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多彩な環境で高画質撮影を実現するクラス世界最小ネットワークカメラ

キヤノン ネットワークカメラ「VB-S30D」

防犯意識が高まっていることもあって、ネットワークカメラは年々市場を拡大している。キヤノンは、小型のフルHDネットワークカメラ「VB-S30D」、「VB-S31D」、「VB-S800D」、「VB-S900F」を投入。中でも「VB-S30D」は、パン・チルト、光学ズーム搭載のネットワークカメラとしては世界最小ボディの製品だ。同じカメラといっても、デジタルビデオカメラとは全く異なる環境で使われるこの製品はどんな特長を持っているのか。今回、ハードウェア設計を担当したキヤノン株式会社 NVS事業推進本部 NVS開発センター 主任研究員の松尾正毅氏と、ソフトウェア開発を担当したキヤノン株式会社 NVS事業推進本部 NVS開発センター 主幹研究員の仲摩聡氏に、こだわりを持って作られたこの製品の特長とはどんなものかを伺った。

[2014年 5月26日公開]
メーカー提供の詳細資料追加[2016年 9月 6日更新]

インタビューの注目ポイント

  • 光学ズームレンズを搭載しながらカメラ本体の超小型化を実現
  • 暗い中でも高画質撮影を実現
  • 監視用と決めつけてはもったいない!

メーカーご担当者紹介

  • キヤノン株式会社
    NVS事業推進本部
    NVS開発センター 主任研究員
    松尾 正毅氏

  • キヤノン株式会社
    NVS事業推進本部
    NVS開発センター 主幹研究員
    仲摩 聡氏

インタビュー内容

光学ズームレンズを搭載しながらカメラ本体の超小型化を実現

インタビュアー

「VB-S30D」は、パン・チルト、光学ズーム機能を搭載したネットワークカメラとしては、世界最小の製品(注)だそうですが。

松尾氏

ネットワークカメラは小型化が進んでいます。それだけにVB-S30Dは、ハードウェア部分に関しては、小さくすることにこだわって開発しました。

しかし、ネットワークカメラは、ほかのカメラとは利用環境が全く異なります。24時間、365日稼働することが当たり前なので熱が発生しますが、小さくしながらもこの熱をどう逃がすのか? を考えて設計しなければなりません。熱を逃がす目的でファンをつければ装置が大きくなるため、内部のICの設計を含めて熱を抑える工夫が必要でした。ただ、「ここをこうしたので熱問題が解決しました」といえるような特効薬はなく、シミュレーションを行い、実機を試すという作業を繰り返し精度を上げながら、超小型化に近づけていきました。

小さいながらも 光学3.5倍ズームを搭載しています。また、広角で明るいレンズを搭載したことで、レンズ性能として重要なファクターである 低照度下撮影でもキヤノンならではの 高画質を実現しました。

さらに店舗やオフィスの中に設置して違和感のないデザインであることにも気を配りながらも設置しやすいことも必要でしたので、これもトライ&エラーを繰り返し、形にしていきました。

  • (注)2013年9月10日現在(キヤノン調べ)。

光学ズーム搭載のネットワークカメラとしては世界最小のボディ(注)

暗い中でも高画質撮影を実現

インタビュアー

画質面でのこだわりはどんな部分でしょう。

仲摩氏

デジタルビデオカメラと同じ映像エンジンDIGIC DV IIIを採用し、同じ高画質で撮影することができます。 キヤノンならではの画質です。

しかし、ネットワークカメラは普通のデジタルビデオカメラとは撮影環境が全く違います。ある程度、撮影者が明暗を判別して撮影するビデオカメラなどとは違い、一定場所にセットされ、1台で明暗両方を、人の判断なく撮影できるカメラでなければなりません。例えば、店舗のバックヤードのように夜間には灯りが極端に少ない環境で撮影することもあります。監視カメラは月明かり程度の暗いところでもはっきり色を写すことができます。今までの事例では、暗がりでの色判別画像がきっかけで事件を解決する手がかりになったこともあったそうです。

さらに、ネットワークカメラでは画像をネットワーク上に配信する機能も必要です。VB-S30Dでは、フルHD解像度/30fpsの配信性能を実現したDIGIC NET IIを搭載し、高精細映像を配信します。このように、小型ながらも、高画質撮影、高画質なままの配信を実現しています。

インタビュアー

自動補正機能も搭載しているそうですが。

仲摩氏

店舗の場合、ドアが閉まっている時とドアが開いて外光が入った場合とで、明るさが全く違うケースがあります。撮影シーンの明るさの違いを解析し、映像の暗部を明るく補正するSSC(Smart Shade Control)と、 露出補正の双方を同時に最適に制御するオートSSC機能を搭載しました。パソコン上のビューワーを用いて遠隔地から手動操作を行う機能もあるのですが、環境に合わせて固定設定にすると、カメラを移動させて写した時にも手動操作によって適切な補正をしなければなりません。自動で制御することで撮影環境に適した補正が行われます。

この補正機能を作るのは容易ではありませんでした。コンビニエンスストアのように大きな窓に面して時によって、外光がたくさん入って来る室内を撮影する場合、室内をはっきり写そうとすれば人がきちんと写らない。人がはっきり写るようにすると、外が真っ白になる。外に合わせると室内が真っ黒になってしまう。実写を重ねながら繰り返し、ソフトウェアを調整していきました。画質は目に見えて分かるため、導入を決める大きなポイントとなる部分ですので、こだわってソフトウェアを開発しました。

オートSSC機能で明暗補正

監視用と決めつけてはもったいない!

インタビュアー

同じカメラといっても、ネットワークカメラならではの特性が色々あるのですね。

仲摩氏

監視の場合、人がいない環境で録画を続ける。その状態から動きがあった時に検知する機能も搭載しています。動きがない環境を撮影し続けるのはネットワークカメラならではの撮影だと思います。

インタビュアー

新製品によって、ネットワークカメラの利用場面に変化はあるのでしょうか。

松尾氏

ネットワークカメラ=監視用というのが一般的ですが、監視用だけに利用するのはもったいない。今後はさらに用途が広がると考えています。例えば、店に来た顧客が購入する商品を手にするまで、どんな順番で売り場を巡っていたのかを撮影して消費者動向をウォッチングするなどの、マーケティング用途で撮影した画像を活用することもできるでしょう。

個人的には自分で1台購入したいですね。自宅に設置することで、家族、ペット、高齢者といった見守りたい相手を見守るといった使い方もできます。ネットワークカメラ=監視用ではもったいない。もっと色々なところに活用できる価値を持っていると思います。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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(2016年9月6日に資料を追加しました。)

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