にも増した気がします。まだ使いこなせていない機能もあるので、大塚商会さんには『RICOH Pro C7200』のより良い活用につながるアドバイスを頂きたいですね」
荒木氏はそう語り、「印刷ツールに限らず、さまざまな業務効率を向上させるITソリューションについて、積極的な提案をしてほしい」と大塚商会への要望を口にした。

豊富な紙種対応や中とじ機能などを活用し、さまざまな印刷物の多品種少ロット対応が可能になった

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • カラーPOD機『RICOH Pro C7200』

    優れた色再現性と印刷精度で、付加価値の高い印刷を実現します。ホワイトやクリア印刷も可能な5色目トナー対応です。

その他の導入システム

  • 名刺カッター『PROSCUT PCM-15』

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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