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電力の見える化を機器レベルで実現。通信規格IEEE1888が可能にするスマートコンセントを活用した次世代BEMS

国立大学法人 東京大学 導入事例

2013年4月取材

国立大学法人 東京大学にて発足した“東大グリーンICTプロジェクト”。現在、スマートコンセント『プラグワイズ』の活用により機器レベルで電力見える化を実現する、次世代BEMSの研究開発と実証実験に取り組んでいる。

業種 学校 従業員数 1~100名
キーワード [見える化][省電力][ZigBee][研究][電気機器]

導入前の課題

  • 機器レベルでの電力利用状況の把握

解決策

○ IEEEに対応したスマートコンセントの導入

システム導入:

導入による効果

  • 機器レベルでの電力利用の見える化が手軽に可能に
  • よりきめ細かなエネルギー管理や分析が可能に
  • IEEE1888との連携により、機器ごとの電力計測による新たな可能性を開拓

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国立大学法人 東京大学
東京大学 大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻 江崎研究室 概要
業種
研究機関
事業内容
新世代インターネットに関連した基礎技術および応用技術の研究、開発運用
室員数
31名(研究員・学生含む、2013年4月現在)
ホームページ
http://www.hongo.wide.ad.jp/

東大グリーンICTプロジェクトは、ITによる省電力化とIT環境自体の省電力化に産学協同で取り組んでいる

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背景
新通信規格IEEE1888により、BEMSのマルチベンダー化を実現

2010年に国立大学法人 東京大学に発足した“東大グリーンICTプロジェクト”は、ITによる省エネとIT環境そのものの省エネというテーマに取り組んでいる。同プロジェクト代表の東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授の江崎 浩氏を中心としたグループは、通信規格“IEEE1888”を開発。この通信規格により、BEMSのオープン化、マルチベンダー化が実現。東京大学全学規模での使用電力量削減を成功させるなど、大きな成果を上げている。

東大グリーンICTプロジェクトのホームページhttp://www.gutp.jp/

経緯
機器レベルでの見える化に向け、スマートコンセントを活用

江崎氏の研究室では現在、スマートコンセントを活用した実証実験に取り組んでいる。
スマートコンセントとは、コンセントと機器の間に接続するだけで電力使用量を可視化できる装置。この装置を利用することで、建物や系統単位だけでなく、個別の機器ごとの電力使用状況を把握できるようになる。江崎研究室は、大塚商会を通してスマートコンセント『プラグワイズ』を導入し、研究室内の各所に取り付けた。基本的な機能が一通りそろうと共に、導入が容易であるという特長を備えている『プラグワイズ』は、実証実験に最適なプラットホームだった。

研究室内のさまざまな箇所に取り付けた『プラグワイズ』で、実証実験を重ねている

ポイント
多様な情報との照合で見えた『プラグワイズ』の可能性

実証実験では、『プラグワイズ』が収集した情報は、ゲートウェイを経由してIEEE1888に基づくシステムへと送られる。
機器それぞれの電力利用のパターンを分析でき、IEEE1888のシステムに蓄積されたほかのデータ(例えば室内温度や人感センサなど)と照合・連携が可能になる。さらに分析を進める中で、スマートコンセントが収集する情報は、単純な数値測定以上の意味を持つ可能性があることが分かった。電気機器で業務を行う人間の行動が把握できることはその一例だ。

計測機から無線で送られてきたデータはゲートウェイを通じてIEEE1888のシステムに集積される

導入効果と今後の展開
200台以上の『プラグワイズ』を導入。さらに踏み込んだ実証実験を進める

2013年度に稼働予定の新研究棟では、200台以上の『プラグワイズ』を新たに導入。すべてのコンセントに『プラグワイズ』を設置することで、電力の供給と個別の電気製品の電力利用が完全に対応する形で把握可能になるため、大きな期待が寄せられている。
同研究室では、埋め込み式の『プラグワイズ』である“ステルス”に壁のコンセントにも設置可能な新型が開発されたことにも着目している。
より容易に導入できる、より高性能なBEMSの実現に向け、同プロジェクトの挑戦は続いていく。

IEEE1888システムのビューアで『プラグワイズ』の計測データを閲覧できる

お客様の声をご紹介

大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻 江崎研究室 池上 洋行氏

「事務処理の手順など、大学には一般企業とは異なる点が少なくありません。大塚商会さんは大学の事情をしっかりと理解したうえで、柔軟に対応してくださるのでとても助かっています」

大塚商会担当者からのコメント

「あらゆる角度からサポートします!」

大学院 情報理工学系研究科 創造情報学専攻 江崎研究室様は、IEEE1888と『プラグワイズ』を連携させることで、一歩進んだ“電力の見える化”を行っています。『プラグワイズ』がさらに広く研究に活かせるよう、あらゆる角度からサポートしていきます。

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この導入事例で使われた製品・システム

2013年4月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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