生産や在庫情報の集約を目指しシステム導入。受注から生産、出荷までの一連の流れが情報共有され食の安全・安心に関わるロットトレース機能も実現

「『Blendjin』活用による経営基盤の強化を図ることで企業としての魅力を高め、大手メーカーとの取引増加や優秀な人材の拡充、社員のモチベーションアップにつなげていく」

株式会社フードタッチ 導入事例

製造業1~100名ERP・基幹業務・業務管理営業・業務プロセス効率化ネットワーク環境の構築・改善経営基盤強化・リスク対策

個々のお客様への要望に応じた調味料や食品添加製剤を開発・製造するフードタッチでは、増え続ける原材料の在庫管理の効率化を図るため『生産革新 Blendjin SMILE BS 2nd Edition』を導入。さらに全社端末のネットワーク連携を図った。今回のシステム化により同社では、原材料の有効在庫をリアルタイムに把握することが可能となるとともに、全社における情報共有により大幅な業務効率の向上を実現した。さらに情報の集約と共有によりミスも大幅に減少するなど、大きな効果を上げている。

2019年5月取材

株式会社フードタッチ

導入先の概要

業種
食品製造業
事業内容
加工食品製造に使用する調味料、調味液、食品添加物製剤などの開発、製造、販売
従業員数
40名(2019年5月現在)
ホームページ
http://www.f-touch.co.jp

導入の狙い

  • 生産情報、在庫情報を一元管理したい
  • 属人化していた情報を全社で共有したい
  • 手作業によるミスを減らしたい

解決策

生産管理システムを導入することで、原材料の有効在庫をリアルタイムに把握し、業務の効率化を図る

導入したメリット

  • 受注や発注、生産などの入出庫予定データの統合により、日々の有効在庫が見えるようになった
  • 全社でのネットワーク活用により、受注から出荷までの一連の流れが情報共有できるようになった
  • 受注・発注、在庫確認、納品などのミスが大幅に減少した
  • 代表取締役 細野 裕氏

    「これからは商品と共に商品に関するさまざまな詳細情報もお客様にお届けしないといけません。この部分でも大塚商会さんのご協力によって効率的に実現したいと思っています」

  • 取締役製造部長 柳 信一氏

    「人手による管理では行き詰まっていくことは分かっていましたので、今回のシステム化により原材料の引き当て業務は劇的に改善することができました」

  • 業務部 平山 砂恵子氏

    「入社当初は手作業が多くて大変でしたが、今回のシステム化を機に全社で情報共有できるようになり、もう過去には戻れないくらい効率化が進みました」

お客様の声を動画でご紹介

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製品導入にいたった経緯、導入による効果をお客様の声でお話いただいています。IT導入のヒントにご活用ください。

導入製品情報

製品カテゴリー製品名・型番詳細お問い合わせ
配合型生産管理システム生産革新Blendjin
SMILE BS 2nd Edition
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開発ツールSMILE BS 2nd Edition
Custom AP Builder(CAB)
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導入事例詳細

お客様のニーズに応じた取引が増大し、人手に頼った管理は限界点に

「研究室では新たな配合や分析が繰り返され新商品が開発される」

株式会社フードタッチ(以下、フードタッチ)は2000年に創業。加工食品メーカーや外食産業向けにお客様のニーズに応じた調味料、調味液、食品添加物製剤などの開発・製造・販売を行っている。さらにフードタッチでは、そうした商品をお客様ごとの指定処方に基づいて混合や定量充填(じゅうてん)を行って納品している。そうしたフードタッチの業務を支えるキーワードは「心の通う製造、開発、営業」。「お客様のご要望やお困り事に真摯(しんし)に取り組み、素早く、かつ具体的に行動することを常に心掛けています」と代表取締役 細野 裕氏は同社の行動指針を語る。

フードタッチが製造販売する商品の多くがプライベートブランドであり、お客様の留型(とめがた/独自販売)商品となるため、どうしても多品種・少量生産が基本となる。そのため個々の商品の生産工程を表した配合表(レシピ)が増え続けると同時に、その生産を支える原材料の種類や量も膨大なものとなる。同社では、そうした生産工程や在庫の管理に課題を抱えていた。当時の状況を取締役製造部長 柳 信一氏は次のように話す。

「当初はExcelの生産指示書を基に生産管理を行っていました。また原材料の管理は、生産現場と倉庫を何度も行き来して現物を確認しながら、手書き台帳やExcelファイルを使って在庫管理を行っていましたが、予定引き当て分を除いた実数の把握に手間が掛かり、確認モレや数値の転記ミスなども発生していました」

お客様のニーズに迅速に対応することで順調に業績を伸ばしてきたフードタッチだが、それまでの生産や在庫の管理に限界を感じ、さらなる成長のためにはシステム化が必須であると考え、その検討を始めた。

「フードタッチの調味料や食品添加製剤は、さまざまな食品に活用されている」

生産管理システムの導入により、生産・在庫管理の効率向上を図る

「『Blendjin』の導入を機に情報の集約と共有が実現」

システム化への検討は業務部の平山 砂恵子氏が中心となり実施されていた。「インターネットなどを通じて情報を収集し、その中から1社のシステムを検討していました。そうした中、以前からお付き合いのあった大塚商会さんにも生産管理システムがあることを知り、ご提案をお願いしました」(平山氏)

大塚商会からは、業務内容の詳細なヒアリングを行ったうえで、配合型生産管理システム『生産革新 Blendjin SMILE BS 2nd Edition(以下、Blendjin)』が提案された。『Blendjin』は、食品・香料・化粧品・薬品などを配合する製造業向けの生産管理システムであり、配合表(レシピ)を基に材料手配、製造指示、製品・材料・資材などの在庫管理や、ロットトレース機能による品質管理をトータルにサポートする製品だ。

こうして2社のシステムが比較検討された結果、『Blendjin』の採用が決定した。検討の過程で自社の業務内容と似た導入事例が最後の決め手になったと細野氏は話す。

「当社と同じように多品種・少量の食品関連製品を受注生産している会社で有効活用されている成功事例がありましたので、当社でもきっと役に立つのではないかとすぐにイメージすることができました」

またフードタッチでは、今回の生産管理システムの導入を機に、会社全体のIT化を進めることも計画されていた。「社内にサーバーを設置して、社員の端末をネットワークで連携させる計画を立てていました。そうした機器の設置やメンテナンス、セキュリティ対策なども大塚商会さんならワンストップで全てお任せできるという安心感も評価の対象となりました」と平山氏は話す。

生産・在庫情報の一元管理で日々変化する有効在庫の可視化を実現

こうしてフードタッチでは『Blendjin』の活用が始まるとともに、各端末がネットワーク連携されたことで社員間での情報共有が可能となった。これまで紙の台帳によって属人的に管理されていた生産や在庫の情報がによって一元管理され、受注や発注、生産などにおいて日々変化する有効在庫を瞬時に可視化することが可能となった。

また今回導入された『Blendjin』は、食品や香料・薬品などを配合する製造業に特化した生産管理システムであるため、そうした業態に適応したさまざまな特長がある。その一つとしてロットトレース機能が上げられるが、これは指定したロットから製品→原材料の履歴確認、あるいは逆の原材料→製品の履歴確認を可能にする。食の安全・安心に関わるフードタッチにとって、このロットトレースは欠かせない機能だ。

さらに『Blendjin』では、SMILEシリーズの開発ツール『SMILE BS 2nd Edition Custom AP Builder(CAB)』との連携により、カスタマイズ工数を最小限に抑えながら追加機能の活用が可能となる。「『Blendjin』では、CABを活用して生産管理に関するデータや経営判断の参考になるデータを任意に抽出して、さまざまな角度から帳票を自在に作成できます。この機能があったことも『Blendjin』を採用したポイントの一つでした」と平山氏は評価する。

システム化で経営基盤の強化を図り、企業としてさらなる成長を目指す

フードタッチでは、『Blendjin』の活用によるさまざまな効果を実感している。在庫の状況がリアルタイムに把握できるようになり、受注から生産、出荷までの一連の流れが情報共有され、業務効率は大幅にアップした。また、こうした情報の集約と共有の成果は、受注や発注、納品などのミスの減少にも現れている。

さらに『Blendjin』の導入効果は、業績の伸びと人員の関係にもよく現れていると細野氏は次のように話す。

「おかげさまで、売り上げはここ数年で150%近く伸びておりますが、生産管理を担当する社員は1人だけの増加で対応できています。これは現在の人手不足の状況において、非常に大きな導入効果だと実感しています」

『Blendjin』との連動で食品表示ラベルの効率的な作成も図る

同社では既に『Blendjin』の活用範囲の拡大も視野に入れている。その一つが食品表示ラベルの作成だ。食品表示法により義務付けられている食品表示ラベルだが、その表示内容やレイアウトが数年ごとに変わるため、ラベル発行システムと『Blendjin』とを連動させ、効率よく作成することを目指している。

最後に細野氏は、今後の展望を次のように話す。

「これまでは顧客満足度を最優先とするため、多めの在庫を抱えるケースも多かったのですが、『Blendjin』の活用により、お客様のニーズにお応えしながらも最適な在庫を実現することが可能になりました。今後はこうしたシステム化による経営基盤の強化を図りながら、企業としての魅力を高めることで優秀な人材を拡充して、さらに多くのお客様との取引増加や社員のモチベーションアップにつなげていきたいと思っています」

フードタッチは、今後もお客様のニーズに心の通う応対を進めることでさらなる成長を続けていく。

大塚商会担当者からのコメント

「お客様の課題解決を通して、共に成長させていただきます」

フードタッチ様がお客様のお困り事や課題の解決を通して、共に成長していくことを目指されていることと同様に、大塚商会もフードタッチ様の課題解決をご支援させていただきながら、共に成長させていただければと思っています。

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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