ここから本文です。

粘土細工感覚で扱える3次元CADを使い、オリジナルデザインの金型を製造・販売。ペットボトル事業で新規顧客を開拓

東洋ガラス機械株式会社  導入事例

2012年3月取材

ガラス容器やプラスチック容器の金型を長年製造している東洋ガラス機械株式会社。操作性に優れた3次元CAD『CATIA V5』を活用し、さまざまな形状のペットボトルの金型をデザインすることで新たな事業領域を切り開いた。

業種 製造業 従業員数 101~1,000名
キーワード [直感的操作] [オリジナルデザイン] [事業領域拡大] [コールセンター]

導入前の課題

  • オリジナルデザインの金型の製造
  • 3次元モデルのデザインに適したCADの導入

解決策

○ 粘土細工の感覚でデザインできる3次元CADの導入

システム導入:

導入による効果

  • 約1週間でサンプルまで製作するスピード力
  • 提案型営業で新規顧客を開拓
  • ものづくりのノウハウを活用

この事例のより詳しい内容をPDFでご用意しています(無料)

より詳しい内容(PDF)をダウンロードする

東洋ガラス機械株式会社 導入事例(PDF) [1,653KB]

東洋ガラス機械株式会社
東洋ガラス機械株式会社 概要
業種
金型設計・製造
事業内容
ガラス容器・プラスチック容器などの意匠設計・金型設計・金型製造・販売および、容器製造用諸機械の設計・製造・販売・技術指導など
従業員数
173名(2009年4月現在)
ホームページ
http://www.tgmm.co.jp/

ガラス瓶の金型・成形機製造で長年培った技術力を活かし、お客様に満足いただける製品を作り出す(写真は木製の型を成形機にセットした様子)

導入事例 ダイジェスト (詳細はPDFをご覧ください)

背景
50年以上、大手飲料メーカーの瓶・ペットボトルの金型製作に従事

東洋ガラス機械株式会社は、ガラス容器などの金型メーカーとして1959年に設立。1969年に、包装容器の製造・販売を行っている東洋製罐グループの一員となり、以降大手飲料メーカー用の瓶やペットボトルの金型・製造機械を中心に生産している。ある日、得意先であるグループ会社から特殊な形状をしたペットボトルのサンプルを顧客に提示したいという要望が上がってきた。東洋ガラス機械は、これを新規顧客開拓のチャンスと捉えた。しかし得意先から支給されたCADデータを使って、指定どおりに加工することは得意だが、ペットボトルの金型をゼロからデザインしたことがある経験者はいない……。デザイン性に優れた3次元のモデリングツールを導入し、その操作技術を習得することが喫緊の課題となった。

経緯
デモやテスト操作を繰り返し、一番使い勝手のよさそうな『CATIA V5』を選定

以前から複合機などの扱いで取引実績があった大塚商会に声をかけ、数社の3次元CADのデモを行い、実際に使い方を確かめながら比較検討を重ねた。その中から、最も操作性に優れていると判断した『CATIA V5』を選定。その決め手になったのは、3次元CADでのデザインに慣れていない設計者でも、粘土細工のような感覚で立体的な形状を作成できる点だった。

ポイント
実案件で苦心しながら3次元CADをマスタする

新規事業は営業部が主体で行うことになり、不慣れなハイエンドの3次元CAD『CATIA V5』をうまく使いこなせるかどうかは懸念材料だった。ところが、導入時に1日だけ大塚商会のエンジニアの研修を受けたあとは、案件を実際にデザインしていくことでCAD操作を身につけていった。大塚商会の「たよれーるコールセンター」を最大限に活用し、分からないことを何度も尋ねたという。その苦労が実り、今では約1週間でサンプルモデルを作れるまでになった。それにより、新規市場の開拓にはずみがつき、同社のホームページを見た企業からは、イベントで使うオリジナルな形状のペットボトルの金型を作りたいという問い合わせが数多く寄せられるようになった――。

大量搬送する必要がないので、高さや内容量・肉厚などの制約も少なく、かなり自由に形が作れるという。とはいえ、安定して自立させるための重心設定などの配慮も必要だ

導入効果と今後の展開
デザインから製造、販売まで一貫して行える体制づくりへ

直感的に操作ができる『CATIA V5』の導入により、営業部内でさまざまな形状のペットボトルの金型を製作することが可能になって、当初の目的どおり新規顧客の獲得につながっている。今後はペットボトルを成形する企業や飲料を充填する企業とタイアップして、デザインから製造、販売まで一貫して行える体制を整え、ビジネス領域をさらに拡大したいと意欲を燃やしている。

テーマ素材の写真やイラストをベースに、立体モデルを起こしていく。直感的な操作は、インスピレーションを邪魔しない

お客様の声をご紹介

プラスチック金型事業部 営業部長 川端 学氏

「まだまだ事業として発展途上ですし、どこまで手を広げるかも経営的な判断になってきます。ただ、それまで売り上げのほとんどをグループ会社から得てきた当社にとっては、全く新しい顧客を開拓する口火になったことは非常に大きいです」 注)川端 学氏は2012年4月1日付けで製造部長に転任されました。

プラスチック金型事業部 営業部 営業課長 山田 通宏氏

「多種多様な形状の金型を提案できるようになったことで新規顧客の開拓が可能になりました。新規のお客様が別のお客様を紹介してくださるなど横のつながりも出ています。これから事業を拡大していくうえで大きなはずみになっています」

プラスチック金型事業部 営業部 営業課 伊坂 知敏氏

「『CATIA V5』を使い始めたころは、大塚商会の『たよれーるコールセンター』の方と何度も何度もやり取りを繰り返して、何とか形にしていました。今も習熟したとは言えないのですが、以前よりも問い合わせの回数も減り、質問の内容も変わってきたと思います」

大塚商会担当者からのコメント

「3次元CADの選定から導入後のサポートまで責任を持って対応します」

検討段階では、数社の製品の機能比較とベンチマークテストを実施されています。導入後は、「たよれーるコールセンター」からのフィードバックを聞く限りでは、当初はとても苦労されている様子でしたが、半年ほど経ったころには、かなり高度な質問をされていたので、非常に感心しました。

この事例のより詳しい内容をPDFでご用意しています(無料)

印刷して、上司への説明に。 印刷して、稟議書に添付して。 印刷して会議資料に。

より詳しい内容(PDF)をダウンロードする

東洋ガラス機械株式会社 導入事例(PDF) [1,653KB]

この導入事例に関する資料請求・お問い合わせ

この導入事例に関する資料請求・お問い合わせ

資料請求お問い合わせ


この導入事例で使われた製品・システム

2012年3月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

この事例を見た方が、見ている事例

オフィスをITで強くするヒントを紹介「いまどきのIT活用」

ここまで本文です。

ページID:91215931