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LED照明市場への参入を決断。数年間で国内シェア3位にまで急成長。躍進を支えたのは、3次元CADによる熱解析

株式会社遠藤照明 導入事例

2012年12月取材

照明の新商品をすべてLEDに切り替えるという大胆な経営転換で、国内トップクラスのシェアを獲得した株式会社遠藤照明。同社は数カ月単位で行われる激しい開発競争を勝ち抜くために、3次元CADによる解析システムで開発の大幅なスピードアップを実現した。

業種 製造業 従業員数 1,001名~
キーワード [3DCAD] [CAE] [熱流体解析] [CFD] [熱伝導] [光学シミュレーション]

導入前の課題

  • 年単位から月単位へと短縮された製品開発スピードへの対応
  • LED照明の根幹を支える放熱設計の簡便化と迅速化
  • 開発の妨げにならない、スムーズなシステム移行

解決策

○ 各種アドオンソフトが充実し、扱いやすいミドルレンジ3次元CADの導入

システム導入:

導入による効果

  • 優れた操作性により、数倍~数十倍の開発スピードを達成
  • 放熱器の小型化による性能・省エネ性・デザイン性の向上
  • 設計用と解析用のデータがシームレスに連携

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株式会社遠藤照明
株式会社遠藤照明 概要
業種
電気機器製造
事業内容
各種照明器具の企画・デザイン・設計・製造および販売、インテリア家具・用品の販売
従業員数
1,765名(パート・海外社員含む、2012年3月末現在)
ホームページ
http://www.endo-lighting.co.jp/

主に商業施設向けにLED照明器具を販売。40年以上にわたり蓄積されたノウハウを結集させ、安価で高性能な照明を作り出している

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背景
LED照明への全面切り替えに成功し、2年で国内シェア15%獲得を達成

照明器具メーカーである株式会社遠藤照明は、2009年、全商品をLED照明に切り替えるという大規模な経営方針の転換を行った。LED照明では後発だった同社だが、長年のノウハウを活かし、低価格化に成功。2010年には前年度比10倍の売り上げを達成し、国内LED照明器具のシェア3位に躍り出た。現在は世界の「ENDO」として、アジア、ヨーロッパ、北米の照明器具メーカーや代理店とも提携し、グローバル市場への展開を推進している。

経緯
激しい市場競争を勝ち抜くために、新しい3次元CAD環境を導入

LEDは半導体であるため熱に弱く、LED素子の放熱を処理するヒートシンクの設計が、「長寿命」「省エネ・高効率」「コンパクトさ」を大きく左右する。また、従来の照明器具では2年に1度のペースだった開発サイクルが、LEDでは3カ月と大幅に短縮された。こうした環境の変化に、以前から使用していたハイエンド3次元CADや光学解析ソフト、熱流体解析ソフトで対応することは難しくなってきた。そこで、分かりやすく直観的に扱えるGUIに定評がある3次元CAD『SolidWorks』と、そのアドオンである流体解析ソフトウェア『SolidWorks Flow Simulation』に着目。スピーディな対応とベンチマークテストなどへの積極的な協力などで好感触を得た大塚商会をベンダーとして、導入した。

何度も熱解析を繰り返し、ノウハウの蓄積に努めている

ポイント
“相対的な変化”に焦点を置いた解析で開発スピードが劇的に向上

3次元モデリングとシミュレーション解析でデータを受け渡しする際、以前は中間フォーマットに書き出す必要があった。リプレース後はシームレスな連携が可能になり、操作効率は計り知れないほど向上した。
さらに同社は、シミュレーションに絶対的な精度を求めず、これまで培ってきたノウハウに基づき、相対的な変化だけに焦点を置いてカット&トライを繰り返すことで開発スピードの大幅な向上を実現した。

『SolidWorks Flow Simulation』の利用により、解析にかかるストレスは大幅に削減された

導入効果と今後の展開
新たな視点からのアプローチで、より価値の高い製品も追求

『SolidWorks』導入から1年後には、光学解析用ソフト『OPTISWORKS』も追加導入。新環境での開発スピードは実績で約5倍、現場エンジニアの体感的には10~20倍というほど圧倒的な進歩を遂げた。今後は特殊な空冷装置を使った強制対流(クーリングシステム)の解析への応用や、設計者自身が解析を行えるという3次元CADの特色を活かした製品作りを模索していきたいという同社。さらなる効率改善を追求しながら、20年後には50兆円に達すると見込まれる世界のLED照明市場でのシェア獲得を目指す考えだ。

『OptisWorks』も操作性が良く、作業スピードが向上した

お客様の声をご紹介

LED中央研究所 コア技術開発部 光学技術課 光学技術課長 下川 哲平氏

「大塚商会さんは、自社内に優秀なCADエンジニアや解析エンジニアを多数抱えているため、専門的な質問にもすぐに的確な回答が返ってきます。3次元CADや解析ツールの実用化を急いでいる弊社のような企業には、頼もしい存在でした」

LED中央研究所 開発推進部 係長 本木 直哉氏

「『Flow Simulation』の導入トレーニングでは、マニュアルが非常に実践的で感心しました。サポートサービスも充実していますが、事前のフォローが万全でしたので、導入後は特に何かを問い合わせる機会がほとんどない、というくらいです」

大塚商会担当者からのコメント

「スムーズな移行を実現するため、入念に準備しました」

企業価値に直結する開発スピードを損なうことなく、安心してスムーズに各種ツールをご導入いただけるよう、試用期間中の導入トレーニングやマニュアルの内容など、細部に至るまで配慮しました。スムーズな移行の実現に、私たちもほっとしています。

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この導入事例で使われた製品・システム

2012年12月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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