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総合教育ICTソリューションの活用で、アクティブ・ラーニングを促す学習環境を整備し、教員の業務効率も大幅にアップ

学校法人 阪南大学 阪南大学高等学校 導入事例

2017年10月取材

学校101~1,000名学校・自治体情報共有・会議システム製品の導入・活用支援社員育成・人材開発営業・業務プロセス効率化ネットワーク環境の構築・改善

学校法人 阪南大学 阪南大学高等学校は、新学習指導要領が狙いとする生徒の思考力向上などを視野に入れ、ICT環境を整備・拡充する必要性を感じていた。そこで教員・生徒用のノートPCがOS更新を迎えたことを機にタブレットPCに入れ替え、無線LAN環境を全教室エリアに拡張。プロジェクターも全45教室で最新機種にリプレースした。さらに簡単なリモコン操作だけでデジタルコンテンツを随時配信できる総合教育ICTソリューション『みらいスクールステーション』を導入することにより授業の内容を充実させ、校内行事での利用へと活用の幅を広げることにも成功した。

学校法人 阪南大学 阪南大学高等学校

導入先の概要

業種
教育
事業内容
高等学校の運営
職員数
約151名(非常勤含む、2017年4月現在)
ホームページ
http://www.hdk.ed.jp/

お客様の声をご紹介

教務主任 数学担当教諭 山際 慎二氏

「多くの教員が『みらいスクールステーション』によって授業の効率と質を高めました。現在本校では『書画カメラ』などの導入を検討していますが、学習環境を向上させるICT機器はこれからも積極的に採り入れていきたいですね」

理科担当教諭 放送部顧問 藤田 大輔氏

「全校対象の説明事項を一斉配信できるなど、『みらいスクールステーション』は情報伝達手段として非常に有効です。今後はオリジナルのデジタル教材作成にも力を入れ、活用レベルを高めていくつもりです」

総務課 係長 和田 武大氏

「大塚商会さんは機器の導入やネットワーク環境の整備における無理難題もクリアし、納期までに達成してくれました。引き続きアフターフォローとICT関連情報の提供をお願いしたいです」

大塚商会担当者からのコメント

「ICTを活用したさらなる教育環境向上に向けご支援させていただきます」

学校法人阪南大学 阪南大学高等学校様の、「生徒のために有効なICT環境を整えたい」というご要望により整った今回のICT環境は運営がスタートしたばかりです。学習の質をさらに高めていただくため、今後も多様な提案を継続させていただきます。

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導入事例詳細

大学進学にもクラブ活動にも力を注ぐ文武両道の伝統校

「誠実・努力・思考」を校訓に親身な指導を展開。難関大学への進学者が増える一方で、クラブ活動も活発

大阪府松原市の学校法人 阪南大学阪南大学高等学校は、「心身ともに健全にして理想高く、広く世人から信頼される人格を形成する」を理念とする全日制の普通科高校だ。1939年創立という長い歴史を誇り、府内南部から通学する生徒を中心に約1,800名が学んでいる。同校は併設校である私立阪南大学への特別推薦入試制度があるが、他の国立・私立難関大学への進学を希望する生徒のための「文理特進コース」も設けている。
「『文理特進コース』は2年次以降文系・理系に分かれ、それぞれ国公立大と私立大の志望者別カリキュラムを用意するなど、きめ細かな指導をしています」と語るのは、数学担当教諭で教務主任の山際 慎二氏。近年は国公立大学に現役合格する生徒が増加傾向にあるという。
同校は学習とクラブ活動を両立させながら多様な進路を模索する生徒のための「総合進学コース」も設置。特に体育系のクラブ活動が活発で、「強化指定クラブ」の硬式野球部、サッカー部、男子バスケットボール部をはじめとして、多くの部が全国大会出場を目標に練習に励んでいる。

「もともと男子校として出発しましたが、男女共学制になってからは文化系のクラブ活動も盛んになりました。軽音楽部は全国大会の常連校となっています」と話すのは、理科担当教諭で放送部顧問の藤田 大輔氏。
また、同コースでは大学での学びを事前に体験できるよう、3年次の「総合的な学習」で阪南大学の教員による講義を開催し、生徒の学習・進学意欲を触発する取り組みを行っている。
「生徒を見ていると、どうも、すぐに正解を知りたがる傾向を感じます」と両氏。学習の本質には、答えを知ることだけではなく、答えを導き出すために試行錯誤するプロセスも含まれる。生徒たちが自ら課題に向き合い、考える授業を提供することが、あらゆる教科の課題でもあるという。

生徒の思考力を高めるためICT機器の活用を模索

コンピューター教室ではオープンソースのeラーニングプラットフォームを授業に活用。生徒が自宅からアクセスして学習することもできる環境が整備されている

新学習指導要領による高校新課程では、知識だけではなく思考力や表現力も養うことが重視されるようになり、それに応じて大学入試の内容も見直されつつある。これに対応するためにも、ICT環境を整備する必要性を感じていた同校は、教員に支給されているノートPCのOSの更新時期を間近に控えた2016年、各教科の教員で構成されるICT委員会を組織し、プロジェクターなどの機器の更新・増台を検討するようになった。
「ICT委員会では、それまで特別教室にしか設置されていなかったプロジェクターを、全ての教室に導入する案が提案されました。これまではワゴンにプロジェクターを載せて教員が教室に運び込み、セッティングしていました。教室によっては画面を歪みなく投影できず、その調整も手間となって活用を停滞させていました」(山際氏)

プロジェクター以外にも、教育効果の高い機器をリサーチしていたICT委員会は、2016年5月、東京で開催されたICTソリューションの展示会を視察。そこで多くの教員が注目したのが、プロジェクターをメディアボックスとつなぐことで、デジタル教材を用いた授業を行えるようにする総合教育ICTソリューション『みらいスクールステーション』だった。
「国語や英語など教科書の文章を板書することが多い教員からは、テキストを瞬時に投影できることで板書の時間を省き、すぐに内容の講義に入れる環境がイメージできたようです。また、体育の教員からは実技の様子を撮影して生徒に見せ、自分の動きを客観的に確認させられるような使い方も提案されました。教員がこうした具体的な活用のイメージを持てたことが、多くの教員から支持された理由です。また、工夫次第でさらに多様な使い方ができそうなことも、『みらいスクールステーション』の大きな魅力でした」と山際氏。
藤田氏は、リモコン一つで操作できる『みらいスクールステーション』は、ICT機器に不慣れな教員でも容易に活用できると期待したという。
こうしてICT委員会は、『みらいスクールステーション』を軸に、教員が手軽に携行できるタブレットPCや、電子黒板機能を備えるプロジェクターを組み合わせ、授業で活用することを提案。それを受けた同校の総務課は、導入に向けてベンダーの選定を行った。
「数社を検討しているなかで、府内で先進的なICT教育を推進している他校に大塚商会さんが『みらいスクールステーション』を納入していると知りました。金額面などの条件もクリアできたことから総合的に判断した結果、大塚商会さんにお願いすることにしました」と話すのは、総務課 係長の和田 武大氏。
大塚商会との取引はこれが初めてだったが、学校へのシステム導入実績が豊富で、アフターケアの充実ぶりに大きな信頼感を持てたことも、選定の決め手になったと振り返る。

ICTソリューションの導入で授業の効率と質が向上

オンプレミスのサーバーもセキュリティ性能の高い最新の機器を導入して再構築された

『みらいスクールステーション』の導入に先立ち、2017年4月、同校はまず既存の教員用・生徒用のPCの大半をタブレット型にリプレース。授業中に随時必要なコンテンツを配信できるよう、ネットワーク環境も再構築された。
「無線LAN環境を全教室に拡張し、運用負担を軽減するためにそれまでの個別管理型からコントローラー型に変更しました。サーバーも全面的に入れ替えるという大規模な改修となりましたが、アフターフォローを含む万全なサポートによって作業はスムーズに行われました」と和田氏。
続いて同年9月、『みらいスクールステーション』と電子黒板機能搭載プロジェクター、付随する各機器が納入された。運用開始に先立ち、ICT委員会は非常勤以外の職員を対象に操作法をレクチャーする勉強会を実施。『みらいスクールステーション』は多彩な機能を備えているが、まずは多くの教員が教科書を投影したり、画面に電子ペンで書き込んだりといった基本的な使い方の習熟を目標にしたという。
「導入後はプロジェクターを運ぶ必要がなくなり、また、教科書を写して必要な箇所に電子ペンで線を引けるようになっただけでも授業効率が大幅にアップしました。『一度利用すると、もう板書には戻れない』と話す教員も現れています」と山際氏。

同校の非常勤教員にはPCが配布されていないが、教材用のコンテンツを作成してサーバーにアップしておけば、教室にPCを携行することなくデジタルデータを活用できる。こうした使い勝手の良さも、『みらいスクールステーション』の大きな特長だ。
活用は授業以外の場でも進みつつある。その一例が、試験期間の特別な時間割や英検の受験票の書き方見本などの共通情報を各教室のプロジェクターに表示することだ。以前は紙に書いて貼り出したり板書したりしていたが、その手間が省けたことは教員の業務効率化に大きく貢献している。同校が毎年9月に開催する体育祭の「体育の部」は、2017年度より大阪市の京セラドーム大阪が会場となったが、そのアクセスや注意事項については、パワーポイントで作成したデータを各教室に配信し、生徒会の生徒が既存の放送設備を併用して説明を行った。このように『みらいスクールステーション』は、情報を管理端末から全校に一斉配信することも可能なのだ。

マグネット式ロールスクリーンは、ばね巻き上げの手動型。授業で用いるデジタル教材コンテンツをサーバーに蓄積し、リモコン操作で簡単にプロジェクターに投影できる

インターフェイスボックスは、入力切り替えからプロジェクターの電源ON / OFF、音量の調整もワンタッチで便利

生徒の学びの質を高めるためさらなるICT活用を推進する

『みらいスクールステーション』には、特別な設備を用いずに、校内LANに接続すれば放送ができる「校内ライブ放送」機能も備わっている。
「学園祭である『文化の部』では、ホールに収容し切れなかった来場者へ向けて、イベントの模様を別の教室にライブ配信するという試みが行われました。導入直後の学園祭で早くもそうした使い方ができたのも、『みらいスクールステーション』の操作性の容易さを物語っています」と山際氏。
体育館に全校生徒を一堂に収容できないことから、同校の全校朝礼は校庭で行われるが、雨天時は校内放送による音声のみの朝礼となる。しかし今後は学校長のスピーチをライブ配信するなども可能になる。ビデオカメラと配信用PCを撮影場所に運ぶだけで手軽に全校放送が行える「校内ライブ放送」機能は、あらゆる学校行事に対応するだけでなく、緊急連絡を行う際などにも有効利用できそうだ。
今後同校では、教員が意見を出し合い、『みらいスクールステーション』のさらなる活用法を模索する方針だ。
「さまざまな作業の省力化に資するICT機器は積極的に採り入れていくべきだと思いますが、私たちが認識しなければならないのは、最終的な目標は業務効率化や時間短縮ではないということです。『みらいスクールステーション』は授業を効率化してくれますが、結果として分かりやすい授業が展開されたり、生徒のアクティブ・ラーニングが促進されたりしなければ意味がありません」と両氏は語り、「ICTの整備は教員にとって利便性が向上されるだけでなく、最終的に生徒に還元されなければならない」と強調する。
この言葉を受け、和田氏は「機器を運営管理する総務課としても、教育内容の充実に向けてこれからも有用なICTの導入について教員と話し合っていきたいと思います。他校には全教員・生徒にタブレットPCを配布している事例もありますが、全国規模で多くの導入実績を持つ大塚商会さんには、その運用法や教育効果などについて詳しい情報提供をしていただきたいです」と言う。
約1,800名の生徒たちに、より充実した学びを提供したいという熱い思いを抱く阪南大学高等学校のICTは、時代の変化を捉え、また教育の本質を捉えつつ、その役割を果たしてくことになる。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • 総合教育ICTソリューション「みらいスクールステーション」
  • エプソン製「電子黒板機能搭載プロジェクター」
  • 同上用インターフェイスボックス
  • マグネット式ロールスクリーン
  • HP製サーバー/タブレットPC
  • ネットワーク一式(有線/無線)

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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