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電子カルテシステムを仮想化環境で運用。コストダウンを追求しながらも地域医療の発展につなげる

社会福祉法人 恩賜財団 大阪府済生会 泉尾病院 導入事例

2014年4月取材

大阪市大正区唯一の公的病院として地域医療の中核を担う泉尾病院では、旧電子カルテシステムと専用端末を仮想化環境に実装し、10台使用していたサーバーは仮想化により1台に集約。リモートアクセス方式により、新旧電子カルテシステムの端末を共用化したことで、大幅なコスト削減と利便性の向上を実現している。

業種 サービス業 従業員数 101~1,000名
キーワード [仮想化][サーバー][VMware][P2V][医療]

導入前の課題

  • 旧電子カルテシステムの保存
  • サーバー運用コストの低減
  • 複数台の専用端末を使い分けていた不便さの解消

解決策

○システムとクライアント環境を、まるごと仮想化環境に構築する

システム導入:

導入による効果

  • サーバー設置スペース、消費電力の削減
  • 運用コストの削減
  • 物理サーバー・端末の削減と利便性の向上

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社会福祉法人 恩賜財団 大阪府済生会泉尾病院
社会福祉法人 恩賜財団 大阪府済生会 泉尾病院 概要
業種
医療サービス
事業内容
一般病棟332床(うち開放病床30床)、回復期リハ病棟60床、療養病棟60床の計452床を有する総合病院
職員数
550名(2013年12月現在)
ホームページ
http://www.izuo-saiseikai.gr.jp/

電子カルテシステムを仮想環境で運用することで、大幅なコスト削減に成功した大阪府済生会泉尾病院

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背景
質の高い医療を提供するため、コストダウンを追求

大阪府済生会 泉尾病院(以下、泉尾病院)は、70年近くに渡り地域の基幹病院として質の高い医療サービスを提供し続けている総合病院である。救急指定病院や臨床研修指定病院としての顔も持つ一方で、特別養護老人ホームや在宅介護サービス、身体障害者養護施設ならびに支援施設を併設した総合福祉グループ「泉尾医療福祉センター」の中核施設としても機能している。
同院では、電子カルテシステムをいち早く導入し、情報の共有化と透明化を図っていた。一方で早い時期に導入したが故のシステムの老朽化が問題となり、2012年に電子カルテシステムを刷新することにした。

経緯
法令に基づき5年間の保存義務。旧電子カルテシステムの運用に課題

新電子カルテシステムを導入し、運用を始めたが、さまざまな問題が生じていた。そこで、旧電子カルテシステムとWindows XPの専用端末環境を仮想化して、新しいサーバーに集約することを検討。この仮想化構築に関する入札公告を掲示した。
この入札の結果、最も評価の高かった大塚商会は、仮想環境に『VMware vSphere』、サーバーにHP ProLiantサーバー『DL360p Gen8』、バックアップ用にRAID機能搭載NAS『BUFFALO Tera Station』の各1台を採用。HP社による検証機の1カ月間無償レンタルに加え、仮想化ソフト『VMware vSphere』の評価版を利用することで、入札の条件であった導入前テストがスムーズに実施された。

旧電子カルテシステムの保存のため、サーバー室の50Uものラックを占有していた

ポイント
設置スペースを1/10以下に導入。コストを約1/5に圧縮

実際の移行作業は、P2V移行のために土・日を含めた1週間の間システムを停止させ、P2V作業に4日間、仮想マシンの各種調整に2日間を要した。移行作業終了後、大塚商会側で動作確認を実施し、その後1週間をかけて泉尾病院側での動作検証を行った。
こうして約1カ月間のテストが終了し、仮想マシンを本番機に移行したところで、移行作業が無事終了。スムーズな本番稼働に漕ぎ着けた。
移行作業以前10台あった旧電子カルテシステムのサーバーは、P2Vにより1台のサーバーの仮想環境に集約された。これにより約50Uものサーバー設置スペースと、約5,500Wの消費電力、約660kgの重量などが従来の1/10以下に削減されたことになる。

HP ProLiant DL360p Generation 8

導入効果と今後の展開
より良い地域医療のかたちをITでサポートしたい

電子カルテシステムの仮想化の成功を受け、泉尾病院では一般情報系システムの仮想化にも着手している。現在、電子カルテシステムのセグメントの中で運用しているグループウェアを、外出先のインターネット環境からも利用できるようにする計画だ。
現在、患者の医療情報を地域の開業医や他病院と共有し、適切な医療を提供する、医療機関同士が連携する時代を迎えている。
人の想いとIT技術が融合したとき、地域医療の未来は大いなる可能性に満ちている。開く地域のより良い未来を見据えている。

HP社のサーバーとVMwareの仮想化技術により、旧電子カルテシステムを1台のサーバーに集約した

お客様の声をご紹介

医事課 課長補佐 吉仲 努氏

「当院ではこれまで以上に地域に密着した質の高い医療をご提供できるよう、新しい部門を立ち上げました。その想いをITの力でかたちにできるよう、システム担当者として尽力していきます」

大塚商会担当者からのコメント

「お客様にもご協力いただき感謝しています」

今回の仮想化環境の構築は、お客様にもご協力いただいたおかげで、短期間で構築することができました。これからもより良い提案をいたします。

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この導入事例で使われた製品・システム

2014年4月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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