進学指導に力を入れる私学がICT環境を再整備。新入生全員へのiPad配布を短納期で完了させ、安定したWi-Fi環境も整備

「話が持ち上がってからわずか4カ月。生徒用タブレットを検討から配布までを間に合わせることができたのはすごいことだと思います」

学校法人大谷学園横浜隼人中学・高等学校 導入事例

学校101~1,000名学校・自治体モバイル・タブレット活用通信・ネットワークネットワーク環境の構築・改善

横浜・瀬谷の地で42年にわたり中・高等教育に取り組む、横浜隼人中学・高等学校。近年は難関大学への進学を見据えた進路支援に力を入れ、確実な成果を上げている。高大接続改革の一環として、「eポートフォリオ」が注目されるなど、教育におけるICTの役割がさらに大きくなる中、新入生全員にiPadを配布する方針を打ち出したのは、新年度が始まるわずか3カ月前のことだった。同校は、大塚商会の協力の下、超・短期間での整備を実現。新たなICT環境は、教育の基盤として大きな役割を果たしつつある。

2019年11月取材

学校法人 大谷学園 横浜隼人中学・高等学校

導入先の概要

業種
教育
事業内容
中学校・高等学校
教職員数
110名(2019年11月現在)
ホームページ
http://www.hayato.ed.jp/

導入の狙い

  • ICT環境の整備
  • 学生の学びをインターネットに蓄積する「eポートフォリオ」に対応したデバイスを含めた環境整備

解決策

iPad+キーボードカバーを新入生全員に配布。同時多接続に対応したWi-Fi環境を整備

導入したメリット

  • Wi-Fi環境が整い、同時多接続が可能になった
  • 生徒たちは「気づき」や「振り返り」のため主体的に活用している
  • 教室全体で意見の共有ができ、活発なプレゼンテーションの実現に役立っている
  • 校長 吉野 純三氏

    「保護者の皆さんには少しでも負担を掛けたくなかったので、大塚商会さんにはずいぶん無理も申し上げましたが、予想以上によくやっていただけました」

  • 教務主任 教諭 杉山 努氏

    「準備時間は実質2カ月ほどしかなかったと思います。通常は1年から1年半かかると聞いていましたから、この短期間で導入できたというのが何よりすごいことですね」

  • 教諭 丹羽 明美氏

    「タブレットを授業に導入することは3年前から希望していましたが、こんなに早く実現するとは驚きでした。 Wi-Fi環境も含め、大塚商会さんには大変お世話になりました」

導入製品情報

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
タブレット端末iPad Wi-Fi 32GBお問い合わせ
授業支援アプリロイロノート・スクール-
Webフィルタリングソフトi-FILTER ブラウザー&クラウドお問い合わせ
モバイルデバイスマネジメントたよれーるDMSお問い合わせ

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導入事例詳細

難関大を見据えた進路支援が大きな成果を上げる

キーボードカバー付きのiPadを使った英語の授業。『ロイロノート・スクール』経由で発信された設問には、画面上で書き込みができる。発音の練習にも絶大な効果があるという

「学力」「共生」「健康」を三つの柱として、42年にわたり、緑豊かな横浜・瀬谷で中・高等教育に取り組む横浜隼人中学・高等学校。当初、男子校として創立された同校は、共学化による女子生徒の受け入れ、英語を中心としたカリキュラムを特色とする国際語科の開設など、時代の要請に応じ、変化を遂げてきた。なお、「隼人」という名称は、校地周辺の旧地名にちなんで名付けられた。

十数年前からは、新たに高等学校に特別選抜コースを開設するなど、大学進学に向けた取り組みを強化。第1・第3・第5土曜日には90分2コマの通常授業を行う隔週5日制や、神奈川県初となる前期・後期二期制の採用により、授業時間を確保。また英語・数学をはじめ、可能な限り習熟度別授業を編成。同じクラスに所属しながら、得意科目は難易度が高いクラスで強みを伸ばし、苦手科目は難易度が低いクラスで基礎から学ぶことが可能だ。さらに、火曜、木曜、金曜の放課後に実施される無料補習・講座も特長の一つ。こうした改革は2018年実績で、国公立大学に30名以上、私立難関大に約200名の合格者を出し、現役合格率は9割を超えるなど大きな成果を上げている。

一方スポーツでは、全国大会、関東大会に出場するチーム・選手を多数輩出するなどクラブ活動も盛んだ。多様な観点から、生徒一人一人の可能性を広げることを第一に教育に取り組んでいる。

高大接続改革を見据え、新入生全員へのiPad配布を決断

大学入試センター試験に代わり、2021年度から導入が予定されている大学入学共通テストや、その背後にある高大接続改革への対応は、多くの高校にとって喫緊の課題になっている。高大接続改革を視野に、早くから教育環境の見直しに取り組んできた同校が次の課題として注目したのは、ICT環境の再整備だった。

これまで同校では、学外の衛星授業配信システムと連携した補習プログラムを提供してきたが、保護者負担の月額料金の高さやPCルームでしか利用できないという使い勝手の悪さが大きな課題になっていた。

「私は校長になって今年で3年目になります。1年目は学内のことで精いっぱいでしたが、2年目になると多少余裕が生まれます。そこで昨年は意識的に外にも目を向けたのですが、すると本学の弱い部分、遅れている部分が見えてきます。その一つがICT環境でした。改善策として、私が注目したのがタブレットPCの導入でした。購入費用は保護者の新たな負担につながりますが、その意義を説明すれば必ずご理解いただけるはずです。次年度の新入生の入学に合わせ、タブレットPCを教育現場に導入したいと考えたことが全ての始まりでした」と校長の吉野 純三氏は振り返る。

高大接続改革の一環として注目される「eポートフォリオ」に対応する形で、既に『スタディサプリ』の導入を決定していたこともその判断の背景にあった。タブレットを配布することで、よりスムーズな入力が可能になるからである。

4カ月足らずで1学年分のiPadの調達を完了

吉野氏がタブレットPCの導入を決断したのは、2019年1月8日のこと。新入生入学後、早期配布のために遅くとも2カ月後の新入生説明会までには新たなICT環境を決定し、その後、2カ月で実機の調達・キッティングを終える必要があった。

「私に話があったのは、翌日の1月9日のことでした。普通ならヒアリングから1年以上かけて行う手順をわずか4カ月で完了するというスケジュールだけに、依頼先が見つかるか心配でした。また、導入台数の決定は、入学者数の確定を待つ必要があることも課題の一つでした。こうした中、二つ返事で請け負ってくれたのが、以前から取引があった大塚商会さんでした」と、導入を担当した教務主任の杉山 努氏は振り返る。

同校は以前から、PC教室でWord、Excelなどの操作に関する授業を行ってきたが、そこで使われる学習活動ソフトウェア『SKYMENU』も大塚商会を介して導入したものだった。

デバイスにはiPad+キーボードカバーを選択

「機種選定の前提としてあったのは、「キーボードを打てない社会人は育てたくない」という思いでした。Surface GoやChromebookなど複数機種を検討したうえで、既存の教育環境との兼ね合いを考慮し、iPadとキーボードカバーの組み合わせを選択しました」(杉山氏)

iPadには、標的型攻撃対策からWebフィルタリングまで対応するフィルタリングソフト『i-FILTER ブラウザー&クラウド』、授業支援ツール『ロイロノート・スクール』をインストール。管理の一元化を実現する大塚商会のMDMサービス『たよれーるDMS』も活用し万全のデバイスマネジメント環境を構築した。

教職員によるキッティングで導入コストを最小化

募集説明の時点では想定していなかった保護者負担が生じるだけに、どれだけコストを抑えられるかも大きな課題だった。

「10円でも安くというのが、我々のテーマの一つでした。通信環境はLTEで対応しようとも考えたのですが、それでは保護者の負担がさらに増えてしまいます。そこで別途、同時多接続に対応したWi-Fi環境も整備することになりました。新入生の教室があるフロアへの整備が最低限の目標でしたが、大塚商会さんの尽力もあり、1号館の全フロアに加え、本館も同時多接続にある程度対応できる環境が整備できました。別スケジュールでしたが、Wi-Fi環境整備も要望を満たしつつ短納期で整備いただけたことに感謝しております」(杉山氏)

コストを抑えるため、MDMでは対応が難しいキッティング作業は教職員が手掛けた。

「教育用デバイスは電源をオンにすれば即座に使い始められることが理想ですが、iPadの場合、ライセンス認証などをMDMに先立って行う必要があります。期限に間に合わせたいという事情もあり、若手中心の教職員による人海戦術で対応しました。大塚商会さんにとても丁寧で分かりやすいマニュアルを用意していただけたこともあり、作業は大変でしたがスムーズに進みました」と情報科教諭の丹羽 明美氏は振り返る。その結果、5月には全員にキッティングを終えたiPadを配布することができた。

生徒が自由に利用できるICT基盤として多様に活用

2004年から設置されたPC教室では今期からプログラミングの授業も行っている。この教室で使われている学習ソフト『SKYMENU』も大塚商会が導入のサポートを行った

現在生徒は、授業支援ツール『ロイロノート・スクール』を使った授業のほか、講義動画配信サービスの視聴、「eポートフォリオ」の入力など、自由にiPadを活用している。『ロイロノート・スクール』では、プリント配布や回収をはじめ、さまざまなシーンでプレゼンテーションに使い、時には録画した発表を生徒間通信で共有し振り返りに活用するなど、多様に活用されている。

「授業以外でのiPad利用については、現時点ではほぼ生徒の主体性に委ねています。まずやってみないことには、何も分かりません。これは違うと思ったときは、その都度、声掛けしようという方針で1年間運用し、本年度の運用状況を見て規定を定めていきたいと考えています」(杉山氏)

生徒の主体性を重視するこうした姿勢が、学園生活におけるiPad活用の定着に貢献しているといえそうだ。特に、高大接続改革の一環として注目される「eポートフォリオ」については、一般に入力頻度が低下する夏休み期間も含めて活発な入力が行われている。現在、生徒への『G Suite』のアカウント配布を計画している同校は、保護者との連絡も含め、今回整備されたICT基盤のさらなる活用を考えている。

大塚商会担当者からのコメント

「どのような短納期案件にも積極的にお応えします」

短期間で1学年分のiPadを調達・配布し、同時多接続に対応したWi-Fi環境を構築するという横浜隼人中学・高等学校様の案件は、当社在庫の活用と、オフィスのWi-Fi環境構築で培われたノウハウで対応しました。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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