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設計の高品質化に向け3次元CADを導入。熱流体解析データを製品のPRに応用し新たな事業展開の経営基盤を構築

株式会社ヤブシタ 導入事例

2014年2月取材

冷熱システムや太陽光発電システムの関連部材の設計から製造・施工まで担う株式会社ヤブシタ。太陽光パネル用架台のニーズ急増を機に、3次元CADソフトを導入。同時に熱流体解析ソフトも採り入れ、業務のIT化を一気に推進した。

業種 製造業 従業員数 1~100名
キーワード [3次元CAD][熱流体解析][SolidWorks]

導入前の課題

  • 設計図面の高精度化
  • 省力化とスピードアップによる設計業務のコストダウン

解決策

○ 3次元CADソフトと熱流体解析ソフトの導入

システム導入:

導入による効果

  • 3次元CADによる合理的な設計業務の基盤整備
  • 熱流体解析ソフトによる緻密なデータ解析の実現
  • 3次元データの活用がもたらす製品PR力の向上

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株式会社ヤブシタ
株式会社ヤブシタ 概要
業種
製造業
事業内容
各種設備部材の設計・製造・施工・販売、管工事・電気工事
従業員数
40名(2014年2月現在)
ホームページ
http://www.yabushita-kikai.co.jp/

冷熱システム関連部材や太陽光発電システム関連部材の設計・製造から販売・施工まで、ワンストップでサービスを提供

導入事例 ダイジェスト (詳細はPDFをご覧ください)

背景
各種部材の設計から施工までをワンストップで対応

北海道函館市に本社のある株式会社ヤブシタは、部品・機械類の販売会社として1963年に設立された。主力製品は、エアコンの室外機を雪害から守る防雪フードと防雪架台で、雪の多い地域を中心に納入先は全国に及ぶ。また、エアコンの消費電力を抑制する「Air気流システム サンシェード」は、並列するエアコン室外機の間に取り付けるだけで大きな省エネ効果が得られることから全国的に需要があり、新しい主力製品へ成長する見通しだ。近年は太陽光発電システム関連部材の売り上げが急増。雪が積もりにくい可動式の架台は新潟県阿賀野市に建設されたメガソーラーでも採用され、同社製の産業用太陽光パネルの架台は大手メーカーにも納入されている。

経緯
業務プロセス効率化の切り札として3次元CADソフトを導入

事業を堅調に拡大し続ける同社は、設計図面の整合性を図ると共に、設計部門の負担をなくして生産性を向上させるには、3次元CADの活用が不可欠な状況になっていた。そこで同社は、設計業務用に3次元CAD『SolidWorks Premium』と『SolidWorks Professional』、気流解析用に熱流体解析ソフトウェア『SolidWorks Flow Simulation』を導入。大塚商会のスタッフによって講習会が行われ、同社の製品を実例にした講習は非常に理解しやすく、遅れて参加することになったスタッフにも特別にマンツーマンの指導が行われるなど、そのフォロー体制は手厚いものだった。

ポイント
解析ソフトによる実証データが製品の大きな付加価値になる

3次元CADソフトと解析ツール導入のそもそもの目的は設計業務の効率化だったが、自社製品のPRにも有効活用しようとしている。熱流体解析ソフト『SolidWorks Flow Simulation』では、社内実験や納入先でのフィールド調査で解析した数値を用い、「サンシェード」を設置した室外機回りの気流を示す画像を作成。そのデモを2014年1月に東京ビッグサイトで開催された製品展示会で流したところ、「とても分かりやすい」と多くの来場者から好評を博したという。「サンシェード」にとどまらず、今後はほかの製品でもこうしたスタイルの提案を積極的に採り入れていく意向だ。

導入効果と今後の展開
設計業務の効率化に満足せず新たな事業展開を模索する

今回のソフト導入を既存業務の効率化にとどめず、新たなマーケットの開拓にも結びつけたいと考えている同社は、「サンシェード」を紹介した展示会以後、顧客からの要望が相次いだことから、2014年6月より『SolidWorks Flow Simulation』を使っての気流解析サービスを事業化することを決めた。また、『SolidWorks』による3次元図面作成スキルが高まれば、自社製品の設計の質が向上するだけではなく、設計業務を単体で請け負うという事業展開も想定できるようになるのではないかという。

『SolidWorks』による3Dモデリングにより、データを分かりやすく示すことで製品の“見える化”を図る

お客様の声をご紹介

代表取締役社長 森 忠裕氏

「今回のシステム導入で、スピードと精度がより確実になり、ニーズに合った製品開発が可能になります。気流解析は設置条件に合わせたシミュレーションが可能で、事前に効果を把握・分析することでクレームも回避できると思います。『かゆいところに手が届く』確かな対応でお客様との信頼関係を構築し事業の拡大を狙います」

相談役 岡田 宏氏

「今回のシステム導入の狙いは、業務の効率化を図ると共に、お客様にさまざまなデータを分かりやすく示すことで、当社の製品や施工環境を“見える化”することでした。今後の本格稼働に伴い、それらの目的がしっかり達成されるものと期待しています」

管理部 次長 山下 英丈氏

「これからどんな投資効果が見えてくるのかが楽しみです。ベンダーとのお付き合いは納入後、本格的に始まるものだと思っていますから、大塚商会さんには、システムを使う現場のスタッフの声を拾い上げ、万全のサポートをしていただけることを望みます」

社会システム部 松崎 愛氏

「3次元CADや熱流体解析ソフトウェアを活用すればこんなにもいろいろなことができるのか、と驚かされました。3次元CADを使った説得力のある提案書を作成できるよう、ソフトの操作習熟に向けてさらに努力を続けていくつもりです」

大塚商会担当者からのコメント

「システム導入から新しい事業を展開する柔軟性を見習います」

3次元CADソフトや熱流体解析ソフトの導入で、単なる業務の効率化だけではなく、新しい事業までをも展開されることには驚かされました。今後も株式会社ヤブシタ様のお取り組みを全力でサポートさせていただきます。

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2014年2月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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