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IT企業がPOD機を駆使して、高品質でタイムリーな印刷物をスピーディーに内製化

サイオステクノロジー株式会社 導入事例

2017年12月取材

運輸・通信業101~1,000名複合機・コピー機活用営業・業務プロセス効率化

東京都港区のサイオステクノロジー株式会社は、オープンソースソフトウェアをコアテクノロジーとしたシステムの構築やソフトウェアの開発販売を行うIT企業だ。以前より製品カタログなどを内製化していたが、分社化に伴い新オフィスへ移転したため、出力の必要が生じるたびにPOD機の設置された本社に出向いていた。自社と本社間を移動するロスタイムをなくし、その手間を省くため、同社は最新鋭のPOD機を導入。POD機の多彩な機能を生かして高品質な印刷物をスピーディーに内製化できる体制を整えた。

サイオステクノロジー株式会社

導入先の概要

業種
アプリケーション・システム開発
事業内容
オープンソースソフトウェアをコアテクノロジーとしたシステムの構築・製品の開発・販売・サポート
従業員数
220名(2017年12月現在)
ホームページ
https://sios.jp/

お客様の声をご紹介

第1事業部 SIOS Apps事業企画部 部長 平塚 和広氏

「POD機の導入で、印刷業務の生産性が飛躍的に向上しました。大塚商会さんはメンテナンスなどの依頼にも即応してくれるので、安心して利用できます」

SIOS Apps事業企画部 高瀬 茜氏

「多様な種類の用紙に出力できるので、作成する印刷物の幅が広がりました。大量給紙トレイなど便利なオプションの活用で、ストレスなく印刷できます」

第1事業部 SIOS Apps事業企画部 岸 理絵氏

「製品カタログやソフトウェアの使用許諾書などだけでなく、自社社員の名刺やオリジナルの販促ツールも内製化できるようになり、POD機の利便性を実感しています」

大塚商会担当者からのコメント

「POD機のさらなる有効活用をサポートします 」

サイオステクノロジー株式会社様の業務効率アップに貢献できたことを嬉しく思います。POD機の活用レベルを一層高めていただくため、今後も情報提供をはじめとするサポートに注力いたします。

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導入事例詳細

高度な技術力と開発力を駆使して多様な情報システムサービスを提供

オープンソースソリューションからクラウド、IoT、機械学習、ビッグデータ分析まで、多様な領域で技術力を発揮している

サイオステクノロジー株式会社(以下、サイオステクノロジー)は、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアとJavaをコアテクノロジーとして、システムやソフトウェアの設計・開発・販売を行っている。1997年に株式会社テンアートニとして設立され、東証マザーズに上場後、社名をサイオステクノロジー株式会社に変更。2015年には東証第二部へ市場変更し、2017年10月に持ち株会社のサイオス株式会社(以下、サイオス)が設立され、事業部門を分割承継する形で新たにサイオステクノロジー株式会社として出発した。
「Microsoft WindowsやUNIX がOSの主流だった創業当初より、当社はJavaとLinuxを中核にシステムインテグレーションを行ってきました。その過程で確立された技術を、さまざまな製品とし多くのお客様にご提供しています」と語るのは、第1事業部 SIOS Apps事業企画部 部長の平塚 和広氏。
代表的な製品・サービスとして挙げられるのは、システムの障害を監視し、稼働系に障害が生じると待機系に自動的に切り替え、システムダウンタイムの時間を短縮するHAクラスターソフトウェア『LifeKeeper』や、パブリッククラウドでのシステム障害を自動復旧するサービス 『SIOS Coati』などだ。最近は『SIOS Coati』の販促において、固いイメージを払拭するために“ゆるキャラ”風のマスコットを設定してのブランディングにも力を注いでいる。

ほかにも、フィンテック(IT技術を使った金融サービス)向けのアプリケーションや、楽曲管理の負荷を軽減させる放送局向けWebサービス「DirectorsGear」など、その事業領域は多岐にわたる。AI(人工知能)の研究・開発にも注力し、システムの障害発生を予測して通知するサービスを提供することで、データセンターの監視サービス自動化にも大きく貢献。
また、平塚氏も携わるSIOS Apps事業では、複合機のスキャナー機能を利用して紙文書を電子化するアプリケーションを開発。複合機のパネル上で操作して紙書類を電子化する「Quickスキャン シリーズ」などをリリースし、その販売をビジネスパートナーである大塚商会が行っているという関係もある。
「2017年の創立20周年に際し、当社は『世界中の人々のために、不可能を可能に。』を新たなミッションに定め、イノベーションによる多くの社会課題解決を目指しています」(平塚氏)。
第1事業部 SIOS Appsをはじめとするいくつかの部署で国が推進するテレワークにも試行的に取り組んでおり、成果が実証されれば本格的な全社展開も検討する意向だという。テレワークの実現にはICTの活用が不可欠だが、同社は先端的なIT企業としてその可能性を率先して追求している。

印刷業務の効率アップに向け多機能なPOD機を導入

製品パンフレットから販促アイテムまで、多種多様な印刷物をPOD機で作成している

同社では以前より、製品カタログや販促ツール、アプリケーションソフトをひとまとめにパッケージ化したDVDのジャケットや使用許諾書、取り扱い説明書などを社内のPOD機で印刷してきた。1,000枚単位で出力するケースもあるが、印刷会社に発注するよりはローコストかつスピーディーに作成できるためである。ただし、展示会などのイベント出展時などは配布するカタログの部数が大量なので、印刷会社に依頼することも。このように同社は、原則として印刷を内製化しながら臨機応変に対応することで、作成コストの適正化を図ってきた。
「当社の取引先は、ネットによるダウンロードに慣れていない中小企業が多いことから、多くのアプリケーションソフトをDVDパッケージでご提供しています。当社には多様な事業や製品があり、そのジャケットや販促ツールは、個々の製品にマッチするデザインが求められます。かつて社内にデザイナーを一人擁していたこともありますが、特定のデザイナーによるデザインは画一的になりがちなので、現在はデザインのほとんどを外注するようになりました」(平塚氏)
出力した紙を自ら断裁するのは容易ではないので、カタログなどはページの端に余白があっても不自然にならないデザインを発注し、デザイン会社から納品されたデータはPOD機で必要な部数だけ出力するといったように、同社は長年の経験を通じてスムーズに内製化する手法を確立してきた。
持ち株会社のサイオス設立に伴って分社化された同社は、新オフィスに移転してからしばらくの間、POD機を所有していなかった。
「そのため、徒歩数分の距離にあるサイオスのオフィスへ赴き、そこにあるPOD機『RICOH Pro C751』で印刷していました」と語るのは、SIOS Apps事業企画部の高瀬 茜氏。

出力の必要が生じるたびに両社の間を行き来しなければならず、大量印刷をする場合は終日サイオスに詰めることもあったという。1,000本単位でリリースされるパッケージ製品になると、DVDジャケットや使用許諾書も同じだけの部数を要し、その量は膨大なものとなる。印刷のために二社間を移動する煩雑さと時間を省くことによる生産性向上を図るべく、新オフィスへのPOD機導入に向けて大塚商会に相談をした。
「サイオスにある、分社化以前から使い慣れているPOD機は高機能ですが、かなり大型であることから当社のオフィスに設置するには不都合でした。そこで推奨されたのが、サイズは比較的コンパクトながら機能豊富な『RICOH Pro C5210S』です。複合機としても利用できることに魅力を感じ、導入を決定しました」(平塚氏)

多彩なオプションも活用してより高品質な印刷物を作成

こうして同社に設置された『RICOH Pro C5210S』は、印刷物の内製化だけではなく、コピーやスキャン機能といった複合機としても頻繁に利用され、社内でフル活用されているという。
「単体の複合機でコピーする場合と比べ、POD機による印刷は高品質です。また、出力できる紙種も多様なので、表現力豊かな印刷物を作成するのに貢献してくれています」と話すのは、第1事業部 SIOS Apps事業企画部の岸 理絵氏。
郵便はがきからA3フルトンボまでの用紙に出力可能で、さまざまな紙厚にも対応するのが同機の特長だ。紙種や紙厚に適したプリントスピードを選択することで、安定してトナーを定着させられるのも、説明書からカタログ、ノベルティグッズに添えるカードまで、バラエティー豊かな印刷を行う同社にとって使い勝手のよいものとなっている。
「表面に凹凸のある特殊な用紙にも美しく出力されるので、作成できる印刷物の幅が広がりました」と高瀬氏。
印刷作業をよりスムーズにするため、同社は『大量給紙トレイ』や『紙折りユニット』、『中綴じフィニッシャー』などのオプションも活用。『紙折りユニット』による折りも非常にきれいな仕上がりとなることに満足している、と『RICOH Pro C5210S』の機能性を高く評価する。
「導入前には、印刷物の運搬用として自転車や台車を用いることも検討しましたが、やはり社内にPOD機を備えるのが最善の策です。印刷業務が大幅に効率化されたことを考えると、大塚商会さんから当社の業務内容にマッチした『RICOH Pro C5210S』を推奨していただいて本当によかったと感謝しています」(平塚氏)
高瀬氏と岸氏は、「サイオスとの間を一日に何回も往復する時間は大きなロスですし、雨天時に大量の印刷物を持ち帰るのも大変でした」と語り、もはや印刷業務は『RICOH Pro C5210S』なしでは成り立たないと言う。
また、同社は名刺100枚を45秒(シングルカット時)で高速カットできる名刺カッター『PROSCUT PCM-15』も導入して自社社員の名刺を内製化するなど、さらなるコストの圧縮に取り組んでいる。

高精細な印刷品質と幅広い用紙対応力が特長のカラーPOD機

刃を替えることでさまざまなサイズの用紙カットが行える名刺カッター

オリジナルの自社PRツールを積極的に内製化する

同社は『RICOH Pro C5210S』を基軸として、今後もさらに多様な印刷物を内製化する方針だ。
「最近は『Quickスキャン』シリーズなど当社製品の機能を端的に紹介するための販促カードも作成するようになりました。二つ折りすると名刺サイズになるカードなので、お客様に配布しやすいと営業担当者から好評です。こうしたことができるのもPOD機ならではのメリットで、一気に大量に刷るわけではないので、印刷会社に発注するより安価に作れます。また、特殊なサイズの用紙で販促ツールを作る場合でも印刷会社と細かな打ち合わせをする必要がなく、印刷からカッティングまで自社内で行った方がスムーズです」(高瀬氏・岸氏)
製品カタログなどの本格的なデザインについては外部の協力会社を利用するが、社内で可能なデザインは積極的に行うようにしたいという。最近はPOD機で印刷できるクリアファイルを利用し、社員の顔写真をデザインして名刺代わりに得意先に配布するといったアイデアもあるそうだ。
同社は大塚商会のカスタマーであると同時に、前述したようにビジネスパートナーでもある。同社はこのほど、受信FAXのデータを電子化し、送信元情報に基づきファイル名を自動付与してフォルダーに振り分ける『Easy ファクス』を開発。その機能をリコー製複合機に搭載した「ペーパーレスファクスソリューション」の提供を、2017年12月に開始した。導入支援サービスや保守サービスなどと合わせたソリューションパッケージの販売は、大塚商会が担っている。
「電子化されたFAXのデータはクラウド上にアップされるので、受信者はPCなどでアクセスして確認することが可能です。こうした仕組みはテレワークによる“働き方改革”の実現にも貢献するはずなので、大塚商会さんのサポートを得ながら普及に注力したいと思います」(平塚氏)
その一方で、POD機のより良い活用法などに関する情報も従来どおり提供してもらい、大塚商会との多面的な協力体制を強化していきたい、と平塚氏は力強く語った。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • カラーPOD機『RICOH Pro C5210S』

    高度なプロダクションニーズを満たす色再現性や凹凸紙への対応など、絶え間ない革新を進めながら、企業内業務に必要なオフィス機能もご用意しています。

その他の導入システム

  • 名刺カッター『PROSCUT PCM-15』

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  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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