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産科専門病院が電力消費を“見える化”。空調とガス発電の自動制御を通し、電力料金の軽減と省エネを無理なく実現

医療法人社団 成和会 山口病院 導入事例

2013年12月取材

千葉県下でも有数の産科専門病院である医療法人社団 成和会 山口病院は、東日本大震災後の計画停電を機にBEMSを導入。個別機器の自動制御とLED照明の導入によって、デマンドの大幅削減と総務スタッフの管理負荷軽減を実現した。

業種 サービス業 従業員数 101~1,000名
キーワード [節電][電力情報][エネルギー管理システム][コージェネ]

導入前の課題

  • ガスコージェネレーションシステム運用の最適化
  • デマンドの抑制
  • 省エネ対策の工数削減

解決策

○ 拡張性が高いBEMSを導入し、機器の自動制御を実施

システム導入:

導入による効果

  • 光熱費を抑えてデマンドを適切に制御
  • デマンドを188kWから127kWに軽減
  • 空調機器自動制御で管理工数を削減

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医療法人社団 成和会 山口病院 導入事例(PDF) [1,605KB]

医療法人社団 成和会 山口病院
医療法人社団 成和会 山口病院 概要
業種
病院
事業内容
産科、婦人科
職員数
150名(2013年12月現在)
ホームページ
http://www.ywh.or.jp/

年間の出産件数は約2,000件。「親切医療」をモットーにした病院運営は、利用者から高い評価を得ている

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背景
「親切医療」をモットーに、日本一の産婦人科を目指す

医療法人社団 成和会 山口病院は、交通の要衝である千葉県・西船橋駅から徒歩5分の場所にある産婦人科病院だ。利用者を区別することなく、誰に対しても均一なサービスを提供する「親切医療」をポリシーとした病院運営は、1962年の開院以来、地域住民から大きな支持を得てきた。さらに「日本一の産科病院」という目標を掲げ、最先端の医療体制の整備に積極的に取り組む進取の精神も同院の特色の一つ。こうした利用者本位の取り組みはクチコミで広がり、親から子、子から孫へと三世代にわたり同病院を利用するケースも多いという。

ガスコージェネレーションシステムとガスコージェネレーション制御装置。電力消費がしきい値に近づくと自動で稼働する

経緯
計画停電の経験を踏まえ、BCP強化や節電対策に着手

東日本大震災後の電力需給逼迫時、千葉県内では一部基幹病院を除き、計画停電を余儀なくされた。だが、出産は“計画的”には行えない。そのため同院は、出力35kWのガスコージェネレーションシステムを導入。さらにBEMS導入を決断した。複数ベンダーの提案から選ばれたのは、大塚商会が提案した『UBITEQ GREEN SERVICE』だった。費用対効果が見えやすいクラウド型サービスであることが選定の決め手になった。同院のガスコージェネレーションシステムはLPガスを熱源としているため、常時稼働すると光熱費の上昇につながる。そこで電力消費がしきい値を超えた場合のみ自動的に稼働する制御システムを追加導入。それにより35kW分のデマンド抑制が可能になった。

各フロアの目立たない場所に設置された制御機器で空調装置を個別制御。制御や予約は、PC上で行うことも可能

ポイント
管理スタッフの工数削減に向け、自動制御システムを導入

エアコンがフル稼働する夏場や冬場は、ガスコージェネを稼働させてもデマンドが目標を超えることが少なくない。そうした際は、BEMSの警報レベルに応じて管理スタッフがエアコンや照明器具のスイッチを切って回っていた。だが、こうした対応は、スタッフの本来業務に支障を及ぼすだけでなく、夜間の電力ピークへの対応が困難であるという問題を抱えていた。この問題に対応すべく、同院は新たに『UBITEQ BEMS 空調機制御』を導入。デマンドがしきい値を越えると、個別空調機器の電源が自動的に切れる環境を実現した。

病室には調色・調光機能を備えたLED照明を採用

導入効果と今後の展開
ガス発電とLEDの導入でデマンドを2/3に抑制

さらに照明の大部分をLED化したことで、当初188kWあったデマンドは、約2/3の127kWに抑制された。35kW分はガスコージェネによるもので、残る26kW分がLED化によって得られたものだ。そして何より同院が評価するのは、管理スタッフの手間の軽減だ。今後同院は、『UBITEQ GREEN SERVICE』による空調機器などの遠隔操作機能やスケジュール機能を活用し、よりいっそうの省エネと快適な病院環境の両立を目指す考えだ。

より効率的な機器の運用に向け、機器レベルで電力消費を把握できるスマートコンセント『プラグワイズ』を活用

お客様の声をご紹介

総務課長 上河 健彦氏

「大塚商会さんは、コピー機の会社というイメージがありました。しかし、実際にはIT全般に関する幅広い提案をしてくれるので助かっています。今後もよきパートナーとして、特に経営面で役立つ情報提供に期待しています」

大塚商会担当者からのコメント

「医療機関におけるBEMS導入の先進事例です」

取材中、上河様が繰り返し口にしたのは「医療スタッフの負担増はなんとしても避けたかった」という一言でした。24時間体制を前提とする医療機関の場合、省エネには夜勤の医療スタッフの協力が不可欠でした。空調制御の自動化は、こうした負担を不要にするソリューションでもあるのです。

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この導入事例で使われた製品・システム

2013年12月取材

(注)本事例中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は取材時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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