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販売管理システムの刷新により、手書きの指定伝票を無くし、受発注情報やEDIデータを一元管理。大幅な業務効率の向上を実現

マルキューフーズ株式会社 導入事例

2017年11月取材

サービス業1~100名ERP・基幹業務・業務管理ITインフラの保守・管理営業・業務プロセス効率化

マルキューフーズ株式会社は、老朽化し不具合の出ていた販売管理システムを基幹業務システム『SMILE BS 2nd Edition 販売』に刷新することで、大幅な業務効率の向上を実現した。またEDIによる受注情報も『SMILE BS 2nd Edition 販売』による一元管理が可能となった。さらに、これまで手書きで対応していた指定伝票は『SMILE BS 2nd Edition Custom AP Builder(CAB)』を活用して新たに入力フォーマットを作成し『SMILE BS 2nd Edition 販売』と連動することで、受発注業務や経理業務の効率化を可能にした。

マルキューフーズ株式会社

導入先の概要

業種
食品卸業
事業内容
食品の調達・加工・卸
従業員数
14名(2017年11月現在)
ホームページ
http://iwajiro.com/

お客様の声をご紹介

代表取締役社長 小澤 正一氏

「先代の商品への情熱はものすごいものがありました。私もそのこだわりを受け継いで、商品作りを続けていきます」

顧問 小嶋 俊一氏

「何か困ったことがあっても大塚商会さんから適切なアドバイスや提案をいただけますので、とても助かっています」

大塚商会担当者からのコメント

「ご期待に応えられるパートナーとして、多角的なご提案を続けてまいります」

マルキューフーズ株式会社様には、ご満足いただけるソリューションをご提供することができました。これからもご期待に応えられるパートナーとして、ITに関する多角的なご提案をさせていただきます。

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導入事例詳細

漬物の製造卸から時代のニーズに応じた食品総合卸に業務を拡張

コンビニ各社に弁当、おにぎりなどを納入する米飯ベンダーに、数多くの具材を提供する

マルキューフーズ株式会社(以下、マルキューフーズ)は、漬物の製造卸からスタートし、現在では漬物はもちろん、食品素材や総菜品、冷凍食品までを扱う食品総合卸としてビジネスを展開している。
代表取締役社長 小澤 正一氏は、同社の沿革について次のように話す。
「当社は昭和8年に私の父親が創業しました。当初は八百屋、魚屋、乾物屋などの個人商店が軒先に置いて販売する漬物を製造し卸していました。その後時代が移り、消費者の食品購買の場も個人商店からスーパーマーケットに移っていくに従い、漬物の卸先もそちらに移っていきました」
創業当時は奈良漬けからはじめ、以降漬物全般を製造して個人商店やスーパーに卸すようになった同社だが、時代と共に移り変わる消費者の食生活や嗜好に応じるため、漬物以外にも食品素材や総菜品など、取り扱う商品の幅を徐々に広げていった。さらに同社は、製造を委託工場に移管させることで、食品の調達・加工・卸を専門とするビジネスモデルを確立していった。
そのきっかけとなったのは、コンビニエンスストアの登場だ。特に弁当やおにぎりといった米飯の販売においてコンビニエンスストアは圧倒的シェアを占め、各社は米飯を主力商品として魅力ある商品作りにしのぎを削っている。そのため、コンビニエンスストア各社に米飯を納入するベンダー間の競争も激しさを増している。マルキューフーズは、そうした米飯ベンダーを主力顧客として漬物をはじめ、弁当の具材や、おにぎりの具などを提供する食品総合卸としてビジネスを展開している。

「当社は、ベンダーの開発担当の方と相談しながらニーズに沿った商品を提案していきます。例えば、次の春の弁当にふさわしい食材はどんなものか、あるいは彩りはこちらの方がいいのではないかといった提案です。また最近では産地を決め、その産地の名産で弁当やおにぎりを作りたいという要望もありますので、そうしたニーズにもきめ細かく対応していきます。そして食材が決まれば、当社が調達・加工してベンダーに納めるというのが、現在の主な業務です」(小澤氏)
弁当やおにぎりの具材は非常に多くの食材が対象となるため、提案に際してはあらゆる食材に関する商品知識が重要となる。また産地も全国に存在しており、例えば漬物だけでも全国に数多くの商品があるが、創業80年を超えるマルキューフーズが創り上げた全国ネットワークが、そうした商品の調達を可能にする。
さらに、調達した食材の加工に関してもマルキューフーズが長年培ったノウハウが生かされている。
「同じ素材でも、用途に応じた切り方や調理法があります。また今は、添加物などに関するさまざまな規定があるため、委託工場でそれらに応じた加工を行っています。調達力と加工能力、つまり食材を「オーダーメイド化」できることが当社の強みであると自負しています」(小澤氏)
こうした米飯ベンダーのニーズへの対応や消費者の食に対する多様化などから、マルキューフーズが取り扱う商品数は年々増え続け、現在では約2,000種類に及んでいる。

社内で構築したシステムに不具合が生じ、復旧作業に苦心

こうした多品種の商品を取り扱うマルキューフーズでは、以前より各種ITシステムを活用しているが、販売管理についてはパッケージソフトウェアを社内でカスタマイズして構築したシステムを使用してきた。しかし、システム構築から10年ほどが経過しており、幾つかの不具合が生じていた。
同社でシステムを担当する顧問の小嶋 俊一氏は、販売管理システムの課題を次のように説明する。
「私は、以前は社内に籍を置かずに社外スタッフとして会計処理を担当していましたが、今は社内の顧問としてシステム周りを担当しています。それまでの販売管理システムは、社内のエンジニアが構築したものです。ハードウェアを組み立て、ソフトウェアは基本のパッケージソフトウェアを購入し、それを社内の業務に合わせてカスタマイズして使っていました。しかし、そのエンジニアが退職してしまい、システムの詳細について分かる担当者がいなくなってしまいました」
そうした中、取引先システムの刷新に伴う新たなデータ連携に対応できないという課題が発生した。小嶋氏は、すぐにパッケージソフトを購入したベンダーに連絡を取ったが、そのソフトウェアは既に販売が終了しており、サポートも終了していた。さらにはサーバーにも障害が発生し、システムの稼働自体がストップしてしまう事態へと陥った。

豊富な実績とサポート力を評価してSMILEシリーズを採用

事態の早期収拾のため、小嶋氏は以前より取引のあった大塚商会に相談した。そこで大塚商会は、まずはサーバーの再稼働を目指し、ハードウェアメーカーや販売代理店から情報を得て、データベースソフトの入れ替えや販売管理ソフトウェアの再インストールなどを行い、何とか再稼働までこぎつけた。
「再びシステムが立ち上がったときは、本当にうれしかったですね。大塚商会さんが奔走して対応してくれました。今でも感謝しています」(小嶋氏)
システムの再稼働によって急場をしのいだマルキューフーズだが、システムの老朽化と取引先とのデータ連携、さらに指定伝票への対応など、課題もあったことから、新たなシステムへの入れ換えについての検討を開始。数社のベンダーへ提案を求めた。
大塚商会は、売上・売掛から仕入・買掛、在庫までトータルに管理する基幹業務システム『SMILE BS 2nd Edition 販売』と、カスタマイズツール『SMILE BS 2nd Edition Custom AP Builder』を提案した。
小嶋氏が中心となり各社からの提案を検討した結果、大塚商会の提案を採用することに決まった。
「まず評価したのはSMILEシリーズの実績です。30年以上にわたって多くの企業で導入実績があり、その蓄積された経験とノウハウで、安定性や使い勝手には問題がないと判断しました。またパッケージソフトでありながら、柔軟なカスタマイズが可能という点も高く評価しました。しかし一番の決め手はサポート力です。前回のシステム障害における献身的な支援には感心しました。しっかりとしたサポートがあれば、安心感が違いますから」(小嶋氏)
こうしてマルキューフーズに新たなシステムが導入され、旧システムからのデータ移行や取引先とのデータ連携、指定伝票への対応などが開始された。
「旧システムからデータを移行して、各種コードを新たに登録しなければなりませんが、何せ膨大な商品数ですので、かなりの労力が必要になると思っていました。しかし、大塚商会さんのサポートがあったので、思ったほど時間もかからず完了できました。また取引先のデータともスムーズに連携できました。指定伝票への対応は『SMILE BS 2nd Edition Custom AP Builder(CAB)』を活用して行いました。記入枠が細かいものもあり、少し手間が掛かりましたが、無事に出力できるようになりました」(小嶋氏)

受発注業務やそれにひも付く経理業務を一元管理し、業務効率向上とミス軽減を実現

販売管理システムが刷新され、業務効率が大幅に向上している

新システムの導入は、マルキューフーズにさまざまな効果をもたらした。
「近年EDIによる受注が増えていますが、以前はEDIを受けて、一度Excelファイルに入力して、さらに同じ情報を販売管理システムに打ち込むという作業が必要でした。今は『SMILE BS 2nd Edition 販売』にそのままEDIデータを取り込めますので、管理が非常に楽になりました」(小嶋氏)
また、指定伝票が『SMILE BS 2nd Edition 販売』で出力できるようになり、受発注の業務工数も大幅に削減された。これまで指定伝票への記入は全て手書きで行っていたので、受発注の突き合わせ業務や経理処理が大きな負担となっていた。
「当社は、製造を外部工場に委託していますので、注文を受けると食材の製造を工場に発注します。弁当の食材であれば種類が多くなるので、複数の工場へ発注することになりますが、受注が手書きの指定伝票の場合はシステム連携されないため、どの弁当の、どの食材を、どの工場に発注したかという対応表を逐一Excelシートで管理していました。また経理伝票もそのExcelシートを基に発行しますので、多くの手間が掛かり、時には転記ミスも発生します。しかし今は、指定伝票による受発注情報も『SMILE BS 2nd Edition 販売』で一元管理できますので、業務効率が向上し、間違いも大幅に減りました」(小嶋氏)

食材の需要予測と在庫管理のシステム化などさらなるIT化を視野にビジネスの発展を目指す

システムの刷新により同社ではさまざまなメリットが生まれているが、小嶋氏はさらなる改修も見据えている。
「コンビニエンスストアの弁当やおにぎりで使われる食材は、指定倉庫に常時一定量をストックしています。そしてコンビニエンスストアの需要に応じて食材が指定倉庫からベンダーに動いた段階で当社の売り上げとなるのですが、どのタイミングで、どのくらい倉庫に補充するかの判断がとても難しいのです。そのメニューの発売期間により、おおよその総量は分かっていますので、そこから予測をして補充していくのですが、予測通りに行かない場合もあります。また食品の場合は、賞味期限とそれに絡んだ出荷期限の問題もあります。今はまだExcelで在庫量と販売数を管理しているのですが、最終的には『SMILE BS 2nd Edition 販売』の数字と二重になっています。この辺もシステムで一元管理できるようにしていきたいと思っていますので、大塚商会さんにお手伝いいただいて、実現させたいと考えています」(小嶋氏)
最後に代表取締役社長小澤氏は今後のビジネス展望について語る。
「80年前の創業のときと現状とでは、食に対する消費者の選択肢が大きく変化しました。これからはもっと大きく変化していくでしょう。今後もそうした流れに対応して、どんな時代でも常により良い食材を提供できるよう努力していきます」
マルキューフーズは、今後も調達力、加工力に磨きを掛けて、食文化の発展に貢献し、さらなる成長を目指す。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • 基幹業務システム『SMILE BS 2nd Edition 販売』

    売上売掛から仕入買掛、在庫管理までの全般をカバー。マスターや伝票に独自項目を追加したり、各種実績の集計・オリジナル帳票の作成・データ分析など多角的に行えます。

  • 自由帳票設計ツール『SMILE BS 2nd Edition Custom AP Builder』

    システムの追加・カスタマイズから、お客様の業務に合わせた個別システムの構築にも対応できる拡張性・柔軟性の高い開発ツール。SMILE BSシリーズのデータをさまざまな角度から参照・分析することができます。

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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