LED照明のリニューアルで電気代を削減しながら照明コントロールソリューションを活用することで、入院患者様や職員の要望を即座に実現

「全棟のLED照明入れ替えと照明コントロールソリューションにより、コスト削減とCS / ES向上を即座に実現することができました」

医療法人社団 良知会 共立習志野台病院 導入事例

サービス業101~1,000名電気代の削減LED照明で節電対策コスト削減・売り上げ向上

医療法人社団 良知会 共立習志野台病院は、産婦人科を中心とした地域密着型の医療サービスを提供。その一方で、患者様や職員の要望を常に取り入れながらCS / ES向上に積極的に取り組んでいる。同病院では、1,000本以上に及ぶ照明のLED入れ替えを図ることで、毎月の電気代を大幅に削減するとともに、照明コントロールソリューションを新たに導入。これにより、無線スイッチによる病室内や会議室、仮眠スペースの個別消灯が簡単に行えるようになり、入院患者様や職員の利便性がより一層向上している。

医療法人社団 良知会 共立習志野台病院

導入先の概要

業種
病院
事業内容
産婦人科、小児科、内科(呼吸器・循環器・甲状腺・神経)、乳腺外来、皮膚科、各種健康診断、人間ドック
職員数
200名(2019年3月現在)
ホームページ
https://www.kyoritsunarasinodai.or.jp/

導入の狙い

  • 病棟の電気代や照明の交換費用を削減したい
  • 利便性を上げてCS / ES向上を図りたい

解決策

個別消灯でコスト削減とCS / ES向上をご支援

導入したメリット

  • 入院患者様がベッドで部屋の照明を制御できるようになった
  • 毎月の照明の電気代や交換費用を大幅に削減できた
  • 会議室のプロジェクター前や仮眠スペースだけ個別で消灯可能になった
  • 電気代 ▲ 35.3%、夏場の室内温度 ▲ 4℃
  • 庶務課 課長 南部 淳氏

    「大塚商会の営業担当者に要望事項を伝えると、その情報が上長やエンジニアさんにまで、きちんと伝達されているので安心感があります」

  • 事務部 総務課 副主任 根津 光氏

    「今後もITを活用して病院内のコスト削減や働き方改革を推進していきたいので、大塚商会さんの提案力とサポート力に期待しています」

導入製品情報

製品カテゴリー製品名・型番お問い合わせ
照明コントロール機器プラグワイズお問い合わせ
LEDLED照明お問い合わせ

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導入事例詳細

患者様や職員の意見を基にCS / ES向上に尽力

医療法人社団 良知会 共立習志野台病院(以下、共立習志野台病院)は、1968年に千葉県船橋市習志野台に開設された。産婦人科を中心に、小児科、内科(呼吸器・循環器・甲状腺・神経)、乳腺外来、皮膚科、各種健康診断、人間ドックまで広範囲に対応。出産後も母親と子供の診療を一貫して行える体制を整え、地域に根差した医療サービスを提供している。病床数は60床を有し、職員数は約200名に上る。
「当病院の産婦人科は、経験豊富なベテラン医師が多いため、妊産婦が安心して医療を受けられることが大きなアドバンテージです。特に近年は高齢出産の件数が増えているので、そのリスクを確実に回避できるように分娩(ぶんべん)時に細心の注意を払っています」と庶務課 課長の南部 淳氏は語る。

常にCS / ES向上に努めていることも大きな特長だ。毎月1回のスタッフミーティングで、入院患者様へのアンケートによる要望や職員の意見を集め、すぐに現場のスタッフと相談し、できることは必ず反映させているという。その迅速な対応が院内の業務改善につながっている。今回の照明コントロールソリューションの導入も、入院患者様や職員の要望に応えるために速やかに実施され、CS / ES向上に大きく寄与している。

LED照明への移行を機に課題解決に着手

LED照明の無線スイッチを配置することで、ベッドから起き上がることなく病室の明るさを調整できるようになった

共立習志野台病院は、2016年に病棟内の蛍光灯とダウンライトを全てLED照明に切り替えた。その目的は、(1)電気代を削減すること、(2)蛍光灯を交換する費用や手間を省くこと、(3)有害物質が含まれている蛍光灯の廃棄問題を解決することだった。
「以前からプリンター導入で取引実績のあった大塚商会さんの提案を受けたことがきっかけでした。低消費電力で長寿命のLED照明に切り替えることで、毎月の電気代と蛍光灯やダウンライトの交換費用が大幅に削減できる試算表を提示してくれたので、当面の懸念事項だった病棟のLED照明への入れ替えを一気に推進することができました」(南部氏)

しかし共立習志野台病院は、単にLED照明の入れ替えだけにとどまらず、CS / ES向上の観点から、さらなる課題解決に着手することになった。

ベッドから起き上がらずに部屋の照明をコントロールしたい

例えば、入院患者様のアンケートの要望欄には、「室内の照明を消したりつけたりするために、ベッドから降りて入り口の壁のスイッチまで歩いていくのがつらい」という記載があった。
職員からも、「事務室やスタッフステーションの奥で仮眠を取る宿直時に、全面点灯だとまぶしくて眠れないので、事務室の一部だけ消灯できるようにしてほしい」という要望が上がってきたという。
「また当病院の会議室では、医師による職員向けのセミナーを定期的に行っています。しかし、従来は、プロジェクターを使ったプレゼンテーションを行うために部屋を暗くする際に、いちいち壁面のスイッチまで歩いていかなければならず、余計な手間がかかっていました。そのため、手元で部屋の明るさを調整できるようにしてほしいという要望もありました」と事務部 総務課 副主任の根津 光氏は語る。

そこで、大塚商会に相談し新たに導入したのが、プラグワイズだった。これにより、入院患者様や職員の要望を即座に反映することが可能になった。

患者様に迷惑をかけず実質2日で設置が完了

『プラグワイズ』の導入で仮眠する場所だけ消灯することが可能になり、宿直する職員が安眠できるようになった

『プラグワイズ』は、大幅な配線工事なく照明のコントロールができるソリューションだ。ステルスという無線通信機器を照明の配線に取り付けることで、病室内や会議室、仮眠スペースにリモコン式の無線スイッチを設置することで、手元から個別消灯が可能となる。
「多機能な製品であるにもかかわらず、短時間で簡単に設置工事が行えることが導入する決め手となりました。実際、病棟内のLED照明は全部で1,000本以上ありましたが。大塚商会さんの迅速な対応によって、実質2日で設置工事が全て完了しました」(南部氏)

まず、ステルスの設置工事を入院患者様のいない病室から順次行い、入院患者様がいる場合は、その人が病室から移動している間に速やかに実施。その後、無線スイッチの設定はノートPCを使って廊下側から行ったので、迷惑をかけることは全くなかったという。
「最終的に、LED照明が無線スイッチで正常に動作するか確認するために、入院患者様のいる病室に入りましたが、それもほんの数分で終わりました」(南部氏)

会議室や仮眠スペースの個別消灯を手元で実現

新たに『プラグワイズ』を設置したことにより、病室では、無線スイッチを使ってベッドから起き上がることなく部屋の照明コントロールができるようになった。
「今では、入院患者様は当たり前のように無線スイッチを使っているので、特に便利になったといった声は上がってきませんが、以前のような要望が出てこなくなったことが一つの大きな成果です」(南部氏)

一方、職員からは以前よりも便利になったと好評だという。「無線スイッチで個別消灯が行えるようになったことが一番の導入効果です。会議室では、プロジェクターを使うときに前方の照明だけを消すことで、スクリーンや手元の資料が見やすくなりました。事務室やスタッフステーションも個別消灯によって、宿直の職員がしっかりと仮眠できるようになりました」(根津氏)

照明の電気代を毎月約2万4,000円削減

共立習志野台病院は、電気代の大幅な削減も実現している。例えば、以前は、会議室や事務室などの広い室内に一人しかいないのに、全ての照明をつけた状態で作業を行う必要があった。しかし、『プラグワイズ』を導入したことにより、作業を行っている箇所だけを部分点灯させることができるため、日常業務に支障を来すことなく節電対策が行えるようになった。

とりわけ、1,000本以上の蛍光灯やダウンライトをLED照明に切り替えた効果は非常に大きい。例えば、以前の照明の電気代は337万9,000円/年だったが、LED照明に移行後は119万4,000円/年で35.3%も軽減している。1カ月当たりの電気代の削減額は18万2,000円となり、LED照明の5年間のリース代を差し引いても、2万4,000円/月の削減効果があることが判明した。
「LED照明は長寿命なので、従来の蛍光灯やダウンライトの交換費用も不要になり、それだけでも年間で2万円の経費削減になっています。そのうえ、LED照明は熱量が少なく夏場の室内温度は4度ほど下がるため、空調にかかる電気代の節約にも寄与しています」(根津氏)

スケジュール制御機能で点灯・消灯の時間管理を推進

今後は、『プラグワイズ』のスケジュール制御機能を活用して、LED照明の時間管理を行いたいという。
「外灯や玄関、受付窓口の照明が外来診療の受付時間や面会時間に合わせて自動点灯・消灯できるようになれば、さらに便利になります。職員が玄関の照明をつけ忘れてしまい、外来患者様に不安を与える心配もなくなります」(根津氏)

今回の照明コントロールソリューション導入を機に、さらなるIT活用の機運が高まりつつある。例えば、現状では紙ベースで行っている勤怠管理を、費用対効果を加味したうえでシステム導入も視野に入れている。それによって、勤怠管理業務の効率アップと人手による入力ミスの軽減を図ることが狙いだ。
「既に電子カルテは導入していますが、会議用の資料など紙の印刷物が非常に多いので、将来的にはタブレットを活用することでペーパーレスも実現したいです」(根津氏)

大塚商会担当者からのコメント

「病院のCS / ES向上に役立つソリューションをご提案します」

医療法人社団 良知会 共立習志野台病院様は、常に入院患者様や職員の意見に耳を傾けながらCS / ES向上に真摯(しんし)に取り組まれています。今後も病院のCS / ES向上に役立つソリューションを積極的にご紹介させていただきます。

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  • 印刷して上司への説明に
  • 印刷して稟議書に添付して
  • 印刷して会議資料に

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  • * 本事例中に記載の肩書や数値、社名、固有名詞などは取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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