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高機能プロジェクターや学習アプリの活用で授業の効率化を図り、アクティブラーニングにも対応するICT教育を推進

「黒板の画面サイズに合わせて自在に映せるプロジェクターと直接黒板に投影してもきれいに見える黒板で、どんな授業スタイルにも対応できる環境が整いました」

学校法人 星美学園 星美学園中学校高等学校 導入事例

2018年9月取材

学校1~100名学校・自治体モバイル・タブレット活用社員育成・人材開発営業・業務プロセス効率化

学校法人 星美学園 星美学園中学校高等学校は、アクティブラーニング導入の基盤を整えるための第一歩として、中高の全教室にSakawa製ウルトラワイド超短焦点プロジェクター『ワイード』と映像を直接投影できる『サンヤクブルーグレー黒板』を設置。2018年度より、中1・高1から順次タブレット端末を導入し、学習支援アプリを用いた授業を開始した。2020年には全校生徒がタブレット端末を持つようになる。板書時間の大幅削減は授業の質の向上に、学習支援アプリの多様なコンテンツは学習効率の向上へと結び付いており、同校は今後も教育のICT化を強力に推進する方針だ。

学校法人 星美学園 星美学園中学校高等学校

導入先の概要

業種
教育
事業内容
学校運営
職員数
64名(非常勤含む、2018年9月現在)
ホームページ
http://www.jsh.seibi.ac.jp/

導入の狙い

  • 教育のICT化を推進して授業の効率と質を高めたい
  • アクティブラーニングを実践できる環境を整えたい

解決策

機能性の高いプロジェクターとブルーグレー黒板、タブレット端末向けの統合型学習支援アプリケーションの導入をご提案

導入したメリット

  • 必要に応じて随時プロジェクターを活用できる環境が全教室に整った
  • 多様なコンテンツを収録した学習支援アプリの活用で生徒の学習効率が高まった
  • テキストの内容を投影可能になり、教員の板書に要する時間が短縮された
  • 校長 脇村 ユキヱ氏

    「ICT教育の実現に向けて必要な機器や周辺設備を整備することができました。真の課題は、その設備を活用して今後どれだけ充実した授業を展開できるかです」

  • 国語科教諭 システム管理 島崎 冬彦氏

    「大塚商会さんはアフターフォローも手厚く、導入した機器を安心して使うことができます。これからも本校のニーズにマッチする教育支援ツールの紹介や情報提供に期待しています」

導入製品情報

製品カテゴリー製品名・型番
Sakawa製ウルトラワイド超短焦点プロジェクターワイード
統合型学習アプリケーションBrain+(ブレーン プラス)
Sakawa製映写対応黒板サンヤクブルーグレー黒板

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導入事例詳細

生徒一人ひとりに寄り添う教育を実践

都内にありながら豊かな緑に恵まれ、敷地内には心を磨く場としての聖堂がある

東京都北区の学校法人 星美学園 星美学園中学校高等学校は、イタリアに本部を置くカトリック女子修道会サレジアン・シスターズが設立(中学校は1947年、高等学校は1948年)した中高一貫のミッションスクールだ。サレジアン・シスターズの設立者の一人、聖ヨハネ・ボスコが「理性・宗教・慈愛」の精神にのっとって打ち出した独自の「予防教育法」を理念に、「聡明で心豊かな女性」の育成を目指している。
「イタリア語を直訳したものなので日本語の“予防”とはニュアンスが異なりますが、『予防教育法』とは生徒が生きるうえで困難な課題に直面したときにより良い道を選べるよう、あらかじめ正しいことや美しいことを提示するという理解です。そのために教職員は生徒一人ひとりに寄り添い、軌道修正が必要なときには手助けをする。教職員自身も、さまざまな課題を通じて生徒と共に成長していくことを意識しています」と同校の特色を語るのは、校長の脇村 ユキヱ氏。

現代、生徒を取り巻く情報社会においては、あふれる情報を客観的に捉え、取捨選択する力が子どもたちにも必要とされる。SNSの普及によって表面的なやりとりが増えており、対面コミュニケーションを促進することは特に重要と脇村氏は指摘。中学・高校とも1学年最大3クラスの少人数制教育を行う同校では、各教職員が個々の生徒と深く関わりながら信頼関係を築くことで、そうした課題に向き合っている。

校内のICT環境を段階的に構築

1990年代から徐々に情報教育環境を整備してきた同校が、本格的なICT化に向けて動き出したのは2015年。大学入試改革に伴うアクティブラーニング導入の動きを受けて、校内にICT委員会が組織された。そこで第一段階の目標は、全校生徒にタブレット端末を導入して授業で活用することと位置付けた。

「まず、一部の特別教室に天井吊り型のプロジェクターとスクリーンを設置することから始めました。それらを利用し、教員がiPadで授業向けアプリを試してみた結果、高い教育効果が見込めたため、2018年度より中学1年生と高校1年生全員へのiPad導入を開始しました。年次ごとに導入を進め、2020年度には中高全生徒がiPadを持つことになります」と話すのは、国語科教諭で、ICT委員会委員としてシステム管理も担う島崎 冬彦氏。iPadを活用した授業を行うには、全教室にプロジェクターが必要になる。そこで同校は、2017年夏に中学9教室、次いで2018年4月に高校9教室にプロジェクターを設置した。

機能的でトータルコストを抑えたプロジェクターを選定

プロジェクターの選定に際しては、「大きな黒板全体または必要な位置に、自由に画像を投影できる」製品を条件とした。数社のベンダーからの提案を検討し、採用したのは大塚商会の推奨するSakawa製ウルトラワイド超短焦点プロジェクター『ワイード』だった。多くのプロジェクターは映写位置を変更するために、スライドレールを設置してレール上でプロジェクターを移動させる。『ワイード』はデジタルスライド機能があるためレールの設置が不要で、リモコン一つで投影位置を変更できる優れものだった。
「本校では全教室の黒板上部にマリア像や祈りの言葉が掲げられているのですが、レールを設置すると機器がそれらを邪魔してしまうことが気になる問題でした。その点、『ワイード』はレールを使わずに投影位置を変更できるので、希望どおりの環境が整いました。また本校の黒板は左右が湾曲しているのですが、曲面を補正する機能があり、どの角度からも投影可能な点も魅力でした」(島崎氏)

プロジェクター自体は高性能のため他機種より高価だったが、レールの施工費を差し引いたトータルコストがほかの製品より低く抑えられたことも『ワイード』導入の決め手の一つになった。

全18教室にウルトラワイド超短焦点プロジェクター『ワイード』と、画像を直接投影する『サンヤクブルーグレー黒板』が設置された

最大140インチの超ワイド画面で曲面補正機能も持つ

テキストを黒板全面に投影でき、画像を投影したままチョークで書き込みも可能

板書の時間が大幅に短縮され、授業の質が向上

『ワイード』は操作が容易なので、ICT委員会は特別な研修会などを行う必要はなかった。ITの導入に当たっては苦手意識を持つ教員もいるが、同校では簡単で便利な製品を用いて効果的な授業の実施にチャレンジしようという風潮が学校全体として高まったという。その結果、どの教員も短期間で操作に習熟し、テキストを投影することで板書に要していた時間が大幅に短縮された。
「以前は、数分の動画を見るだけでも特別教室へ移動しなければなりませんでした。今では教室にいながらいつでもプロジェクターを使って授業を行えるので、授業の組み立て方も変わりました」(島崎氏)
これにより生まれた時間は、生徒と教員の双方向型の授業スタイルに向けて変化しつつある。

学習支援アプリの活用で双方向型の授業スタイルを強化

統合型学習アプリケーション『Brain+』の辞書画面を大きく投影して、授業に活用することもできる。取材当日の授業では旺文社古語辞典を使用

同校は、映像が映りやすいよう表面に特殊加工が施されている映写対応で丈夫なホーロー製の『サンヤクブルーグレー黒板』と、iPadで利用できる統合型学習アプリケーション『Brain+』も導入した。

「ブルーグレー黒板は既設の黒板枠はそのままに、枠内の面材だけを貼り替えるので、設置時間も費用も抑えられました。スクリーン不要で直接ブルーグレー黒板に投影でき、画像の上から板書できるため、チョークを使い慣れた教員からも好評です。窓の外からの光にも反射しにくく、きれいに見えます。『Brain+』には授業や自己学習に役立つ多数のコンテンツが収録されており、英文の読み上げ機能も生徒の高い学習効果に結び付いています。また、多数の辞書が搭載されているので、iPadを持っている生徒は電子辞書を携行する必要がなくなりました」
島崎氏はそう語り、教員・生徒の利便性が高まると同時に、今後アクティブラーニングに本格的に取り組むための基盤が整備なされたことに満足しているという。

授業以外での活用も増えつつある。今年行われた体育祭の練習では、パネルを使った団体応援の練習の様子をiPadで撮影し、その動画をプロジェクター経由でライブ投影。生徒たち自身でセルフチェックしながら修正していった。また、同校では新入生歓迎会や学園祭で流す動画を生徒会が中心になって製作しているが、その撮影はiPadを使って生徒たちが行った。全校生徒がiPadを持つようになれば、クラブ活動でも個人のiPadを使って動画撮影し、フォームを直したりタイミングのチェックに活用したりするなど積極的な利用が促され、技術向上にも役立てられそうだ。

教育ICT化のモデルケースを目指したい

iPadにインストールされた『Brain+』の多彩なコンテンツ。学校ロゴ入りオリジナルケース(カラーは2種類)生徒にも好評。

同校は今後、普通教室だけではなく理科室、美術室、音楽室、被服室などのまだプロジェクターが設置されていない特別教室にも設置を進め、あらゆる授業で活用する方針だ。
「2020年に中学・高校全生徒へiPadの導入が完了するのを見据え、『Brain+』を使って自宅で効果的な自主学習ができる仕組みなども検討しています。学習意欲向上に効果を発揮するさまざまなコンテンツは家庭での自主学習を促しますし、オリジナル教材の取り込みも可能です。iPadを一人一台持つ環境が整えば、課題の送受信ができるプラットフォームとしても活用できるようになりますので、双方向型の学習スタイルを加速できると確信しています。教職員の活用では、授業や校務に用いる資料のペーパーレス化や会議資料の電子化を推進していきたいです」と島崎氏は意欲的だ。

これらの取り組みを通じて「教育ICT化の先駆的なモデルケース」となるような取り組みを目指したいと脇村氏。そのためにはICT環境の活用レベルをさらに高める必要があり、「導入した機器の活用法に関するアドバイスや、教育効果の高い最新ツールに関する情報提供を引き続きお願いしたい」と両氏は大塚商会のサポートに期待を寄せている。

大塚商会担当者からのコメント

「理想的なICT環境の整備に向けてサポートします」

学校法人 星美学園 星美学園中学校高等学校様が目指す教育のICT化に向け、引き続き今後も有用な製品情報のご提供などを通じて継続的なサポートをさせていただきます。

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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