オフィスのIT全般の導入について、分かりやすくお答えします。

都内屈指の医療クリニックが、保守サービス対応プリンターに移行。管理業務のアウトソーシングで省力化を実現

医療法人 あんしん会 四谷メディカルキューブ 導入事例

2017年9月取材

サービス業101~1,000名複合機・コピー機活用サービス&サポート(たよれーる)営業・業務プロセス効率化ITの運用・保守の負荷軽減

医療法人社団 あんしん会 四谷メディカルキューブは、ベッド数19床のクリニックながら中規模病院に匹敵する手術実績を持つ、極めて独特な立ち位置の医療機関だ。早くから電子カルテ導入などIT化に積極的に取り組んできた同院にとって、各診療室に配置されたプリンターの管理業務は以前から大きな課題になっていた。交換部品・トナー・メンテナンスや修理費用が保守料金に含まれる『M-PaC保守』サービスへの移行は、これまでの課題の大幅改善につながっている。

医療法人 あんしん会 四谷メディカルキューブ

導入先の概要

業種
診療所
事業内容
一般外来/女性専用外来/人間ドック
職員数
250名(2017年9月現在)
ホームページ
http://www.mcube.jp/

お客様の声をご紹介

経営管理部 経営企画課 課長/健康管理課 担当課長 神崎 昭悟氏

「こちらの求めに応じ、有意な提案をしてくれる大塚商会さんには、いつも助けられています。今後は医療分野にもさらに力を入れ、これまで以上に我々をサポートしてくれることを期待しています」

大塚商会担当者からのコメント

「業務効率のさらなる改善を、IT面でしっかりとサポートします」

M-PaC保守サービスをご利用いただくことで、院内のプリンターに関する管理業務の省力化に貢献できました。これからも業務効率のさらなる改善を、IT面でしっかりとサポートします。

この事例を印刷、保存しますか?(無料)*内容は同じです

整形ずみPDFを入手

医療法人 あんしん会 四谷メディカルキューブ 導入事例(PDF:1,253KB)

導入事例詳細

高度な腹腔鏡手術でQoL向上に取り組む

医療法人社団 あんしん会 四谷メディカルキューブ(以下、四谷メディカルキューブ)は、一般的な病院とは一味違う医療サービスで注目されるクリニックだ。JR四ツ谷駅から5分ほどの場所にあり、7階建てというその規模は優に中規模病院に匹敵するが、ベッド数は19床で有床クリニックに位置付けられる。
内科、糖尿病内科、消化器内科、循環器内科、泌尿器科、脳神経外科、外科、内視鏡外科、婦人科、女性泌尿器科、乳腺外科を擁する診療体制もまさに中規模病院に相当し、年間手術件数は3,000件近くに及ぶ。
その約半数を占めるのが内視鏡を使った手術だ。身体に数カ所の穴を開け、そこから腹腔や胸腔にカメラと手術器具を入れて、医師がモニターを見ながら手術を行う内視鏡手術は、患者にとって負担が少なくメリットが大きい手術方法。だが高度な技術が求められるうえ、使用する機材も多岐に及ぶ内視鏡手術に積極的に取り組む医療機関は多くない。

保険制度の枠組みの中で、一般の病院と差別化した医療サービスの提供を通し、人々のQoL向上に貢献

こうした中、四谷メディカルキューブは、2005年の開設と同時に日本初となる内視鏡手術に特化した手術室「きずの小さな手術センター」を設置するなど、早くから内視鏡手術に積極的に取り組んでいる。
生活の質の向上(QoL)に資する医療に強みを持つ同院は、手術内容も特色あるものが多い。その一例が肥満症治療を目的にした減量手術。聞きなれない言葉だが、一口に言うと、胃を小さくすることで少量の食事で満腹感を得られるようにすることがこの手術の狙いだ。具体的な手術法はさまざまだが、近年は特に胃の中にバルーン(風船)を留置することで胃の容量を小さくする手術が人気を集めている。胃の一部を切り取る方法などに比べ身体への負担が少ないことがその理由だが、実際にバルーンを留置すると違和感を訴える患者様も少なくなく、こうした場合にはバルーンを抜去するほかなかった。こうした中、四谷メディカルキューブは留置後もバルーンの大きさを調整できる手法を導入した。また最近では減量手術の一部が保険適用になったことで近年評判を呼んでいる。
手・指・腕・肘のさまざまな病気を扱う「手の外科」もユニークな存在だ。中でも特に50代、60代の女性に多い指関節の痛み・変形への独特なアプローチは近年大きな注目を集めている。
原因が定かではないこうした指関節の痛みには、鎮痛剤を処方するほか対応策がないのが実情だった。こうした中、指関節の変形につながることも多いこの痛みの治療法として提案したのが、エクオールという成分の摂取だ。エクオールを摂取した患者のおよそ7割の方に症状の改善が見られた。この治療はメディアにもたびたび取り上げられ、現在は2、3カ月先まで予約が取れないほどの人気という。

プリンターのトラブルが頻発。管理業務の省力化が課題に

四谷メディカルキューブは、開設当初から電子カルテを運用する一方、処方箋や患者への情報提供に複合機、プリンターをフル活用してきた。主に管理部門が運用する複合機は現在18台。同院は現在、全ての複合機のサポートを大塚商会に一元化しているが、その選択の背景には、必要に応じて複合機の台数を順次増やしてきた結果、管理業務が煩雑化したことへの反省があった。情報システム部門の責任者でもある、経営管理部経営企画課課長/健康管理課担当課長の神崎 昭悟氏は言う。
「当時は複合機を16台運用していましたが、段階的に導入したため契約期間がまちまちで、リースアップが1、2台単位で訪れる形になっていました。そのためリース更新前と更新後の複合機のドライバーがそろわず、PCに二種類のドライバーをインストールするといった手間が生じていました。どこかで環境を統一したいと考えていたのですが思うように行かず、以前から取引があった大塚商会さんに相談し、複合機環境を一新すると共に管理業務を全面的に委ねることにしました」
複合機以上に大きな問題になっていたのが、各診療室に配置され、主に処方箋や説明文書、同意書などの出力に利用されている約30台のプリンターの管理業務の煩雑さだった。
「プリンターは劣化も早く、トラブルが頻発していました。多いときは1日2、3台のプリンターが動かなかったこともあります。トラブルが発生すると、情報システム部門の担当者が状態を確認し、サポートに連絡し、保守担当者や交換部品の到着を待つことになり、対応だけで半日以上費やされてしまいます。情報システム部門は、私も含め2、3名という規模だけにその負担は大きかったですね」
こうした中で浮上したのが、コスト削減を目的としたプリンターリプレース計画だった。当初はプリンターを消耗品と位置づけ、保守契約を結ばないことで導入コストを抑えるという方向で検討を開始した。だがその場合、メーカー保証期間終了後の修理コストがかなり高くつくことが予想された。また、買い替える際の情報システム部門の負荷もそれなりに大きなものになる。
「保守契約なしがTCOという観点で本当に割安であるか調査する必要があると考え、大塚商会さんにもご協力いただき、独自にシミュレーションを行ったところ、保守契約の有無でトータルコストにほとんど違いがないことが判明しました。この資料を基に院内で再検討したところ、それであれば管理業務が省力化できる保守契約付きの方がメリットは大きいと判断し、保守契約とセットの導入へと軌道修正しました」

各診察室のデスク下に配置された『M-PaC保守』対応プリンター

ネットワーク対応なので、どのPCからでも出力が可能になった

複数ベンダーの見積りを取り直したうえで同院が選んだのは、大塚商会の『M-PaC保守』サービスを活用したプランだった。
「各社の見積りを比べると、プリンター本体が割安でも保守コストはそうでもないなどばらつきがありました。その中で、保守サービスの内容とコスト面の両方でメリットを享受できると感じたのが大塚商会さんを選定した一番の理由です。既に利用している複合機の保守サービスが、十分満足できる内容だったことも判断を後押ししてくれました」

ネットワーク化で実現したクライアント管理の省力化

『M-PaC保守』は、定期交換部品・トナー・保守サービス料金を合算し、1カウントあたりの料金で利用できるサービス。複合機と同じように使用カウントに基づいたランニングコスト管理が可能で、トナーや交換部品代や修理費なども含まれるため、動作不良や故障による想定外の出費が発生しないメリットを持つ。リプレース対象になったのは各診療室に配置された合計26台のプリンターで、2016年6月~12月の6カ月間に、診療時間終了後を利用して毎月4、5台のペースで入れ替えを行っている。また入れ替え時には、それぞれの診療室で使うノートPCを一箇所に集め、プリンター設定作業も同時に行った。
診療室のプリンターは、医師とカルテ入力などを代行する医療事務作業補助者(医療クラーク)、診療室にノートPCを持ち込んで作業する看護師などが共用する。特に看護師の場合、看護部が所有するPCをランダムに持ち出すため、1台のプリンターを十数台のノートPCが共用している。実は、その管理も大きな課題の一つだった。
「これまではUSB接続でプリンターを運用していたこともあり、プリンター入れ替え時にはそのつど、診療室で使われる可能性のある全てのPCに新たなドライバーをインストールする必要がありました。こうした負担を改善することもリプレースの主要な目的の一つでした」
プリンター入れ替えにあたり四谷メディカルキューブは、ネットワーク上にプリントサーバーを置き、ノートPCからサーバーを経由してプリンターにデータを送る環境を整備した。これにより、サーバー側にドライバーをインストールするだけでプリンター入れ替えに対応することが可能になった。
「この仕組みだと、クライアント側の作業はプリントサーバーへの認証設定を行うだけで済みますからとてもラクですね。従来はクライアントごとにアクセスIDとパスワードを設定していましたが、Windowsアップデートなどのタイミングで設定が消えてしまうことがあるのが悩みの種でした。こうしたトラブルがなくなったこともメリットの一つです」

管理業務のアウトソーシングで本来業務への集中を実現

院内にある18台の複合機も大塚商会 の保守サポートに切り替え、管理業務の 省力化を実現している

『M-PaC保守』サービスを活用したプリンターリプレースの最大の効果が、情報システム部門の業務効率化にあることは間違いない。
「26台のプリンターのトナー発注が自動化でき、我々が管理する必要がなくなったことはとても大きなメリットだと感じています。またネットワーク化の効果もあり、プリンタートラブルで呼び出される頻度も大幅に減っています。トラブル発生時は一度診療室に出向き、我々の方で一次切り分けを行ったうえでサポートに連絡するようにしていますが、基本的にそこから先はお任せで対応してもらえるので、とても助かっています」
四谷メディカルキューブが今後の課題として掲げるのは、業務効率のさらなる改善だ。

「診療報酬の引き下げが進む中、サービス水準の向上を図っていくうえで、これまで以上のIT活用は不可欠です。自動化が可能な部分は自動化するなどして、業務効率の向上に努める必要があると考えています。具体的には、AI活用による熟練技術の共有化により、『その仕事はこの人でなければできない』という状況を解消し、少数精鋭型でより高度な医療サービスを提供できる体制の構築を目指していきたいと考えています。また、電子カルテをはじめとする医療系システムは、基本的には紙の業務を電子化したに過ぎません。業務効率化を図るうえでは、一般企業において利用が進む各種ソリューションを併せて導入していく必要があるとも感じています」
四谷メディカルキューブは、こうした面での大塚商会の提案力にも大きな期待を寄せている。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • 『M-PaC保守』サービス

    プリンターの管理や手間を軽減する保守サービス「M-PaC(エムパック)」についてご紹介します。複合機やコピー機のようにプリンターの保守のご要望におこたえします。

  • モノクロプリンター『RICOH SP 6420M』

    定期交換部品・トナー・保守サービス料金を合算し、1カウントあたりの料金を申し受けるカウンター方式の保守サービス「M-PaC」に対応したプリンターをご紹介します。

  • リコー製複合機『RICOH MPシリーズ』

    最新のデジタルフルカラーやモノクロ複合機、A0判対応の広幅複合機など、幅広い機種をご用意。お客様に最適な機種をご提案します。

この事例を印刷、保存しますか?(無料)*内容は同じです

  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

整形ずみPDFを入手

医療法人 あんしん会 四谷メディカルキューブ 導入事例(PDF:1,253KB)

  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

関連する導入事例を見る

大塚商会は、オフィスIT全般について、幅広く対応します

大塚商会は、お客様のビジネスチャンスの獲得やコスト削減・生産性向上・競争力強化といった課題や要望に対するソリューションをワンストップでご提供しています。
また、販売したコンピューター・サーバー・通信機器・複合機などのあらゆるオフィス機器、ネットワーク設備、ソフトウェアの保守サービスを、当社が行う「自営保守」の原則があります。そして、多くのスタッフや専用回線を持つたよれーるコンタクトセンター、全国に展開するサポート拠点、社内に数多く在籍する公的資格・メーカー認定資格者が、お客様を強力にサポートしています。

大塚商会の企業情報

大塚商会のサポートは、さまざまなメーカー・機器にも対応!

お客様のお手間を取らせず、一つの窓口でいつでも対応します。