キヤノン 複合機「imageRUNNER ADVANCE」

使いやすいデザインへのこだわり、キヤノンの複合機新シリーズが登場

複合機への、企業によって存在する多種多様なニーズに応えるために、キヤノンが満を持して投入したのが、imageRUNNER ADVANCEだ。

[2010年 1月27日公開]

インタビューの注目ポイント

  • 使う人を最優先にした“ユーザー品質”
  • 使いやすさと最先端機能が特長
  • ユーザーの声を基にさらなる進化

使う人を最優先にした“ユーザー品質”

キヤノン株式会社
映像事務機ユーザビリティ開発センター
主幹研究員
松岡 聡志氏

インタビュアー

キヤノンは2009年7月、オフィス向け複合機の新ブランド「imageRUNNER ADVANCE」を発表した。複合機の製品ブランドの一新は、実に9年ぶりのことだ。

松岡氏

imageRUNNER ADVANCEの“ADVANCE”とは“進化”という意味です。当社では、製品や市場の成熟度を見ながらimageRUNNERの企画/開発をしてきましたが、従来製品のバージョンアップでは技術が時代の流れに追いつかないところまできました。そこで、今後数年先の進化を見越した次世代製品の要素開発を数年前から始めました。

インタビュアー

現在の複合機市場は、複写機ベンダー、FAXベンダーに加えてプリンターベンダーが参入し、各社が激しいシェア争いを繰り広げている。その中でもキヤノンは、中小型モデルを中心に強みを発揮し、トップクラスのシェアを誇ってきた。しかし、複写機、ファクシミリ、プリンターがネットワークによって統合された複合機は、企業によって多種多様なニーズが存在する。そうしたニーズに応えるために、キヤノンが満を持して投入したのが、imageRUNNER ADVANCEなのだ。

松岡氏

imageRUNNER ADVANCEでは、デバイスからシステムのアーキテクチャまですべてを一新しました。開発コンセプトとして掲げたのは、使う人を最優先にした“ユーザー品質”ということです。これまでは、テクノロジー中心の“マシン品質”を優先していたところがありましたが、imageRUNNER ADVANCEでは、ユーザー視点に立ち返り、使いやすさを重視して開発しています。

imageRUNNER ADVANCE C5045

使いやすさと最先端機能が特長

キヤノン株式会社
映像事務機システム開発センター
主任研究員
的場 達夫氏

インタビュアー

使いやすい複合機を目指してユーザビリティの企画/開発に取り組んだのが、松岡氏が所属する映像事務機ユーザビリティ開発センターだ。ユーザーの視点に立ち、さまざまな角度から使いやすさを追求したという。

松岡氏

例えば、操作部には大型の液晶タッチパネルを採用するとともに、車イスの利用者から大柄の人まで誰でも操作しやすいように無段階チルト式にしています。通常のメインメニューの他「カスタムメニュー」を使ってオフィスの利用シーンや個人の用途に合わせてカスタマイズすることが可能です。また、稼働中にトナー交換したり、紙詰まりを簡単に解決したりする機能など、すべての人に使いやすいユニバーサルデザインを実現しました。このほか、見た目やデザイン性などもオフィス空間にマッチした製品デザインにもこだわりました。

インタビュアー

さらに、環境への配慮も重視した。機器の省電力化に加え、再利用できる循環梱包材や再生プラスチック、バイオマスプラスチックなどの使用により、製品ライフサイクル全体においてCO2排出量を大きく削減している。もちろん、鉛など特定化学物質も使用していない。

システム面での特長は、「アドバンスドボックス」と呼ばれる機能を搭載したことだ。

的場氏

従来の複合機では、プリントするデータを貯めておくボックスという機能がありましたが、imageRUNNER ADVANCEではそれを大幅に強化し、ファイルサーバーを導入することなくファイル共有環境を構築できる機能を用意しました。これがアドバンスドボックスです。アドバンスドボックスでは、複合機のハードディスクをSMBまたはWebDAVプロトコルで共有するので、クライアントPCのWindowsエクスプローラから直接アクセスすることが可能です。アドバンスドボックスは、今のところ当社の複合機の独自機能です。

インタビュアー

この機能を使えば、例えばスキャンデータやFAX受信データをPDFファイルにてアドバンスドボックスに保存することによりPCから共有したり、PDFをアドバンスドボックスに保存し、それを必要なときに複合機のパネル操作でプリントできるようになる。さらにPDFについては、アドビシステムズが提供するアクセス制御サーバー「Adobe LiveCycle Rights Management ES」との連携が可能で、PDFに閲覧などのアクセス権やアクセス期限を動的に設定できる。

ユニバーサルデザインを実現

個人認証により共用環境で個人の用途に合わせてカスタマイズ

ユーザーの声を基にさらなる進化

インタビュアー

複数の複合機を利用する企業向けに便利な機能も提供されている。例えば、「アドレス帳共有」機能を使えば、1台の複合機に登録されている宛先の情報を、他の複合機から参照できるようになる。また、「リモートFAX」機能は、FAX回線が接続された複合機が1台あれば、FAX未搭載機からネットワーク経由でFAX送信ができるというものだ。

使いやすい操作性、あるいはアドバンスドボックスのような新機能は、従来の複合機ユーザーからの意見を反映したものだという。

松岡氏/的場氏

操作パネルやトナー交換の使いやすさ、アドバンスドボックスの利便性は、imageRUNNER ADVANCEを導入したお客様から好評を得ています。製品ラインアップを一新したため、当社が想定していなかった意見も寄せられていますが、今後はそうしたお客様の声に耳を傾けながら、より使いやすい複合機へと磨きをかけていきたいと考えています。

インタビュアー

これからも進化し続けるキヤノンの複合機。オフィスへの新規導入、あるいは買い替えの際の有力な選択肢となるに違いない。

ファイル共有環境イメージ

リモートFAXイメージ

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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