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高級フルーツゼリーの老舗が、事業規模の拡大に合わせてIT基盤を整備し、通販業務の効率化とBCP対策の強化を図る

株式会社トミゼンフーヅ 導入事例

2018年1月取材

製造業101~1,000名ERP・基幹業務・業務管理セキュリティ営業・業務プロセス効率化経営基盤強化・リスク対策

さいたま市に本社を構える株式会社トミゼンフーヅは1953年の創業以来、味と品質にこだわったゼリーづくりに努めている。フルーツの果汁や果肉をふんだんに使った高級フルーツゼリー「彩果の宝石」は埼玉発祥の銘菓として高い人気を得ている。同社は、オンラインショップを含めた通販事業を展開するに当たり、通信販売業向け販売管理システム『Smart通販』と顧客管理システム『SMILE BS 2nd Edition CTI』を長年活用し、受注処理や伝票発行などの業務の効率化を実現。同時にサーバーをデータセンターに預けることでBCP対策も強化している。

株式会社トミゼンフーヅ

導入先の概要

業種
食品製造業
事業内容
フルーツゼリー「彩果の宝石」など菓子類の製造・販売
従業員数
157名(パート含む、2018年1月現在)
ホームページ
https://www.saikano-hoseki.jp/

お客様の声をご紹介

専務取締役 小堤 滋夫氏

「オフコンの時代から、大塚商会さんから導入した基幹系システムをバージョンアップしながら長期にわたって継続的に活用しています。とても使いやすく、サポート体制も充実しているので、非常に助かっています」

大塚商会担当者からのコメント

「ITを効果的に活用できるように、しっかりとサポートしていきます」

株式会社トミゼンフーヅ様は、販売管理と顧客管理システムを連携することで、通販業務の効率化を実現されました。今後もITを効果的に活用できるように、しっかりとサポートしていきます。

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株式会社トミゼンフーヅ 導入事例(PDF:2,437KB)

導入事例詳細

高級志向のフルーツゼリーが百貨店の顧客のニーズとマッチ

味と品質に徹底してこだわったフルーツゼリー「彩果の宝石」はバリエーションも豊富で、埼玉県の銘菓として人気を得ている

株式会社トミゼンフーヅは、今や埼玉の銘菓となっているフルーツゼリー「彩果の宝石」を製造・販売しているゼリーづくりのパイオニア。「富は急ぐな、善は急げ」を基本精神に掲げ、味と品質に徹底してこだわっているのが大きな特長だ。三越や伊勢丹など全国の百貨店に出店しており、その売り上げは、全体の約8割を占めている。その一方で、埼玉県内で直営店3店舗を運営。自社のWebサイトを用いたオンラインショップも開設し、電話による注文にも柔軟に対応するなど、販売チャネルを年々拡大している。
1953年の創業当初は、国内でフレッシュなイチゴがなかなか入手できないため、イチゴをかたどったフルーツゼリーを製造し、製パン会社などに納入していた。その後、その技術やノウハウを生かし、フルーツの果汁や果肉をふんだんに使ったペクチンゼリーを開発。百貨店向けの高級フルーツゼリー「彩果の宝石」として商品化したところ、百貨店を訪れる高級志向の顧客のニーズと見事にマッチし、たちまちヒット商品となった。
「彩果の宝石には、彩りあふれる果物が入った宝石のような商品という意味が込められています。その後、偶然にも、埼玉県のブランディングネームが『彩の国さいたま』と言われるようになり、名称が似ていることから埼玉の名物の一つとして広く認知されるようになりました」と専務取締役の小堤 滋夫氏は語る。
特に百貨店の店頭で試食販売を積極的に行ったことが成功要因の一つだという。また、ペクチンを使ったフルーツゼリーづくりは、高度な技術やノウハウが必要になるため、同業他社が容易に参入できないことも同社の大きなアドバンテージになっている。

だが、「フルーツゼリーづくりに終わりはありません。まだまだ改善の余地があります」と小堤氏は語り、味と品質を追求したさらなる商品開発に力を注いでいる。
既に「彩果の宝石」は、さまざまな果物を使った豊富なバリエーションが用意されているが、現在は、果物の産地や品種にこだわったワンランク上の商品開発にも取り組んでいる。
その一方、オンラインショップでは百貨店よりも比較的若い世代の利用者が増えつつあることから、今後は若い世代をターゲットにした商品開発も進めていく考えだ。そのため、新製品の開発拠点として第二工場の新設も計画している。

事業規模の拡大に合わせてIT基盤の整備を継続的に推進

同社は、業務効率を高めるためにIT基盤の整備にも積極的に取り組んでいる。2003年には、通信販売業向け販売管理システム『eShopDirector』(現在の『Smart通販』の旧バージョン)を導入し、電話注文による顧客管理を強化。さらに2005年には、『SMILEα CTI Ver.3』(現在の『SMILE BS 2nd Edition CTI』の旧バージョン)も新たに導入し、顧客から電話がかかってくると自動的に顧客情報がPCの画面上に表示される仕組みを構築。これにより、リピーターからの電話注文に迅速に対応できる業務基盤を整えた。また、2006年には、『eShopDirector』に『コンビニ収納代行オプション』を導入し、顧客が電話注文した商品の代金をコンビニで支払えるように配慮し、顧客サービスの向上に努めている。
「以前は、商品と一緒に郵便局の振込用紙を送っていたのですが、近所のコンビニでも振り込みを行えるようにしたことで、お客様の利便性がアップしました、その結果、振り込みの遅延などが解消され、未入金率も大幅に低減されました」と小堤氏は語る。
その後、2009年にさいたま市緑区に「彩果の宝石 本店」を、2011年にさいたま市南区に「彩果の宝石 南浦和店」を相次いでオープン。それに伴い、2012年にこれまで利用していたシステムを『Smart通販』と『SMILE BS 2nd Edition CTI』に刷新し、『SMILE VPN』で拠点間をネットワークで接続することで、顧客情報などを一元管理できる体制を整備。さらに2015年には、社内のサーバーを大塚商会のデータセンターに移設し、BCP対策を強化している。
このほか、2016年にビジネスフォン『Aspire UX』を、2017年に給与システム『SMILE V 人事給与』を新たに導入するなど、事業規模の拡大に合わせて業務基盤を着実に強化している。
「当社のIT機器は、全て大塚商会さんから導入しています。そもそも大塚商会さんとは、私が入社する以前から30年以上の長いお付き合いがあります。どんなことでも電話一本で迅速に対応していただけるのですごく助かっています。導入後のサポート体制もしっかり整っているので、重要な業務基盤の構築を安心してお任せすることができました」と小堤氏は語る。

リピーターの注文に迅速に対応。通販業務の大幅な効率化を実現

『Smart通販』と『SMILE BS 2nd Edition CTI』の活用でオンラインショップを含めた通販業務の効率化を図ることに成功している

同社の一連のIT基盤の整備において、特に重要な役割を果たしているのが、『Smart通販』と『SMILE BS 2nd Edition CTI』である。とりわけ、これら二つのシステムのデータが相互に連携することにより、商品の受注や伝票発行などの一連の業務が途切れることなくスムーズに行えるようになったことが大きな導入効果だという。
「例えば、リピーターのお客様から電話がかかってきて、『前回と同じものを送ってほしい』と言われた場合でも、PCに表示された顧客情報の販売履歴を見れば、その場で商品の確認が行えます。そのうえ、リピートボタンを押せば、いちいち注文データを入力しなくても、そのまま伝票を作成できるので非常に便利です」と小堤氏は語る。
さらに、送り状発行システム『送り状エース』を導入したことで、宅配便の送り状を顧客情報から自動的に作成できる工夫を施している。これにより、手書きで送り状を作成する手間や時間が省けるようになり、マンション名などの書き間違えを未然に防げるようになった。
また、『コンビニ収納代行オプション』を導入したことで、決済代行会社がそれぞれの顧客の入金情報を毎月まとめて送ってくれるようになり、それを参照することで入金確認や売掛金の消し込み作業が簡単に行えるようになったことも大きな導入効果だという。

同社は、2009年の「彩果の宝石 本店」の開店を機に、自社のホームページを立ち上げてオンラインショップを開始したが、『Smart通販』にはECサイト連携機能が実装されているので、オンラインショップの受注データをそのまま『Smart通販』に取り込めるようになったことも大きな利点だった。そのため、オンラインショップの運営もスムーズに行えるようになった。
その一方で、『SMILE VPN』で拠点間をネットワークで結び、全社規模でデータの共有化を図ると共に、電話回線の内線化も実現している。
「SMILE VPNにデータと音声を載せてネットワーク化したことで、拠点間のコミュニケーションが円滑に行えるようになり、電話料金も削減できるようになりました」と小堤氏は語る。

データセンターの活用により情報の保全とBCP対策を強化

『Smart通販』などの基幹系のサーバーは、もともと本社に設置していたが、その後、サーバーの容量が大きくなり、音が気になるようになったという。同時にサーバーの本体から熱が出るので、近づくと熱く感じることもあった。そうした中、「彩果の宝石 南浦和店」が新たにオープン。店内のスペースが広く、サーバーを設置できる余裕があったので、基幹系のサーバーを一時的に「彩果の宝石 南浦和店」に移設することになった。その移設作業は大塚商会が全面的にサポートしたので、特に問題が生じることはなかった。
だが、自社内でサーバーを運用していると、万が一災害などでトラブルが発生すると、その復旧作業に時間がかかり、業務がストップしてしまうというリスクがあった。特に昨今は、コンピューターウイルスなどを使った顧客情報の漏えい事件などが後を絶たないため、セキュリティ面を強化することも重要な課題だった。

IT基盤を構築したトミゼンフーヅは、今後、蓄積された顧客情報などを分析しながら有効活用していく

そこで、大塚商会に相談し、「彩果の宝石 南浦和店」に設置していたサーバーを、2015年に大塚商会のデータセンターのサーバーに移行することになった。具体的には、『たよれーる マネージドネットワークサービス 2Uハウジングレンタル』を活用し、自社にサーバーを設置していたときの諸課題を全て解消している。
「データセンターを活用する一番のメリットは、大切な顧客情報を安全に管理できることです。大塚商会さんのデータセンターは耐震設備などのセキュリティ対策が万全なので、BCP対策としても大きな効果をもたらします。そのうえ、以前のようにサーバーの音や熱を全く気にする必要がないので、安心して日々の業務に専念できます」と小堤氏は語る。
同社は、このようなかたちで『Smart通販』と『SMILE BS 2nd Edition CTI』を中核に据えた盤石なIT基盤を構築することに成功しているが、今後は蓄積された顧客情報などを分析しながら有効活用していくことが課題だという。
「例えば、1年に何回も商品を購入してくださるリピーターのお客様に対しては、お中元やお歳暮のシーズンなどに定期的にダイレクトメールを発送して、新商品の販売促進につなげていきたいと考えています。既にそうした取り組みを容易に行える業務基盤が整っているので、近いうちにぜひ実現したいです」と小堤氏は語る。
また現在は、各拠点にタイムカードを設置、従業員の勤怠情報を毎月まとめて集計し、『SMILE V 人事給与』に入力することで給与管理などを行っているが、将来的には『SMILE V 給与』と連携した勤怠管理システムの導入なども視野に入れている。
このように、今後もITを効果的に活用しながら、業務の効率化や顧客サービスの向上に努めていく考えだ。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • 通信販売業向け販売管理システム『Smart通販』

    個人のお客様を対象とした通販業務をサポートするシステムです。また通販だけではなく卸売業務の機能も搭載され、通販業務と卸売業務を一元管理できます。多様に変化する通販業務をトータルにご支援します。

  • 顧客管理システム『SMILE BS 2nd Edition CTI』

    電話とコンピューターの機能を統合し、着信と同時にコンピューターにある顧客情報や応対履歴情報を表示し、お客様との効果的なコミュニケーションをサポートします。

  • 給与管理システム『SMILE V 人事給与』

    人事管理から定型の給与計算業務までをフルサポート。自由項目を利用した独自の人事情報や、履歴情報を管理することで、人事異動の判断材料などに活用できます。

  • VPNサービス『SMILE VPN』

    信頼性と低コストを両立したVPNサービス。低コストでネットワークを構築したいが、ある程度のセキュリティレベルを確保したい。こうしたニーズにお応えするのがO-CNET SMILE VPNです。

  • ハウジングサービス『2Uハウジングレンタル』

    データセンターのサーバーを1台からレンタルでき、障害・トラブル時に強い冗長構成も手軽なコストで実現可能です。

  • ビジネスフォン『Aspire UX』

    ユーザーニーズを追求し、さまざまなシチュエーションに対応する充実の機能を搭載。事業規模の拡大や急な組織変更・人員増にも、無駄なコストをかけずフレキシブルに対応します。

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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