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高速・高精度なモニタリングのための360°フル旋回ネットワークカメラ

キヤノン ネットワークカメラ「VB-R11VE」「VB-R10VE」「VB-R11」

レンズやカメラの製造で培った光学・画像処理技術により、ネットワークカメラにおいても確かな存在感を示してきたキヤノン。このたび、同社初となる360°旋回型モデルとして、全天候型屋外用ネットワークカメラ2機種「VB-R11VE」、「VB-R10VE」、屋内用1機種「VB-R11」を新たに発表した。エンドレスに旋回する360°パンと180°チルトにより、自由自在に半天球形の範囲を動けるフレキシブルな可動域を持つ。また、スピーディーかつ正確な駆動で、全方面に死角を作らず、広大な範囲を1台で効率よく撮影・録画できるカメラとなっている。メーカー開発担当者に新製品が持つキヤノンならではの強みについてお話を伺った。

[2015年 8月27日公開]

インタビューの注目ポイント

  • 360°パン(フル旋回)を高速かつ高精度に実現
  • 耐衝撃性能にも優れた全天候型屋外モデル
  • 低照度でも視認性が高く、インテリジェント機能もさらに充実

メーカーご担当者紹介

  • キヤノン株式会社
    NVS事業推進本部 NVS開発センター
    佐々木 大輔氏

  • キヤノン株式会社
    NVS事業推進本部 NVS開発センター
    芦谷 智史氏

インタビュー内容

360°パン(フル旋回)を高速かつ高精度に実現

インタビュアー

キヤノンのネットワークカメラに360°フル旋回モデルが加わりました。このモデルの特長をお聞かせください。

佐々木氏

新モデルは360°のフル旋回と180°のチルトという可動域を実現しています。レンズが対象をすばやく捉えるための旋回スピードはクラス最高水準となっており、とりわけこだわったのは、最高速に到達するまでの加速度です。カタログ等には記載していませんが、これによりレスポンスの良い操作性を実現しています。

また、光学30倍ズームレンズと20倍のデジタルズーム機能を搭載していますが、高倍率ズームによる遠距離撮影時に考慮しなければならないのがパン・チルトの位置精度です。高倍率の場合、カメラの向きのわずかなズレが、画面で確認する視界では大きなズレに繋がります。こうした事態を避けるためにも、ネットワークカメラには細かく正確に動き、かつ止まるといった性能が求められます。新モデルでは、高精度の位置検出センサと駆動機構を駆使し、パン・チルトの旋回スピードと位置の正確さを両立しています。

芦谷氏

レンズは従来の光学20倍レンズと同等のコンパクトなサイズに抑えました。レンズサイズの小型化は製品サイズだけでなく、パン・チルトの駆動負荷を下げ高速化するためにも重要なファクターです。また、これだけの高倍率のレンズを小型化した分、レンズの位置変化に対する画角やピントへの影響も大きくなるため、最適なレンズ制御をチューニングしながら、慎重に開発を進めました。

佐々木氏

レンズをカバーするドームにも工夫を凝らしています。高倍率ではドームに少しでもゆがみがあると、画像が二重になるなどの影響が顕著に現れます。今回、ドームのゆがみを最小限に抑え、さらにレンズをドームに最適化させることで、目指していた解像度を実現することができました。

VB-R11VE

耐衝撃性能にも優れた全天候型屋外モデル

インタビュアー

さまざまな天候に対応する屋外モデルは、防塵防水や耐衝撃などにも優れているそうですね。

佐々木氏

全天候型屋外モデル「VB-R11VE」、「VB-R10VE」は高温・低温の双方に対応しており、動作温度範囲は-50℃から+55℃までとなっています。低温の環境下ではカメラ本体を冷やしすぎないようにヒーターを作動させ、高温の環境下においてはファンにより熱を放出する必要があります。各温度帯で熱の循環を計算しながら、試験を繰り返して開発を進めました。

また、沿岸や排気ガスの多い工業地域周辺などでの使用に考慮し、粉塵や水流への耐性を高める防塵防水機能はIP66に準拠しています。さらに、外部からの衝撃に対してレンズを守る耐衝撃性はIK10に準拠している上、腐食や氷結からの保護、情報技術機器の安全性など幅広い規格に準拠しています。

首都圏の場合、湾岸地帯や工業地帯にネットワークカメラを必要とする設備が多く立地しており、塩害対策が必要なことがあります。こうしたニーズを受け、時間をかけて塩害試験も行うなど、新モデルの開発においては全天候型の屋外対応に力を注いできました。

VB-R10VE

低照度でも視認性が高く、インテリジェント機能もさらに充実

インタビュアー

360°フル旋回カメラで最高水準を達成しているという低照度性能についてお聞かせください。

芦谷氏

キヤノンのネットワークカメラは、監視として重要な低照度性能に力を入れていますが、本モデルも360℃エンドレス旋回モデルとしては、最高水準を達成しており、三日月の月明かりくらいしかない場所でも視認性の高いカラー画像を実現しています。大口径の明るいレンズと高感度CMOSセンサー、画像処理エンジンでのノイズリダクション処理などキヤノンが培ってきた光学技術・画像処理技術を連携させることで、低照度性能の向上・高画質化を実現し、夜間や暗がりの中でも視認性を高めることに成功しました。

今回、画像処理技術として新たに取り入れたのが「かすみ補正」です。これは、港湾などで霧がかかった状態や工業地帯でスモッグがかかった状態でも、コントラストの調整をしてクリアな映像にするという機能です。高倍率望遠レンズでの遠方撮影ではかすみがかったような映像になりやすいシーンですが、そういったシーンでもよりクリアに撮影することができます。「かすみ補正」のレベルはマニュアルでの調整のほか、自然環境下で刻々と変わる状況に応じて、シーンを判別して自動で補正レベルを調整することも可能です。

加えて新モデルでは、監視性能を一段と向上させるインテリジェント機能も充実しています。インテリジェント機能とは、画像上の動きのある被写体など状態変化を自動で検知し、それをトリガーに管理者にメール通知したり、録画開始したりする機能です。本モデルで新たに搭載したインテリジェント機能として、あるエリアの立ち入りを検知する「侵入検知」、被写体の動きに応じて自動でパン・チルト・ズームを制御し被写体を画面の中央に捉え続ける「自動追尾」、叫び声など人の発した異常音を検知する「悲鳴検知」もあります。24時間365日、リアルタイムで管理者が監視を続けることは難しく、管理者の目や耳に頼らず、監視カメラが自動で判断する機能は、監視の効率化につながると考えています。

360°旋回型モデル「VB-R11VE」、「VB-R10VE」、「VB-R11」はネットワークカメラの標準通信プロトコル規格ONVIFに対応しており、他社システムとの連携がスムーズに行えます。各メーカーとの接続性試験でも好評を得ています。

VB-R11

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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