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北陸のハブ都市として進化する小松市が県内初となるCIM/BIMを導入し、職員による三次元モデル作成を推進

石川県小松市行政管理部技術監理課 導入事例

2014年8月取材

石川県小松市行政管理部技術監理課は、自治体職員によるCIM/BIM活用をトップダウンで推進。技術系職員のスキルアップと協力企業への理解普及を手探りで進めながら、地方の再生・活性化に向けて、一歩先を目指すその活動に注目が集まる。

業種 官公庁・自治体 従業員数 101~1,000名
キーワード [Autodesk Infrastructure Design Suite Premium][地方自治体][3次元CAD][CIM/BIM][Webトレーニング]

導入前の課題

  • 土木・建築分野での生産性および品質向上の推進を図りたい
  • 全国でも先駆的なCIM/BIM活用により市経済を活性化したい

解決策

○土木・建築分野に共通して使用できる3次元CADシステムの導入

システム導入:

導入による効果

  • 実案件における3次元CAD活用の課題と可能性を発見した
  • CIM/BIMによる公示案件に結びつけられた

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石川県小松市行政管理部技術監理課
石川県小松市行政管理部技術監理課 概要
業種
地方自治体
事業内容
工事、業務に係る技術的管理および指導、公共事業の品質確保、CALS/EC、公共事業のコスト縮減、建設副産物等、工事検査、優良建設工事表彰、土木工事に係る積算事務の調整
人口
109,062人(外国人を含む。2013年4月現在)
職員数
723名(2013年4月現在)
ホームページ
http://www.city.komatsu.lg.jp/

市職員が三次元CAD技術を習得。景観やまちづくりのモデルや、公営住宅の内観モデル作成に積極的に取り組んでいる

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背景
業務改善と事業の迅速化に向けて、CIM/BIM導入に一早く着手

石川県小松市は、江戸時代以降の殖産興業政策や伝統工芸の九谷焼などに代表されるように、古くから栄えてきた町だ。また、建設機械・重機の世界的メーカーである株式会社 小松製作所(以下、コマツ)発祥の地としても知られる、建設・製造業の町でもある。北陸のハブ空港・小松空港を擁し、来年には北陸新幹線開業など、交通の便も優れている。
財政的には決して楽観できない状況のなか、同市は自治体の建設・土木関連部署における三次元データへの対応が、民間より後れていることに着目。公共事業において、自治体の職員によるCIM/BIM活用という先駆的な取り組みを開始した。

経緯
自治体職員による三次元モデル作成を市長のトップダウンで推進

取り組みの発端となったのは、コマツの出身でもある現市長の積極的な姿勢だ。製造業では、早期から3次元設計による生産性向上・品質確保が進んでいる。また、国も推進・普及を図っており、政策対応という意味でも一足早い動き出しには大きな意義があった。
昨年6月、早速補正予算を組み、地元企業コマツに協力を仰ぎ研修に参加させてもらう。その後、導入ツールの検討に入るが、土木と建築でシステムを分けてしまうと、将来的な連動性に不安があることから、Autodesk製品に絞った。空き会議室を執務室「3D-CADステーション」として設け、いよいよ実務へと移ることになった。

ポイント
職員のスキル向上を着実に達成。実案件の発注も進行中

システム導入後まもなく、同市は成果報告会実施を決める。約半年後の報告会では、職員が作成した数々の3次元モデルが発表され、職員同士が競い合う、よい雰囲気も感じられた。自分たちで設計することで、どのような工事なら3次元CADが効果的か、業者側にもメリットが生まれるか、実務上の課題も把握できるようになってきた。具体的な成果が表れるのはこれからだが、試行錯誤しつつ着実に前進していることこそ、評価されるべきであろう。

土木エンジニアリングツール『Autodesk Infrastructure Design Suite Premium』と『Autodesk AutoCAD Revit LT Suite』で数々の試作を作成。公示案件にも結びついている

導入効果と今後の展開
全技術職員の理解と習熟をもとに、よりよい行政・まちづくりを追求

小松市の技術系職員全員の3次元CADスキル習得を目指し、技術管理課では今年から基本研修を行うと共に、Webトレーニングなどの自主的学習を推進。先に学んだ20名が指導役となるなど、コストをかけずにノウハウを広める体制を築いている。また、土木分野では景観やまちづくりのための地形モデルの作成、建築分野では公営住宅の内観モデルの作成などに活用を広げている。
技術監理課、そして小松市の挑戦はまだ続いていくが、一歩先をゆくCIM/BIMへの取り組みは、将来の行政効率化に確実な効果をもたらすに違いない。切り拓いた道の先には、必ず新たな発展の可能性が見えてくるはずだ。

小松市の三次元モデル作成の発信地、「3D-CADステーション」

お客様の声をご紹介

行政管理部 技術監理課 次席専門官兼課長 小山 義則氏

「システム導入から約1年。サービスもよく、豊富な実績に基づいたサポート体制を備えた大塚商会さんとの出会いは、大変ありがたいものでした」

行政管理部 技術監理課 主幹 松田 康冶氏

「CIM/BIMはまだマニュアルや前例が少なく、ちょっとした不明点やツールの操作につまずいたときも、なかなか解決策が見つからないことがあります。その点でも、大塚商会さんのアドバイスは頼りになります」

大塚商会担当者からのコメント

「全国の自治体の土木・建築分野ご担当様に参考になるような、先駆けとなる取り組み事例です」

前例がない取り組みのため、ご苦労を乗り越えながら取り組まれていらっしゃいます。石川県小松市行政管理部技術監理課様の挑戦に、これからも全力でサポートさせていただきます!

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2014年8月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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