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独自の試みで3次元CADを有効活用し、高機能・低コスト・迅速な開発という市場ニーズを満たす設計・製造体制を確立

ローツェ株式会社 導入事例

2013年12月取材

精密機器メーカーであるローツェ株式会社は、開発力強化を目的に、所属部署の異なるスタッフによる“小部屋”プロジェクトチームを結成。3次元CADを駆使することで、複数の新機種を短期間のうちに低コストで開発することに成功した。

業種 製造業 従業員数 101~1,000名
キーワード [CAE][3DCAD][構造解析][CAD教育]

導入前の課題

  • 3次元CADの活用による効率的な製品設計
  • 新機種の設計・製造コストの縮減

解決策

○ 部門横断型プロジェクトチームで3次元CADの運用を活性化

システム導入:

導入による効果

  • 製品の部品点数削減による生産コスト低減
  • 新製品の開発期間を短縮
  • 3次元CADの運用を全社的に普及させる環境の構築

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ローツェ株式会社
ローツェ株式会社 概要
業種
精密機器製造
事業内容
電子機器、半導体・液晶ガラス基板製造用搬送装置の開発設計・製造販売
従業員数
単体従業員数186名(2013年2月現在)
ホームページ
http://www.rorze.com/

独自の開発チームを結成し、3次元CADの活用で開発期間の大幅な短縮に成功。新機種の設計・製造コストも縮減させた

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背景
世界を驚かせる製品を開発し続ける精密機器メーカー

ローツェ株式会社は半導体やその材料となるシリコンウエハの搬送システムの開発・製造を主力とする精密機械メーカーだ。1985年に創業し、87年には搬送過程においてわずかなほこりも出さない世界初のクリーンロボットの開発に成功。6名の社員とプレハブ小屋からスタートした同社は、いまや半導体ウエハ搬送システムで世界トップクラスのシェアを誇る優良企業へと成長を遂げた。ロボットアームの動きをほかの部品が遮る“干渉”を防止する目的で、3次元CAD『Autodesk Inventor』を導入したのは2001年のこと。2004年には解析ソフト『COSMOS DesignSTAR』(現在のSolidWorks Simulation)も導入。設計の作業効率の大幅な向上により、ロボットアームの軽量化や省スペース化に成功するなどの成果を上げている。

経緯
開発スピード向上を目指し、“小部屋”プロジェクトを開始

半導体クリーン搬送装置市場は近年、国内の大手他社や海外勢の台頭により競争が激化している。競争に勝ち抜くうえで求められたのは、開発速度の向上だった。3次元CADのさらなる活用によってその実現を図った同社は、“小部屋”と呼ばれるプロジェクトを発足させた。近年製造業では、さまざまな能力を持つスタッフを結集する“大部屋”方式が注目されている。小部屋はそれにヒントを得たもので、製造、電気設計、業務管理からメンバーを抜擢。4名によるプロジェクトチームを発足させた。

”小部屋”プロジェクトは、その後ユニット開発部という独立部署に改編、引き続き汎用性の高いマシン開発を推進している

ポイント
出身部署が異なるメンバーのアイデアが相乗効果を発揮

半年間で2機種の試作品を完成させることが、プロジェクトの課題だった。設計業務に携わった経験を持つメンバーは1名しかいない状態で、3次元CADによる設計をスタートさせた。当初は試行錯誤の連続だったが、メンバー全員が3次元CADの操作を習得するにはそれほど時間はかからなかった。それに伴い、メカ開発の担当者が気づきにくい電気設計の問題や、電気設計の担当者には見えにくいメカの問題を指摘しあい、共に改善に努めるという“小部屋”の効果も次第に表れ始めた。

セミコン・ジャパンへのブース出展時の様子。“小部屋”による成果で、複数の新機種を発表することができた

導入効果と今後の展開
部品点数の半減によって生産コストの大幅削減に成功

3次元CADの操作で疑問があれば、その場で設計部門出身のメンバーに教わり、設計に問題が起きればメンバー同士が知恵を出し合って解決する小部屋方式は予想以上の進展を見せ、「半年間で2機種開発」という目標を見事達成。さらに部品点数の大幅削減による生産コスト削減にも成功した。プロジェクトの成功を受け、同社では2次元から3次元設計への移行が大幅に進めると共に、解析ソフトの活用にも積極的に取り組んでいる。

お客様の声をご紹介

ユニット開発部 ユニット開発課 前田 彰氏

「“小部屋”を前身とするユニット開発部で蓄積された知見はメカ設計部門などにもフィードバックされるようになり、当社の製品の品質向上に大きく貢献しています」

ユニット開発部 ユニット開発課 主任 森本 敦志氏

「3次元CADの操作に関して疑問が生じ、『たよれーる』のやり取りでも解消できなかった際、大塚商会さんのスタッフの方がメーカーに問い合わせ、わざわざ弊社までお越しいただいて解決してもらったことがあります。その親身な対応ぶりにはいつも感謝しています」

ユニット開発部 ユニット開発課 主任 安東 克巳氏

「3次元CADの活用で、今後の当社の戦略製品開発の道筋が見えてきた気がします。個人的には、まだソフトの機能を100%使いこなせてはいないので、これからも技術研鑽に力を入れていくつもりです」

大塚商会担当者からのコメント

「イノベーションのヒントが詰まっています!」

「設計に従事している技術者は経験が豊富な分、経験に引きずられることが多い」という前田様の一言がとても印象的でした。すべてのものづくり企業の方々にぜひご一読いただきたい好事例です。

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この導入事例で使われた製品・システム

2013年12月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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