多機能なストレージシステムによって煩雑なフォルダー管理の効率アップを実現し、セキュリティ対策も大幅に強化

「全国160カ所以上で利用する共有ファイルサーバー。運用管理の効率が向上し、各施設や部署の情報系データを安全に管理できるようになりました」

株式会社ルネサンス 導入事例

サービス業1,001名~サーバー活用データ分析・活用コスト削減・売り上げ向上経営基盤強化・リスク対策業務データの活用

株式会社ルネサンスは、全国に160カ所以上あるスポーツクラブの運営を主体としながら、その運営ノウハウを生かした介護リハビリ支援や地域支援事業も積極的に展開している。これまでは、多拠点で利用しているファイルサーバーのストレージのデータ容量管理を手作業で行っており、運用管理が煩雑になる一方だった。しかし今回、コストパフォーマンスの高いストレージシステムと多機能なデータ管理ソフトウェアを導入したことで、従来の課題を解消。フォルダーのデータ容量制限の自動化などを実現しながら、情報系データのセキュリティ対策も強化している。

2019年2月取材

株式会社ルネサンス

導入先の概要

業種
スポーツクラブ運営
事業内容
フィットネスクラブ・スイミングスクール・テニススクール・ゴルフスクールなどのスポーツクラブ事業、自治体や企業の健康づくり事業、介護リハビリ事業、その他関連事業
従業員数
1,298名(2018年3月現在)
ホームページ
https://www.s-renaissance.co.jp/

導入の狙い

  • ファイルサーバーのデータ容量管理を人手によらず効率よく行いたい
  • 情報系データのセキュリティ対策を強化したい

解決策

多拠点で利用するファイルサーバーのセキュアで効率的な運用をご支援

導入したメリット

  • 手作業で行っていたフォルダーの容量制限を自動化できた
  • 情報系データのセキュリティ対策が大幅に強化された
  • 施設や部署単位でフォルダー管理を直感的に行えるようになった
  • IT戦略部 専任課長 上原 力人氏

    「今回のシステム構築で、IT戦略部と各施設や部署の責任者間でフォルダー管理の業務を分担できるようになり、運用管理の効率アップが実現しました」

  • IT戦略部 鉢呂 和紀氏

    「大塚商会さんには、障害発生時の監視通知サービスもあるので、安心感があります。今後も継続的にIT戦略部の管理業務をサポートしてもらいたいです」

導入製品情報

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ストレージシステムNetApp詳しく見るお問い合わせ
データ管理ソフトウェアNorthern Storage Suite

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導入事例詳細

介護リハビリ支援や地域支援事業を積極的に展開

「生きがい創造企業」を企業理念に掲げ、フィットネスクラブやスイミングスクールなどのスポーツクラブ事業を展開する株式会社ルネサンス

株式会社ルネサンス(以下、ルネサンス)は1979年の創業以来、「生きがい創造企業」を企業理念に掲げ、フィットネスクラブやスイミングスクールなどのスポーツクラブ事業を展開。スタッフ一人一人がホスピタリティ精神を高めながら、健康で快適なライフスタイルを提案しているのが特長だ。
近年は、老若男女を問わず健康増進の機運が高まりつつあるが、24時間営業のフィットネスクラブなど利用者の多様なニーズに対応したサービスが次々に登場し、競争は激化している。

そうした中、ルネサンスでは健康づくりをトータルに支援するため、介護リハビリ事業や地域支援事業を積極的に展開している。フィットネス感覚の運動特化型デイサービス施設「元氣ジム」では、同社のスポーツクラブ運営のノウハウを生かしながら、高齢者が元気に過ごせるように介護リハビリを通じたサポートを行っている。
「社内公募のアイデアを具現化した新規事業としてのサービスもあります。障がいをお持ちのお子様が安心して通えるスポーツ施設も、その一例です」とIT戦略部 専任課長の上原 力人氏は語る。

一方で、スポーツクラブなどの施設運営業務の効率アップを図るため、業務のRPA(Robotic Process Automation)化にもいち早く着手。「各部署の意見を聞きながら、積極的にRPA化を実施することで、企業としての競争力を高めています」(上原氏)

ファイルサーバーのデータ容量管理の効率アップに着手

ルネサンスでは、全国に160カ所以上あるスポーツクラブなどの施設や本社の各部署の情報系データ(イベント情報や各種報告書など)を管理するために、以前からファイルサーバーを利用していた。しかし、ストレージのデータ容量は限られているので、フォルダーに保存できる容量に制限をかけていた。各施設では制限された範囲内でフォルダーを利用し、本社の各部署では利用状況を見ながら不要なデータを随時削除する運用形態を取っていた。ところが、そのフォルダーが、各クラブや施設/部署単位の共有フォルダーと個人用フォルダーという多段構造になっており、管理が煩雑化していた。
「クラブの新設やイベントの取り組みのたびに、IT戦略部で新しいフォルダーを作成し、容量制限の設定を手作業で行っていました。しかし、手動で行うと設定ミスが生じるため、自動化することが目下の課題でした」(上原氏)

そうした中、ストレージメーカーの保守サポート契約が終了するのを機に、フォルダーの容量管理(クオータ機能)の効率化やセキュリティの強化を図ることになった。
「当初は、クラウドのストレージサービスへの移行も検討しました。しかし、ファイルサーバーの利用者は全国の社員約1,300人もあり、保存データも膨大なため、試算をしてみるとオンプレミスの運用に比べて5年間で約2倍のコストがかかることが分かりました。そこで、オンプレミスのシステムに入れ替えることにしたのです」(上原氏)

以前からIT機器の導入で取引実績のあった大塚商会に相談し、ストレージシステムの『NetApp』とデータ管理ソフトウェア『Northern Storage Suite』(以下、NSS)を組み合わせて運用することになった。

コストパフォーマンスの高いストレージを選定

今回『NetApp』を選定した理由は、コンパクトな筺体に20TBの大容量のデータを安全に保管できる機能を搭載し、他社製品に比べてコストパフォーマンスが高かったからだ。さらに大塚商会の総合的なサポートが受けられることも決め手となった。一方『NSS』は、共有フォルダーと個人用フォルダーのような多段階の容量制限を行うために最適な管理ソフトウェアだった。フォルダーごとに容量の上限設定を行える「クオータ機能」を備えており、上位階層に上限設定を行うと、配下の階層にも自動的に反映される。
「各フォルダーの容量が上限に達すると、データ整理を促すメールが管理担当者に自動送信されます。そのメール本文のURLをクリックすると、古いデータの一覧が表示されるので、その中から不要なものを削除することで容量を減らすことができます」(上原氏)

多機能な管理ツールでランサムウェア対策の実現にも期待

『NetApp』は国内のNAS市場においてシェアNo.1を誇る。高いパフォーマンスと信頼性、拡張性に優れたストレージだ

ルネサンスは、多段階クオータ機能を有効活用するため、各施設や部署ごとにフォルダー管理の責任者を決め、その責任者が自発的にデータの整理を実行する体制づくりを行った。
「今回導入した『NSS』は、ユーザーインターフェイスがシンプルで分かりやすいので、ITリテラシーが高くないスタッフでも直感的に操作できることが大きなポイントでした」とIT戦略部の鉢呂 和紀氏は語る。

また、ランサムウェア対策が実装されていることも、選定理由の一つだった。ファイルの拡張子を変更できないようにするファイルブロック機能や、不正なプログラムの動きを検知して管理者にメールで通知する機能など、セキュリティ強化の仕組みも充実している。
「これまで社内でウイルス感染の被害が発生したことはありませんが、万が一の事態に備えて、情報系システムのセキュリティ対策を強化することも重要な課題だったため、『NSS』を利用することで同課題への対応の一環となることを期待しております」(上原氏)

各拠点で自発的にデータ整理を行える仕組みを構築

今回のストレージシステムの導入により、これまで手作業で行っていたフォルダーの容量制限設定が自動化され、各責任者が自発的にデータ整理を行えるようになった。その効果は非常に大きいという。
「以前は、各施設のフォルダーの容量が限界に達すると、管理担当者から『データの保存ができなくなりました』 と連絡が入り、IT戦略部は『容量超過が原因ですので不要なデータを削除してください』と返答していました。今は『NSS』の導入により、そうした問い合わせが減り、本来のIT戦略業務に集中できるようになりました」(鉢呂氏)

また『NSS』のレポーティング機能により、ストレージの利用状況が可視化されたことも大きな導入効果だ。各フォルダーのデータ増加率や利用コストを把握できるので、ストレージの最適化を検討する際の参考になるという。

個人データの保存を未然に防ぎ、情報漏えいのリスク軽減にも期待

『Northern Storage Suite』はファイルサーバーのデータを効率的に管理し、適切な運用を支援する専用ソフトウェア。セキュリティ対策にも効果的だ

ルネサンスでは、各施設の会員データを基幹系の顧客管理システムで管理し、情報系のストレージシステムには、個人データを保管しないように社内ルールで定めている。しかし、無意識のうちにイベントの参加者リストなどを各自のフォルダーに保管してしまうケースも起こり得る。そのような場合、以前の環境では対策を講じることが難しかった。

その点『NSS』には、ファイルの中身をチェックする「テキストマイニング機能」があり、パスワードや社外秘、機密など特定の文字を含むデータの保存を未然に防止できる。これにより、個人データの流出リスクがより一層軽減される。「個人データを含むファイルのリストアップも可能です。ただし、名前が記載されただけで個人データと判断され、膨大な量になる可能性があるので、運用ルールをきちんと定めたうえで、今後本格的に活用していきます」(上原氏)

次回のストレージの入れ替え時には、クラウド(注)への移行も視野に入れている。というのも『NSS』は、ストレージの環境にかかわらず利用できるからだ。「クラウドは従量課金が基本なので、各施設に費用を分担してもらうなど検討が必要になるでしょう。そうなれば、データ保管にも費用がかかることをスタッフにも意識してもらえるはずです。ストレージの運用コストを徐々に軽減していくことが今後の課題です」(鉢呂氏)

  • (注)クラウドストレージの種類によっては『NSS』の機能に一部制限がかかる場合があります。

大塚商会担当者からのコメント

「お客様の利用状況に応じた最適なシステムをご提供します」

今回はストレージをオンプレミスで導入されましたが、そのままクラウドに移行することも可能です。今後もお客様の利用状況に柔軟に対応しながら、より良いシステム提案ができるように努めてまいります。

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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