i-Reporter(アイリポーター)で紙帳票をモバイル活用

現場での使いやすさを徹底追求した、シムトップス「i-Reporter」とは

シムトップス「i-Reporter」は、現場で作成している報告書など紙帳票を、iPadなどタブレットに取り込み、電子帳票化、データ化、ペーパーレス化できる、業務の効率化を改善するツールです。

[2016年12月20日公開]

インタビューの注目ポイント

  • 現場で作業されてきた紙帳票のノウハウをそのままに、iPadなどのタブレットで電子入力
  • 入力漏れやミスをなくし、外部システムと入力データとの連携でより業務を効率化
  • スマートフォンでの「音声入力」機能などを追加。利用者にも随時情報提供

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現場で作業されてきた紙帳票のノウハウをそのままに、iPadなどのタブレットで電子入力

株式会社シムトップス
ConMas i-Reporter 開発・サポートグループ
グループマネージャー 開発責任者
松尾 泰延氏

インタビュアー

iPadなどタブレット端末の登場で仕事のやり方が大きく変わっています。i-Reporterは、デバイスとしてタブレット端末に焦点を当てていますが、そのねらいはどのようなところにあるのでしょうか。

松尾氏

i-Reporterが掲げている目標に、ペーパーレスがあります。しかし残念なことに、どの企業もなかなかペーパーレスを実現できていないようです。しかし、タブレット端末の登場は、「データ入力」というスタート地点の姿を大きく変えてくれました。ことに、建設業における「現場」での業務には、i-Reporterが持つポテンシャルがペーパーレス化に大きく貢献できると確信しています。

例えば、メンテナンスや管理業務を考えてみましょう。メンテナンス作業では、作業指示書、あるいは手順書に従ってメンテナンス作業を行うというのが一般的です。そして、この指示書や手順書は紙が基本で、不具合やメンテナンスを行った場合、持参している紙に必要事項を書き込みます。また、作業内容によってはデジタルカメラで現場を撮影するといったことも発生します。

問題は、この後の工程です。社に戻ってから、システム化されている作業日報に情報を入力したり、撮影した写真データを貼り込んだりといった作業が発生します。こうした時間の無駄をなくすために、タブレット端末を導入し、新しい帳票フォーマットを作って現場の電子化を試みようとするのですが、これまた思うように浸透しないのです。その理由は、タブレット端末用に作った新しいフォーマットが、現場にとって「使いにくい」からなのだと思います。

紙の帳票には、現場や管理側の要望、要求がうまく盛り込まれています。つまり、これまでのノウハウが詰め込まれているのです。現場のデジタル化を考えるのであれば、現場で利用する人たちが、今までと同じ感覚で簡単に使えることが重要なポイントです。これまで使っていた帳票を変えて新しいフォーマットを作るのではなく、紙の帳票のいいところをそのままタブレット端末の中で利用するというコンセプトを基本に作られたのがi-Reporterなのです。

Excelで作成された帳票(左図)をiPad(右図)に取り込み、従来の紙と同じ感覚で利用

入力漏れやミスをなくし、外部システムと入力データとの連携でより業務を効率化

インタビュアー

i-Reporterでは帳票表示と入力という二つの機能を実現していますが、そのメリットをどのようにお考えですか。また、ERPなどの外部システムとも連携を図りたいという要求にはどのような対応をされていますか。

松尾氏

i-Reporterのメリットはたくさんあります。表示する帳票は、これまでExcelで作られ管理されている帳票をそのまま取り込むことができます。PDFで出力した帳票を画像データとして取り込むのとは異なり、Excelで設定した表内の計算式も保持できます。また、アラート機能を付加することも可能です。この機能によって、帳票への記入漏れやチェック漏れをなくし、帳票の入力ミスを入力したその場で確認できます。定型入力で複数の選択肢があるケースでは、プルダウンの一覧表から候補を選んで入力することも可能です。このように、「入力」の漏れやミスをなくし、しかも、従来の紙と同じ感覚で使えるのです。

外部システムとの連携ということでは、入出力の外部連携API情報を公開しています。ERPをはじめ多様な外部システムと連携可能で、大塚商会のデータ管理システム「楽々CDM」とも簡単に連携できます。i-Reporterは入力をスムーズに行う役割に徹底的にこだわり、他社の優れたツールと連携することで、お客様の使い勝手をよくしたいという考えが根底にあるのです。もちろん、i-Reporterだけで、入力から管理、出力、管理まで、全ての作業を完結させるといった利用方法もできます。

紙の帳票で行われている現場運用をそのままシステムにする、というのがi-Reporterの基本コンセプトです。そのため、複数ページ帳票への対応、あるいは親子階層のラベルによる帳票管理、電波の届かないところで作業を行っても、通信可能な場所でサーバーにアップロード、反対にサーバーから端末に必要な情報のダウンロードが可能です。入力項目単位に入力ユーザー、入力日時、入力場所などを自動的に付加することも可能ですので、入力の効率化を図ることができます。

外部システムとの連携をはじめとする多様なメリット

スマートフォンでの「音声入力」機能などを追加。利用者にも随時情報提供

インタビュアー

i-Reporterのシステム構成や、アップデートの計画についてお聞かせください。

松尾氏

データを蓄積するConMas Server、帳票の参照・編集、システム管理を行うConMas Manager、帳票を定義するConMas Designer、そしてi-Reporterアプリの四つで構成されています。

アップデートに関しては、かなりユニークな取り組みにチャレンジしています。毎月何らかの機能改善を行うことを事前に利用者に告知しているのです。

毎月アップデートするのは、確かに大変です。しかし、当社にとっても大きなメリットがあります。それは、利用者ニーズを吸い上げるサイクルが短くなることです。吸い上げたニーズをi-Reporterに盛り込み、そしてまたリリースするという正のスパイラルができることで、アプリとしての競争力も高くなり、製品としての完成度も高くなります。

「音声入力」機能を搭載したバージョンをリリースしました。これにより、タブレット端末はもちろん、スマートフォンでの利用も一層便利になります。ペンでの文字入力、カメラ機能を利用した画像データ入力、そして音声入力というように、i-Reporterでは入力作業の省力化とペーパーレス化をこれまで以上に推進してまいります。

セキュリティにも配慮されたi-Reporterのシステム構成

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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