食品包装資材のパイオニア企業が、流通業界のEDIの標準仕様に対応し、受注業務などの大幅な効率化を実現

株式会社ダイモン 導入事例

卸売・小売業、飲食店1~100名ERP・基幹業務・業務管理営業・業務プロセス効率化

東京・足立区に本社を構える株式会社ダイモンは、食品包装資材をはじめ、業務用厨房道具や衛生用品、ユニフォーム、イベント用品、食品通販用品の卸売事業を行っている。特に植物を原材料にした環境に優しいエコ容器が好評で、毎年売り上げを着実に伸ばしている。そうした中、流通業界のEDIの標準仕様である流通BMSに対応するために、EDI業務支援システムを新たに導入。『SMILE BS 2nd Edition 販売』とのデータ連携で業務効率を大幅に向上すると共に、売上実績などの経営情報の可視化を実現している。

2018年3月取材

株式会社ダイモン

導入先の概要

業種
食品包装資材卸売業
事業内容
食品包装資材、業務用厨房道具、衛生用品、ユニフォーム、イベント用品、食品通販用品の卸売り
従業員数
15名(2018年3月現在)
ホームページ
http://www.pr-daimon.com/

お客様の声をご紹介

専務取締役 大門 慶鑑氏

「大塚商会さんは、営業担当者に限らず、システム担当者も頻繁に足を運んでくださり、さまざまな要求に迅速に対応してくれるので、とても頼りになります。今後も業務改善に役立つ効果的なIT化の提案に期待しています」

大塚商会担当者からのコメント

「業務の効率化をIT面でしっかりとサポートします」

株式会社ダイモン様は、販売管理とEDIのデータ連携で一連の事務処理の効率化を実現されました。さらなる業務の効率化をIT面でしっかりとサポートします。

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導入事例詳細

人や環境に優しいエコ容器が、移動販売業界の需要とマッチ

さとうきびなどの植物を原材料にしたオリジナルのエコ容器が人気を呼び、移動販売業界などで売り上げを順調に伸ばしている

株式会社ダイモンは1972年の創業以来、食品包装資材をはじめ、業務用厨房道具や衛生用品、ユニフォーム、イベント用品、食品通販用品の卸売業に長年従事している。
主な取引先は、スーパーマーケットや居酒屋チェーン店、商店街、市場など多岐にわたる。特に近年は、移動販売業界への包装容器の売り上げが急速に伸びている。
移動販売とは、常設店舗を持たず、場所を移動しながら販売する業態のこと。オフィス街などに、キッチンカーを移動させながらさまざまな飲食を提供する飲食店がブームとなっている。店舗を構えることに比べて初期費用がそれほどかからない利点などから固定店舗経営からシフトする人や、脱サラして新規に開業する人など、新規参入者は年々増加傾向にある。

専務取締役の大門 慶鑑氏は、「私が前職でおかゆのキッチンカーの事業に携わっていたことから、移動販売業界の新規市場を開拓するようになりました。現在、移動販売店の保健所への登録件数は、東京都だけで約2,100件以上あります。その1/8に当たる約250件のお客様に当社の包装容器を使っていただいています」と語る。
本来、包装容器は、コスト削減を図るために真っ先に単価の引き下げを求められる商材なので、一定の利益を確保することが難しいという。
例えば、弁当の移動販売の場合、食材の市場価格が高騰しても弁当自体の値段は上げられないので、その分、包装容器などのコスト削減を強いられるようになるからだ。
しかし、最近は、包装容器の質や見た目の良さが顧客の購買意欲を高める効果があることが判明し、包装容器にこだわる移動販売店が増えているという。

そうした中、同社は、さとうきび、麦、コーンスターチなどの植物を原材料にしたオリジナルのエコ容器を中国で製造し、それを国内の移動販売店に卸売販売するビジネスを軌道に乗せ、大きな成功を収めている。
「植物を用いたエコ容器は、人にも環境にも優しいので、移動販売店の付加価値を高める重要な役割を担っています」(大門氏)。
特筆すべき点は、移動販売店への営業アプローチの方法が同業他社と大きく異なることである。新規の飛び込み営業は一切行わず、既存の顧客とのコミュニケーションを深めることに重きを置いている。その理由は、移動販売店は出店場所などの情報を得るために横のつながりが非常に強いので、良いものがあれば、ほかの移動販売店を紹介してもらえるからだ。
「無駄話が無駄にならないのが、移動販売業界の特性です。さまざまな話をする中でお客様との信頼関係が深まれば、ほかのお客様を必ず紹介してくれます。要は、我々も同じ仲間だと認めてもらうことが重要なのです」
今後も付加価値の高いエコ容器をリーズナブルな価格で提供することで、移動販売業界の発展に寄与していくことが同社の大きな使命の一つだという。

サポート体制の強化など、基幹系システムの課題を解消

同社は、移動販売業界を中心に堅調なビジネスを展開し、従業員数を増やすことなく毎年売り上げや利益を確実に増やしている。それに伴い、業務量も増えてきたので、在庫商品のピッキング業務や配送業務を委託倉庫にアウトソーシングすることで業務のスリム化を図っている。誰でも比較的簡単にできることは外部に委託し、その分、一定のスキルが求められる営業活動に注力することで、従業員一人当たりの生産性を高める取り組みを実践している。
また近年では、「くるみ屋」という通販サイトの運営にも力を入れている。しかし、その一方で、以前から導入していた基幹系システムについては大きな課題があった。
「以前利用していたパッケージの販売管理システムは、開発ベンダーのサポート体制がきちんと整っていなかったので保守契約を一切結んでいない状態でした。そのため、何かトラブルが起きると、日常業務が滞ってしまうリスクを常に抱えていたのです」

また、同社では、原材料の高騰などに応じて商品の価格改定を頻繁に行う必要があり、そのたびに販売管理システムの商品マスターの単価を変更しなければならない。それにより、営業のサポート役を担っている事務スタッフの負担は年々増え続ける一方だった。
「包装容器の価格改定は1年に1回必ずあります。その在庫商品だけでも3,500アイテムくらいあるので、毎年サポート部門には少なからず苦労をかけていました。そのため、価格改定の事務処理を軽減し、事務処理の効率化を図ることも重要な課題の一つでした」
そこで、既存の販売管理システムの刷新を検討していたところ、ちょうどタイミングよく大塚商会が飛び込み営業に来たという。そのときに、当時の業務上の課題を解消する新たな基幹業務システムとして提案を受けたのが『SMILE BS 販売』だった。
「大塚商会さんは、どこよりもサポート体制がしっかり整っているので、何か問題が発生したときにすぐに駆けつけてくれるという安心感がありました。そのうえ、『SMILE BS 販売』には、商品マスターに価格設定の予約ができる機能もあります」
例えば、2018年4月1日から単価を引き上げる設定をしておけば、その日になると自動的に切り替わる仕組みになっている。これにより、価格改定の手間が一気に省けるようになった。

EDI業務支援システムで、得意先のEDIの仕組みに対応

販売管理とEDI業務支援システムのデータ連携を実現したことで受注業務などがスムーズに行えるようになった

同社は2009年に既存の販売管理システムを『SMILE BS 販売』へ移行。その後に『SMILE BS 2nd Edition 販売』にバージョンアップした。その際、『EDI業務支援システム』や『自由帳票実行オプション』を新たに導入することで、業務効率をより一層高めている。
バージョンアップ時に併せて取り組むべき課題となったのが、主要取引先の電子商取引(EDI取引)標準仕様変更に伴い、その対応を行うことだった。
「以前からEDIのシステムは利用していましたが、スーパーマーケットのお得意先様からEDIの仕組みを流通業界の標準仕様に合わせるために来年から変更すると言われたのです。そこで、大塚商会さんに相談したところ、お得意先様のところへ同行してくださり、あたかも当社の社員であるかのように、対応策を一緒に話し合ってくれたのです。そのおかげで、EDIのシステム変更も短期間でスムーズに行うことができました」

具体的には、新たに導入したEDI業務支援システムで流通業界のEDIの標準仕様である流通BMSに対応すると共に、『SMILE BS 2nd 販売』とのデータ連携を実現。これにより、スーパーマーケットの受注業務が円滑に行えるようになった。
その一方で、同社では、包装容器などの商品単価を決める際に業界特有の計算方式を用いていた。
ところが、実際に『SMILE BS 2nd 販売』の運用を始めたところ、パッケージの標準機能の商品単価の計算方式が自社で行っているものと異なることに気づいたという。
しかし、この点についても、「大塚商会さんが迅速に対応してくれたので、すぐに問題が解決しました。あらためて大塚商会さんを選んでよかったと実感しています」と大門氏は大塚商会のサポート力を評価する。

また、PCやサーバーをはじめ、さまざまなセキュリティ上の脅威に対応する統合脅威管理(UTM)アプライアンス『FortiGate』やビジネスフォン『Aspire UX』、LED照明なども大塚商会から全て導入している。
「当社は少数精鋭でビジネスを展開しているので、私が営業を統括しながらシステム管理も行っています、そのため、IT化に取り組む時間は限られています。その点、大塚商会さんに相談すれば、どんなことにも迅速に対応してくれるので非常に助かっています」

販売管理とEDIのデータ連携で、一連の事務処理の効率化を実現

現在、同社は『SMILE BS 2nd 販売』を6ライセンス導入し、主に営業のサポート部門が受注業務や伝票の作成業務を行う際に有効活用している。
特にEDI業務支援システムとのデータ連携を実現したことにより、得意先の注文データを『SMILE BS 2nd 販売』に瞬時に取り込み、売上管理などが迅速かつ正確に行えるようになったことが大きな導入効果だという。
さらに、『SMILE BS 2nd 販売』上で集計した売上実績などは、経営陣や営業担当者もPCでリアルタイムに確認できるので、今後の営業方針などを考えるうえでも役立っている。
「商品別や取引先別の売上順位表などが簡単に作成できるので、とても便利です。今後の売上予測については、現状ではまだ自分の頭の中で行っている段階ですが、『SMILE BS 2nd 販売』には、さまざまなデータ分析機能が備わっているので、これから徐々に活用しながら、当社の売り上げや利益率の向上に結びつけていきたいと考えています」

また、『SMILE BS 2nd 販売』の顧客マスターから得意先名や住所などを抽出することで、年賀状などが簡単に作成できるようになったことも想定外のメリットだという。
今後は、働き方改革の一環として、営業担当者などがモバイル端末を使って外出先から『SMILE BS 2nd 販売』の顧客情報や売上実績などを閲覧できる環境づくりも視野に入れている。その一方で、在庫商品のピッキング業務や配送業務は、今後も引き続き委託倉庫にアウトソーシングすることで従業員の業務負担を軽減していく。
「ここ数年、売り上げは順調に伸びていますが、従業員の数はほとんど変わりません。今後も煩雑な事務作業は極力省力化を図り、その分、お客様と会話をする時間を増やし、お客様のニーズを先取りした付加価値の高い商品展開が行えるように努めていきます」
同社は、これからもIT化による業務の効率化と顧客とのコミュニケーションを重視した営業活動をバランスよく実践することで、さらなる飛躍を遂げようとしている。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • 基幹業務システム『SMILE BS 2nd Edition 販売』

    売上売掛から仕入買掛、在庫管理までの全般をカバー。マスターや伝票に独自項目を追加したり、各種実績の集計・オリジナル帳票の作成・データ分析など多角的に行えます。

  • 開発ツール『SMILE BS 2nd Edition Custom AP Builder(CAB)』

    システムの追加・カスタマイズから、お客様の業務に合わせた個別システムの構築にも対応できる拡張性・柔軟性の高い開発ツール。SMILE BSシリーズのデータをさまざまな角度から参照・分析することができます。

その他の導入システム

  • 基幹業務システム『EDI業務支援システム』
  • 基幹業務システム『自由帳票実行オプション』

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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