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水銀灯の製造中止に備えて、LED照明に変更して電力料金を削減。優遇税制で一括償却し、「節税」も実現

浪速産業株式会社 導入事例

2017年11月取材

製造業1~100名電気代の削減LED照明で節電対策

大阪府堺市で金属加工を手掛ける浪速産業では、新設時にLED照明化を済ませていた浜寺工場に続き、残る四つの工場でもLED照明に変更。これにより、年間400万円近くの電力料金の削減を見込んでいる。今回のLED照明導入では、「中小企業経営強化税制」の優遇措置を利用することで、導入時にかかる設備費用を減価償却ではなく一括償却し、節税にもつなげている。2020年の水銀灯製造中止を控え、工場や倉庫などに設置されている水銀灯の代替照明が求められるなか、いち早く投光器タイプのLED照明に交換することで、大きな安心とコスト削減を手に入れた。

浪速産業株式会社

導入先の概要

業種
製造業
事業内容
普通鋼、ステンレス、アルミなどの鋼板加工(シャーリング、折り曲げ、プレス、溶接、切断、メッキ・塗装など)、建設・土木(手すり、階段、道路資材、防音壁など)、物流機械(コンベア部品、パレットなど)、電力用部材(ケーブルタック、鉄塔部品など)、温室用部材
社員数
40名(2017年4月現在)

お客様の声をご紹介

営業部 難波 貴志 氏

「水銀条約のこともあって、早くLED照明にしなければと思っていたタイミングで、よい提案をいただけました。これからもビジネス課題解決のための提案を期待しています」

大塚商会担当者からのコメント

「ビジネス課題の解決に向けた提案を、これからもしていきます」

浪速産業様は中小企業経営強化税制の優遇措置を活用することで、節税にも役立てています。これからもコスト削減や環境改善につながるご提案をしていきます。

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導入事例詳細

長尺の加工を強みとする老舗の金属加工メーカー

2020年の水銀灯製造中止をにらみ、160台の投光器タイプのLED照明を採用

昭和35年に梱包(こんぽう)資材の製造を目的として設立された浪速産業は、業務の拡大に伴って板金加工機械を次々と導入。現在では一般鋼材、鋼板、非鉄金属を素材に、プレス加工から溶接組み立て、塗装・メッキまで一貫した受注ができる体制を整えている。大阪府堺市西区の本社工場のほか近隣に四つの工場を有し、その総面積は3,000坪にも及ぶ。
同社の強みは、長尺の加工をするための機械設備を保有し、その技術に長けているところだ。手掛けている製品は、高速道路の化粧板や吸音板、防音壁などの道路資材をはじめ、太陽光発電関連資材、各種建築・土木資材など多岐にわたり、近年では培ってきた技術を生かして、ユニークな形状のオブジェや看板、プレス小物にも対応している。

「金属加工のメーカーは数多くありますが、8メートル程度の長尺加工ができるメーカーは大阪でも数えるほどしかありません。設備や技術が必要なのはもちろん、完成品を出荷するまで保管しておくスペースも必要になるからです」と語るのは、同社営業部の難波貴志氏だ。難波氏は、祖父が創業し、現在父が経営する同社において、営業面だけでなくさまざまな面において経営をサポートする立場にある。

水銀灯製造中止に備えて、いち早くLED照明化したい

浪速産業では、消費電力が少なく経済性の高いLED照明に早くから着目していた。浪速産業の五つの工場のなかで最も新しい浜寺工場では、建設時からLED照明を設置しており、難波氏もそのメリットを熟知している。
「LED照明は、経済性はもちろんのこと明るさも十分です。それに、水銀条約(水俣条約)のこともあって、浜寺工場以外の工場もいずれは現在の水銀灯を取り替えなければならないと考えていました」(難波氏)
水銀条約は、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規則を定めたもので、2013年10月に熊本で開催された外交会議で採択・署名された。これにより2020年以降、水銀灯は製造・輸入が禁止になる。まだ時間的な猶予はあるものの、早めに対応するのにこしたことはないと難波氏は考えていた。
そのため1年ほど前に、浜寺工場以外の工場をLED照明化しようと計画したことがあった。しかし、「当時は工場がフル稼働の状況で、交換工事の日程を組むのもままならず実現には至りませんでした」と難波氏は振り返る。

年間約400万円近くのコスト削減。優遇税制を使い「節税」も

そうした浪速産業の下に、複合機や業務システムの導入で付き合いのある大塚商会からLED照明の導入提案が行われたのは2017年8月末のことだ。
「大塚商会のシミュレーションでは、四つの工場の水銀灯やオフィスの蛍光管をLED照明にすることで年間約400万円近くの電気料金の削減につながり、それにより初期費用も3年半程度で回収できそうでした。いずれやらなければならないことでしたし、工場の稼働状況を考えても今ならできそうでしたので、一気にやってしまおうと考えました」
浪速産業のLED照明導入決定を後押ししたのが、「中小企業経営強化税制」の優遇措置が受けられることだ。この優遇税制は、一定の器具備品と建物附属設備が対象となるもので、LED照明もその対象となる。通常、照明設備の耐用年数は15年で減価償却の対象となるが、優遇税制を活用すれば設備を取得した年に全額償却でき、好決算企業にとっては節税につながる。助成金や補助金の申請に比べて、申請のための手続きがそれほど煩雑でない点でも利用しやすい制度だ。
また、既存の器具を流用してLEDランプの交換を実施した事務所の一部の照明に関しては、修繕費として計上することで、今年度に全額経費計上することにした。

電源をONにすればすぐに点灯。職場環境の改善にも貢献

難波氏がLED照明の導入メリットを熟知していたこともあり、大塚商会の提案から約1カ月という短期間で、LED照明の採用を決定。本社工場を含む四つの工場と事務所を合わせて、投光器タイプ164台、直管形蛍光管タイプ164本という規模だ。
交換工事の日程に関しては、10月から11月にかけて6日間にわたり段階的に実施すると共に、予備日を設けて業務に支障をきたさないよう計画した。「実際には、交換作業は4日間で完了し、予備日を使うこともありませんでした」との難波氏の言葉どおり、トラブルもなくスムーズに行うことができた。

事務所

応接室

従来の水銀灯を投光器タイプのLED照明に変えて大きく変わったのは、スイッチをONにするとすぐに点灯するようになったことだ。水銀灯は、スイッチをONにしてから点灯するまで時間がかかる。「例えば、消灯後に忘れ物があったことに気づいて再点灯するような場合、水銀灯の場合にはしばらく待たなければなりませんでしたが、LED照明ならすぐに点灯します」と難波氏は話す。点灯までの時間がかからないというLED照明の特性を生かすことで、休憩時間などの小まめな消灯/点灯も可能になるわけだ。

従業員が集う食堂もLED照明で明るい雰囲気

天井と壁面から広い工場内を隅々まで照らす

会議室

廊下

また、明るさに関して難波氏は「以前より明るくなりました。水銀灯のときには夜間に暗く感じることがありましたが、今ではそんなことはありません。従業員にも、『光がいきわたり、手元の作業がしやすくなった』と好評です」と満足気だ。

LED照明により手元の作業もしやすくなった

すぐに点灯するのもLED照明のメリット

可搬式の無線スイッチで、状況に応じてON / OFF

交換工事が一段落したあと、追加でLED照明を設置した箇所がある。それは、倉庫内にトラックが入って資材を積載する場所だ。浪速産業が扱う資材は長尺のものや大型のものが多いこともあり、資材をスムーズに積載するために、トラックが倉庫内に乗り入れるのだ。
「トラックが入ってくるとき、屋外と倉庫内の明るさの差が激しいため運転がしにくいという意見が現場から上がってきたのです。すぐに大塚商会さんに相談し、新たなLED照明を壁面に設置することにしました」(難波氏)このときに活用したのが、可搬式の無線スイッチだ。新たに設置したLED照明は常時点灯させておく必要がない。かといって、トラックが入るたびに壁面に固定されたスイッチまで移動するのでは作業効率が悪くなる。そこで、可搬式の無線スイッチで、必要なときにすぐに点灯/消灯できるようにし、トラックが安全に出入りできるようにしたのだ。

無線スイッチでON / OFFできる投光器

無線スイッチ

これからも、大塚商会の提案に期待

まだ、導入して間もないこともあり、実際にどの程度使用電力量が削減され、電力料金が低減されたかは把握できていない。しかし、難波氏は「一定のコスト削減効果は見込める」と期待を寄せている。そして何よりも、LED照明化により水銀灯の製造中止への対応が解決できたことに対して安心感を得たようだ。
LED照明化によるコスト削減や環境改善によって、ビジネス基盤をより強固にした浪速産業。今後は、地球環境保全に貢献する太陽光発電関連資材や、東京オリンピック/パラリンピック関連の建設資材などの需要増に対応したいと考えている。「今回は、大塚商会さんに、よいタイミングで、よい提案を受けることができました。これからもビジネス課題解決のためのよい提案を待っています」と期待を寄せている。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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