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老舗自転車メーカーが販売データの管理環境を拡充し、分散する業務をSMILE BS2販売に一元化することで業務効率を大幅に高めることに成功

株式会社玉越工業 導入事例

2017年11月取材

製造業1~100名ERP・基幹業務・業務管理モバイル・タブレット活用営業・業務プロセス効率化業務データの活用

多品種の自転車を製造・販売する株式会社玉越工業は、このほどスタンドアロン版の『SMILE BS2 販売』をLAN版にグレードアップ。1台の端末でしかアクセスできなかった販売管理データを同時に複数の端末から利用できるようにし、また、別のシステムが担っていた帳票類の発行業務をSMILEで一元管理する仕組みも整備した。その結果、販売データを二重入力する手間が削減され、誤入力のチェックもスピードアップ。多くの業務改善効果を見た同社は、本社・工場の在庫データ連携などを視野に、さらなるIT化を進めようとしている。

株式会社玉越工業

導入先の概要

業種
自転車製造卸業
事業内容
自転車の開発・輸入・製造・販売
従業員数
33名(2017年11月現在)
ホームページ
http://tamakoshi.biz

お客様の声をご紹介

取締役部長 佐藤 文将氏

「『SMILE BS2 販売』を基盤として、今後も積極的なIT化に取り組むつもりです。当社の業務内容に見合ったシステム構築ができるよう、大塚商会さんの提案力に期待しています」

佐藤 美栄子氏

「『SMILE BS2 販売』の伝票発行機能の活用で、販売データを二重に入力する必要がなくなりました。複数の社員が同時にシステムにアクセスできるようになり、快適な業務環境が整いました」

大塚商会担当者からのコメント

「基幹業務システムの有効な活用方法をサポートします」

株式会社玉越工業様は、基幹業務システムを一元化したことで、二重入力の手間を解消され、販売データの管理環境が整いました。今後もモバイルによる外部からのアクセス環境を整えるなど、基幹業務システムの有効な活用方法をサポートします。

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導入事例詳細

カスタマーの幅広いニーズに応える老舗自転車メーカー

キッズやジュニア向け、大人用のシティサイクルやマウンテンバイクと幅広く製造・販売し、ユーザーの多様なニーズに応えている

東京都北区に本社を構える株式会社玉越工業(以下、玉越工業)は、子ども用三輪車のフレームを溶接加工する会社として、1950年に創業。やがて三輪車の完成品を組み立てるようになり、1960年代後半からは幼児・子ども向けの自転車製造を行うようになった。後に大人用自転車の製造も始め、1981年には、一般財団法人製品安全協会の安全基準に適合するメーカーが認定される、SG(Safe Goods)登録工場の指定を受ける。業容拡大に伴い、1990年には茨城県笠間市に工場を新設し、生産体制を大きく拡大した。
玉越工業の社名にちなんで“たまちゃり”の愛称で親しまれる同社の自転車は量販型チェーンストアへの卸売りがメインだが、埼玉県川口市で自社アンテナショップを経営するほか、近年は大手ECサイトを利用しての販売にも力が入れられている。
「三輪車や子ども向け自転車の製造で事業をスタートした当社は、幼児から中学年の小学生までを対象とする製品に特に定評があります」と話すのは、取締役部長の佐藤 文将氏。
カラフルなオリジナルパーツによる装飾が施された商品は女児の絶大な人気を集め、国内に多数ある自転車メーカーの中で独自のポジションを確立しているという。
1990年代以降は、東南アジアからの安価な製品の輸入が増加したことで、自転車の国内生産は縮小傾向にある。そんな状況に対応するべく、同社は海外メーカーに委託したOEM生産による自転車やパーツの輸入を行う一方で、国内生産体制も維持するという二本立ての事業を推進してきた。品質管理にも万全を期し、一般財団法人日本車両検査協会による検査を定期的に受け、その結果を社内の検査作業にフィードバックしている。

2016年度「北区きらりと光るものづくり顕彰」の「きらめき企業部門賞」を受賞

こうして生産される自転車は、キッズやジュニア用から、大人向けのシティサイクル、マウンテンバイク、クロスバイクまで幅広く、毎年リリースする車種は200~300種類に上る。
「また、各販売店が企画するオリジナル自転車の製作も行い、多様化するカスタマーのニーズにしっかりとお応えしています」と佐藤 文将氏。
このような取り組みが評価され、同社は東京都北区が主催する2016年度「北区きらりと光るものづくり顕彰」の「きらめき企業部門賞」を受賞。高いデザイン性を誇るキッズ向けの商品は「北区名品30選」にも選出されるなど、同社の製品は非常に高い評価を受けている。

販売データの重複入力をなくして業務の生産性を向上させたい

多品種でカラーバリエーションも豊富な商品群の販売管理を合理化するため、同社は長年にわたって基幹業務システムの『SMILE』シリーズを活用してきた。2014年には、さらなる業務効率化に向け『SMILE BS 2nd Edition 販売』スタンドアロン版にバージョンアップ。その結果、販売データを蓄積して管理するという面では大きな効果を得られたが、量販型チェーンストアへの販売量が増大している同社は、新たな課題に直面するようになった。
「最近はオンライン受注も増えつつありますが、大口の得意先からは依然としてFAXによる受注を多くいただくのが現状です。当社では『SMILE BS2 販売』スタンドアロン版の導入前から、売上伝票発行のための事務用コンピューターを利用していました。FAXで受注すると、まずその事務用コンピューターにデータを打ち込んで伝票を発行し、納品完了後に伝票の控えを参照しながら『SMILE BS2 販売』に売り上げデータを入力するという二度手間を強いられていたのです」(佐藤 文将氏)
伝票データを二重入力することによるロスタイムが業務効率を阻害するのに加え、スタンドアロン版のシステムが1台のPCでしか使えないことによる不都合もあった。『SMILE BS2 販売』への伝票データの入力作業中は、営業担当者らが売り上げや在庫データを閲覧したくてもできないという状況が生じていたのである。
「特にFAXによる大量の受注が寄せられる繁忙期には、売り上げデータ入力に大変な時間がかかります。『SMILE BS2 販売』を使用したい社員は入力作業が終わるのを待つしかなく、何らかの対策が施される必要性を強く感じていました」と語るのは、データ入力作業を取りまとめている佐藤 美栄子氏。
こうした実情について同社の相談を受けた大塚商会が提案したのが、『SMILE BS2 販売』をスタンドアロン版からLAN版に更新し、ネットワークを利用して社内の複数のPCでシステムを使えるようにすることだった。
「ローコストでの改善を求める当社にとって、LAN版の利用は理想的な解決策だと思い、グレードアップを決断しました。ネットワーク化に際しては、サイバー攻撃などに対する万全の備えを整えることを推奨され、あわせてウイルス対策ソフトも導入。膨大な販売管理データを保護することは当社にとって極めて重要な課題ですから、そうしたことも含めた総合的な提案をしてくれる大塚商会さんの存在を心強く感じました」(佐藤 文将氏)

『SMILE』の多彩な機能を活用して多くの課題をすっきり解消

端末が2台となり、入力工数が削減され、チェックの精度も向上した

こうして2016年6月、『SMILE BS 2 販売』LAN版が本稼働した。そのためのサーバー環境の構築や、旧システムに蓄積されていたデータの移行も大塚商会の担当者によってスムーズに行われ、システムの切り替えは遅滞なく進んだという。
LAN版の稼働と同時に、同社は『SMILE BS2 販売』の自由帳票機能を利用して売上伝票を発行するようになった。これにより、以前のように伝票を発行するためだけに事務用コンピューターを使う必要がなくなり、最大の課題だったデータの「二重入力」が解消。
「事務用コンピューターで用いていた帳票のテンプレートを提供して、大塚商会さんに『SMILE BS2 販売』向けのフォーマットを作成してもらいました。当社の細かな要望を受けて調整いただいたおかげで、『SMILE BS2 販売』に入力したデータからスムーズに売上伝票を発行できるようになりました」と佐藤 文将氏。
複数の端末からアクセスできる環境が整ったことで、入力作業中も随時ほかの社員が『SMILE BS2 販売』に蓄積された売り上げデータなどを閲覧できるようになった。待ち時間がなくなったことは業務効率化に直結し、ストレスを大幅に軽減することにも貢献している。
「商品名、金額、得意先名などの販売データは、万一にも誤りがないよう入念にチェックしなければなりません。スタンドアロン版では、入力作業完了後にその担当者がデータ全体を見直していましたが、LAN版になってからは、入力中のデータを別の担当者がほかの端末で閲覧してチェックできるようになりました」と佐藤 美栄子氏。入力ミスのチェックがスピーディーかつより確実に行えるようになったのも、LAN版を導入しての大きな収穫だという。

帳票が『SMILE BS2 販売』で発行されるようになってからも、商品の送付状や封筒の宛名印刷等に関しては、従来の事務用コンピューターから出力した方が鮮明にプリントされるとして、しばらくの間利用されていた。しかし、そのことを知った大塚商会の担当者が『SMILE BS2 販売』の自由帳票機能をアレンジすることで大判の封筒への印刷も可能に。これまで事務用コンピューターが担ってきた作業は、完全に『SMILE BS2 販売』に統合される見通しが立った。同社はリース期間の満了を機に事務用コンピューターの利用を停止する予定で、そうなれば業務コストの低減も図られる。
「複数のシステムに分散していた基幹業務を『SMILE BS2 販売』に一元化するだけで、これほど業務効率が向上するのか、と驚かされました。LAN版の導入を提案してくださった大塚商会さんには、本当に感謝しています」と佐藤 文将氏は実感を込めて語る。

本社・工場間のデータ連携など業務環境のさらなる改善を推進

このように『SMILE BS2 販売』LAN版へのグレードアップによって多くの成果を見た同社だが、「現状に満足することなく、これを機に全社のIT化をさらに促進していきたい」と佐藤 文将氏。現在検討しているのが、茨城県の工場への『SMILE BS2 販売』の導入だ。
「ECサイトで販売する商品の多くは工場から直接出荷されますが、本社との間での出荷や在庫などのデータ連携は図られていません。工場の出荷データを本社でリアルタイムに共有することは、現在の当社にとって最も大きな課題です」(佐藤 文将氏)
『SMILE BS2 販売』が導入されればバーコードによる商品登録が行え、正確な在庫管理が可能になる。同社の扱う自転車の品目は膨大なので、目視による在庫確認は精度に限界があり、データ上の在庫と実在庫が不一致になりがちなのも、同社が抱えてきた悩みの一つだ。
もう一つの検討事項は、オンラインによる受注データを自動的に『SMILE BS2 販売』に取り込める環境の構築である。オンライン発注をする量販型チェーンストアは、流通BMS対応のEDI受注業務システムを使用しているが、会社ごとに独自の伝票フォーマットを持っているため、そのままの状態ではデータを『SMILE BS2 販売』に取り込めず、手作業での入力を余儀なくされている。
「オンライン受注によるデータ入力が省力化され、出庫後の在庫引落まで自動化すれば、当社の業務効率性はさらに大きくアップするはずなので、大塚商会さんの知恵を借りて解決できればと思っています」(佐藤 文将氏)。
製品に付すJANコードつきの値札は専用のラベルプリンターで発行しているが、『SMILE BS2 販売』はJANコードの発行機能も備えているので、入力された伝票データをもとに値札が自動発行される仕組みも整備したいという。このように、同社は『SMILE BS2 販売』の豊富な機能をフルに活用しての業務改善に意欲的だ。
「将来的には、営業担当者が出先から売り上げや在庫データにアクセスできるよう、モバイル対応も進めていきたいと考えています。当社は『SMILE BS2 販売』を基軸としてできる限りの業務改善を推進する意向ですので、今後も有効な活用法のアドバイスをお願いします」と、佐藤 文将氏は大塚商会のサポートに対する要望を口にした。

今回導入した製品・サービス・ソリューション

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  • 印刷して、上司への説明に。
  • 印刷して、稟議書に添付して。
  • 印刷して会議資料に。

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  • * 本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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