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設計業務の効率化に効果を発揮。グループ全体でノウハウ共有を図りながら、意匠・構造設計の完全BIM化に挑む

株式会社北海道日建設計 導入事例

2013年3月取材

北海道の環境に適した建築設計や都市開発などを幅広く手がけている株式会社北海道日建設計は、BIM対応の3次元CADを導入。グループのノウハウを利用しながら、業務の効率化を実現。今後3年での意匠・構造設計の完全BIM化を目指している。

業種 建設業 従業員数 1~100名
キーワード [3DCAD] [寒冷地] [都市計画] [テンプレート] [ビルディングインフォメーション]

導入前の課題

  • BIMによる建築ライフサイクル全般の効率化
  • 図面のほかにプレゼンテーション用CGを作成する二度手間の削減解消

解決策

○ BIM対応の3次元CADを導入

システム導入:

導入による効果

  • 設計業務の効率化と図面間の整合性の確保
  • プレゼンテーション用パースの作成時間の短縮
  • ウォークスルーなどを駆使した提案力のアップ

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株式会社北海道日建設計
株式会社北海道日建設計 概要
業種
総合設計事務所
事業内容
建築の設計・監理/リニューアル・リノベーション/プランニング/コンサルティング/マネジメントサービス
従業員数
約80名(2013年3月現在)
ホームページ
http://www.h-nikken.co.jp/

苫小牧の金融機関店舗の図面設計もBIMを利用して行った。実物に非常に近いイメージを顧客に提示できることは大きなメリットだ

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背景
地域に根ざし、高い技術を保有する大手設計事務所の地域法人

株式会社北海道日建設計は、日建グループの一員として1956年に設立された、北海道内最大手の組織設計事務所だ。建築・構造・設備・土木部門を有する総合設計事務所として、幅広い業務を一貫して行っている。積雪寒冷地域である北海道の地域性に特化しており、蓄積してきた積雪寒冷対策の技術やノウハウは全国レベルで高い評価を得ている。また、道内の総合設計事務所では珍しく都市計画部門を保有しており、大規模なプロジェクトにも対応できることは大きな強みだ。

複雑な構造も、BIMモデルで分かりやすく説明が可能

経緯
BIMツールの導入で図面とCG作成の二度手間を解消し業務を効率化

2009年、同社は社内にBIMプロジェクトチームを立ち上げ、BIM対応へ向けた具体的な取り組みをスタートさせた。
従前は、2次元CADでの図面とプレゼンテーション用CGを別途作成しており、二度手間になっていた。プレゼンテーションにも利用できるような高精細な3次元データを効率的に作成できるBIMツールの導入は、まさにうってつけの解決策だったという。
グループ会社に合わせて、同社もBIM対応の3次元CAD『ArchiCAD』と『Autodesk Building Design Suite』を大塚商会を通して導入。複数メーカーのシステムを並行して使用する方策を選択した。

図面作成のスピードは大幅に向上。さまざまな面で効率化が進んだという

ポイント
グループ内でテンプレートを共有し、図面の設定作業を簡略化

導入当初は、意図していない現象が起こることもあったが、メーカーの電話サポートで明確な回答を得ながら、徐々に操作方法を習得していったという。
時を経るに連れ、日建グループ内でBIMに関する情報交換やノウハウ共有が活発になり、テンプレートも作成された。同社も、そのテンプレートをアレンジしながら活用することで煩雑な設定作業の省力化に成功した。
当初はBIMの利用がなかなか社内に浸透しなかったが、操作の研究や社内の体制作りを徐々に進め、効果が現れている。3年間で意匠・構造設計を100%BIM化するのが、当面の目標だ。

導入効果と今後の展開
一つのデータを一気通貫で活用することが可能に。今後はデータやノウハウの共有が課題

BIMを活用することで採光のシミュレーションも可能になり、同社が得意としている気候風土を活かした提案に一役買っている。さらに、BIMモデルの建物の内部をウォークスルーで検証できるようになり、施主との意思疎通が円滑に行えるようになった。
また、図面の作成が圧倒的に早くなったうえ、作成すれば面積表や建具表も入っており、大まかなコストも把握できるようになった。一つのデータを一気通貫でさまざまな面で活用できる体制が整ったことは大きなメリットだ。
今後は、作成したパーツのグループ内での共有化や、BIMデータの建築物維持管理への活用が課題だ。

お客様の声をご紹介

設計室 大門 浩之氏

「BIMは、慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえば、図面の作成スピードもアップし、各種作業の効率も格段に上がります。パースやウォークスルーを使って分かりやすく説明できるので、図面の知識がない施主様にも分かりやすくプレゼンテーションが可能になりました」

設計室 奥田 春香氏

「CADメーカーさんや大塚商会さんには、現場の生の意見や要望に耳を傾けていただき、製品に反映してもらえるとありがたいですね。特に日本独特の図面表現などに対応してくださると、さらに使いやすくなると思います」

大塚商会担当者からのコメント

「建設業以外にも、BIMをさらに普及させていきます」

株式会社北海道日建設計様からは、BIMを建設業以外にも広げてほしい、とご要望をいただいています。建築物の維持・管理にも役立つため、近年は病院様などでも導入が進んでいます。今後も、その有用性を理解していただき、さらなる普及に努めていきます。

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この導入事例で使われた製品・システム

2013年3月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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