オフィスのIT全般の導入について、分かりやすくお答えします。

トートバッグ専門ブランドが、アパレル業向けパッケージの活用で、業務環境改善と働き方改革を実現

株式会社スーパープランニング 導入事例

2017年11月取材

卸売・小売業、飲食店101~1,000名ERP・基幹業務・業務管理モバイル・タブレット活用通信・ネットワーク営業・業務プロセス効率化経営基盤強化・リスク対策ネットワーク環境の構築・改善

オリジナルのトートバッグ専門ブランド「ルートート」を展開する株式会社スーパープランニングは、数年前より働き方改革に着目。販売・在庫・物流などの基幹業務を適正化するため、このほど老朽化したシステムを刷新した。採用したのは、アパレル業向けのパッケージとして定評のある基幹業務システム『ApaRevo II』。導入に先立って大塚商会が提供する『Fit&Gap分析・要件定義支援コンサルティング』を受けるなど強固な協力体制を構築することで円滑なシステム導入を行い、多様な業務を効率化することに成功した。

株式会社スーパープランニング

導入先の概要

業種
雑貨企画製造卸、小売業
事業内容
ライフクリエーション雑貨企画製造卸、小売業、商業デザイン・企画製作、店舗業態開発、カフェ・ギャラリー運営
従業員数
116名(2017年11月現在)
ホームページ
http://www.superplanning.co.jp

お客様の声をご紹介

常務取締役 神谷 富士雄氏

「経験豊富な営業担当者やSEの方が当社に詰め、最適なシステム構築に尽力してくれました。システムを効果的に運用するための組織づくりのあり方に関してのアドバイスも受けられ、大塚商会さんの総合力を実感させられました」

大塚商会担当者からのコメント

「さらなる業容発展を全力でサポートします」

当社と株式会社スーパープランニング様が一体となってシステム導入に取り込むことで、御社の見据える将来的な働き方も視野に入れ、最適な形を模索しながらシステムを構築させていただくことができました。今後も積極的に業務改善につながるご提案をさせていただきます。

この事例を印刷、保存しますか?(無料)*内容は同じです

整形ずみPDFを入手

株式会社スーパープランニング 導入事例(PDF:1,339KB)

導入事例詳細

デザインセンスと機能性に優れたトートバッグを展開

トートバッグに特化したブランディングを推進。アーティストや有名ショップなどとのコラボレーションも多数企画・展開している

株式会社スーパープランニングがプロデュースする「ROOTOTE(ルートート)」は、機能性と有意性を備え、年齢層を超えて愛されるさまざまなデザインを施したトートバッグの専門ブランドだ。国内12店舗(直営10店舗、FC2店舗)、台湾で3店舗をFC展開するほか、取り扱い店舗も多岐にわたり、そのファンは非常に多い。
「2018年に創業40周年を迎える当社は、グラフィックデザインオフィスから出発した会社です」と話すのは、常務取締役の神谷 富士雄氏。
同社が本社を置く静岡県浜松市は、古くから工業系のモノづくりが盛んな都市だ。創業後しばらくは大手企業の広告や販促用ノベルティグッズの製作などを行っていたが、消費者のライフスタイルの向上に貢献したいとの思いから、オリジナル雑貨の製造・販売をスタート。学生向けの生活雑貨を中心に、ステーショナリーやグルーミング、Tシャツなどの軽衣料、インテリアグッズなどを手掛けるようになり、一時期には年間1,500種ほどの商品をリリースしていた。多様な商品開発を手掛ける過程で次第にブランディングを意識するようになり、2000年頃、グラフィックデザインとの相性もよく、コンシューマーからも評価を得ていたトートバッグに商品を絞りこむことを決断する。

トートバッグはコモディティ化が進んでいる商品なので、バッグの機能性を高めながら差別化を図るため、外側に出し入れの多い小物を収納するのに便利なポケットを付けました」(神谷氏)
このポケットがカンガルーのおなかを連想させることからブランド名を「ROOTOTE(ルートート)」とネーミングしたのは2001年。「世界一のトートバッグブランドになる」をブランドビジョンとして、使い勝手のよさ、デザインセンスの高さから着実に愛用者を増やし、国内でのホールセール、小売り事業のみならず、海外への販路も拡大させている。

また、ブランドの立ち上げ当初からプロダクトを通じた文化活動や環境保全活動に取り組んでいる。近年では、2016年度「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞した「ROO Garbage(ルー・ガービッジ)」。内部にゴミ袋をセットしてアウトドア用のゴミ箱としても使えるトートバッグだ。アウトドアを楽しんだ際、自分で出したゴミを持ち帰る啓発につながるだけではなく、街や自然の景観を守ることにもなる。

アウトドアでの簡易ゴミ箱のほか、ウエットスーツやスノボのウェアなど水濡れするスポーツ用品の持ち帰りにも使える『ROO Garbage(ルー・ガービッジ)』

「トートバッグは言ってしまえば単なる手提げ袋ですが、そこに独自のストーリーや付加価値を与えることが当社の経験と能力を注ぐ素材として合っていました。今では当社のコアコンピタンス、つまり圧倒的優位性となっています」と神谷氏は語る。

『ROO Garbage(ルー・ガービッジ)』は、フリーアドレスやシェアオフィスではトートバッグとして利用するだけでなく、移動式ゴミ箱として活用できることも魅力

老朽化した基幹業務システムの刷新に向け事前準備に注力

市場やコンシューマーの動向を敏感にキャッチしながら新商品を開発し、着実に業容を拡大してきた同社にとって課題となっていたのが、長年運用してきた基幹業務システムの老朽化だ。
「現状の業務内容に合わない部分が増え、また、在庫引当を管理する機能が不十分だったため、販売可能な在庫を速やかかつ正確に把握できないことなどに悩まされていました」(神谷氏)
システムのリニューアルを検討した同社は、2年もの歳月をかけて約10社のベンダーに相談をし、候補を3社に絞り込んだところで大塚商会と商談をする機会を得た。そこで推奨されたのが、アパレル・ライフスタイル業界特有の業務をサポートする多彩な機能が搭載された『ApaRevo II』だった。業務内容にマッチしていると感じたことに加え、熱意あふれる営業担当者や経験豊富なSEに信頼感を抱き、大塚商会への依頼を決めた。

『ApaRevo II』は標準搭載の多彩な管理帳票により、リアルタイムな各種データの取得も可能。販売機会損失や不良在庫を抑止し、売上アップに大きく貢献している

同社はシステム構築に先立って大塚商会による『Fit&Gap分析・要件定義支援コンサルティング』を受け、各部門の適正な業務フローを整備。旧システムがカスタマイズの多用で運用コストと手間がかかっていたことから、『ApaRevo II』をパッケージベースで利用し、将来業務量が増えても、限られたスタッフ数で負担なく運用できるシステム構築を目指す方針が立てられた。また、社員が社外からモバイルで社内ファイルサーバーや基幹業務システムにアクセスできるよう、『どこでもコネクトリモート』を活用したVPN環境を構築することも決定する。
新システムを短期間で導入するため、同社は情報システム部をファシリテーターとするチームを発足させ、営業、商品企画・生産、店舗管理、物流管理、経理総務の各部門のキーマンをメンバーとして選出した。

「プロジェクトチーム設置の狙いは、新システムを社員が主体的に構築・運用するという意識づけをすることでした。過去のシステム導入時には、情報システム担当者に問い合わせが集中して業務が混乱してしまいました。今回のように各部門のキーマンがキックオフの時点からプロジェクト全体のゴールイメージを共有し、フェーズごとに達成しなければならないことを理解して関われば、各現場で生じる疑問や課題にも自主的に対処できます」(神谷氏)
そして2015年11月、各メンバーの役割や責任を明確にし、チーム全体が目標を共有するためのキックオフミーティングを大塚商会の主導で開催。
「それまでのシステム導入はシステムの機能や技術的な面にばかり目が向きがちでした。しかし、効果的に運用するには、そのための組織づくりが重要だということを、今回のプロジェクトを通して実感しました」と神谷氏は語る。

プロジェクトの目標を全社で共有し計画どおりのスムーズな導入を実現

こうして2017年1月のカットオーバーに向け、新システムの外部設計、構築、データ移行、テスト運用、教育などが綿密に立てられた計画に沿って進められた。新しい基幹業務システムの適用範囲は、販売管理、店舗管理、経営管理、会計システムとの連携をはじめ多岐にわたる。構築の過程ではさまざまな課題に直面したが、通常業務をこなしながらシステム開発にも携わるプロジェクトメンバーが音を上げることは全くなかったという。その理由として、事前に立てられた三つの「プロジェクトの目標」が全メンバーに浸透していたことを神谷氏は挙げる。内容は(1)「柔軟な働き方の実現」(外部ネットワークからも利用できるシステムを導入することで、スタッフの柔軟な働き方を実現する)、(2)「顧客満足」(新システムを利用することで、迅速な納期・在庫回答や発注処理を行い、顧客満足を向上させる、(3)「時間の創出」(システムをリプレースする過程で業務フローを可視化し、無理無駄を省くことで自社の変革に充てる時間を創出する)というものだ。これにより、プロジェクト進行中も新システムが自分たちにもたらすメリットが明確で、稼働に向けたメンバーの集中力を生んでいたようだ。
「2016年夏以降のテスト期間には、課題が出るたびに『問題解決シート』を作成して大塚商会の担当者と共有し、期限を定めて解決策を模索しました。当社と大塚商会による協力体制の下、各現場の業務内容に即したパッケージの機能調整が行われたことが、スムーズな導入を成功に導いた大きな要因だと思っています」(神谷氏)この結果、計画どおりにカットオーバーし、2017年1月、新システムが稼働した。その翌週には、どの部署でも通常業務において遅滞なくシステムが運用されていたという。システムのリプレースに伴って多くの業務プロセスが変更され、それらはトップダウンで行われたが、三つの「プロジェクトの目標」がプロジェクトメンバーを通じて全社員に伝えられていたため抵抗感を抱く社員もなかった。
「現場のキーマンが能動的に取り組み、旧システムの課題を早く解決して業務を改善したいという雰囲気が全社に醸成されていました」と神谷氏は言い、システム構築にとっての組織づくりの大切さをあらためて指摘する。

蓄積された多様なデータを分析して経営戦略の立案に役立てる

タブレットによる出荷検品・移動処理機能で人的ミスを防止。在庫情報のリアルタイムな把握で、より正確な倉庫在庫・店舗在庫の管理を実現している

システム刷新の成果としてまず挙げられるのは、営業スタッフがタブレット端末で社外から販売管理データにアクセスできるようになったことだ。
「取引先からの在庫の問い合わせにレスポンスよく回答できるようになり、お客様への対応力が向上しました。さまざまな業務が社外で行えることで無駄な移動時間が省略され、直行直帰も増えており、自然と働き方改革につながっています」(神谷氏)
『物流管理・ハンディターミナル連携オプション』の利用とハンディターミナルのバージョンアップによって、出荷検品・入荷、棚卸、在庫管理機能も強化され、誤納や出荷ミスが大幅に減った。以前は一日がかりだった棚卸での在庫個数の確認が、今は数時間以内で完了するようになったという。また、従来は販売店舗の小売データと卸売データが別々のシステムで管理されていたが、それが一元管理されるようになったことも、業務効率を高めることにつながっている。

「以前は、データ集計や帳票類の出力は情報システム担当者に依頼する社員がほとんどでしたが、今回のプロジェクトのもう一つの目的でもあった業務における自助の思考が育ち、各部門や個人でできることは自ら行おうという姿勢が定着しました。システム更新を機に、社員の意識改革がなされたのも大きな収穫です」と語る神谷氏の現在の課題は、売上データ、顧客データ、営業データなどを素早く分析できるBIツール『QlikView』の活用で、商品開発力や営業力をさらに高めることだ。
「国内外の取引先や店舗数も増やしていく方針なので、『ApaRevo II』に蓄積されたデータを活用して適格な経営戦略を立てたいです。変化の激しいアパレル業界では、SPAを推進したり卸に軸足を置いたりと、市場環境に応じて臨機応変に事業転換できる柔軟性を持って運営していなければなりません。
その点、『ApaRevo II』にはこの業界における多様な事業形態のノウハウが集積されていると思います」(神谷氏)
『ApaRevo II』はクラウドPOSレジ『スマレジ』と連携させることも可能で、各店舗への導入に向け、現在大塚商会によるテスト運用が進められている。同社は今後、『ApaRevo II』を基軸にますます多角的な経営環境を整備していくことになる。
「これからも心強いビジネスパートナーとして、業務改善をもたらすIT製品の情報提供と経営課題の可視化に力を貸していただきたいです」と、神谷氏は大塚商会への期待を口にした。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

  • ApaRevo II

    アパレル・ライフスタイル業界で培った経験・ノウハウと最新のIT技術とを融合させ、業界特化した使いやすい販売管理システムです。多彩な機能により、販売機会損失や不良在庫を抑制し、企業の体質強化と売上アップを実現いたします。

  • モバイルPOSレジ「スマレジ」

    「NCRスマレジ」は、iPadやiPhone、iPod Touchを利用した、高機能モバイルPOSレジです。これまでPOSレジを導入できなかった小規模な小売店や、路面店などでも導入可能なパッケージです。 基本レジ機能は iPhoneアプリのため、動作が軽快。 データはすべてクラウドサーバーに保存されるので、インターネットをご利用できる環境であれば、どこからでも売上データなどを閲覧することができます。

  • どこでもコネクトリモート

    インターネットにつながる環境さえあれば会社の外からでも社内ネットワークに接続できるサービスです。ノートPCやスマートデバイスなどで外出先や自宅から社内データを参照する際などに活躍します。

この事例を印刷、保存しますか?(無料)*内容は同じです

  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

整形ずみPDFを入手

株式会社スーパープランニング 導入事例(PDF:1,339KB)

  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

関連する導入事例を見る

大塚商会は、オフィスIT全般について、幅広く対応します

大塚商会は、お客様のビジネスチャンスの獲得やコスト削減・生産性向上・競争力強化といった課題や要望に対するソリューションをワンストップでご提供しています。
また、販売したコンピューター・サーバー・通信機器・複合機などのあらゆるオフィス機器、ネットワーク設備、ソフトウェアの保守サービスを、当社が行う「自営保守」の原則があります。そして、多くのスタッフや専用回線を持つたよれーるコンタクトセンター、全国に展開するサポート拠点、社内に数多く在籍する公的資格・メーカー認定資格者が、お客様を強力にサポートしています。

大塚商会の企業情報

大塚商会のサポートは、さまざまなメーカー・機器にも対応!

お客様のお手間を取らせず、一つの窓口でいつでも対応します。