ここから本文です。

エレコム コンピュータ周辺機器「Windows Strage Server 2008 R2対応NAS『LSV-5S2T/4CW』」「USB3.0接続HDD『LCH-MN1TU3』」

充実したサポート体制を製品戦略の基本に、法人向け製品は安定性と事業継続性を重視

1986年、OA家具メーカーとして設立されたエレコム。1988年にマウスを製品化してから入出力デバイスを中心としたコンピュータ周辺機器ベンダーの道を歩み始め、現在はストレージ、ネットワーク、各種USB機器など、幅広い製品を扱う有力ベンダーの一社に成長している。
同社のビジネスと法人向け製品について、社長の葉田順治氏に話を伺った。(公開日:2011年7月25年)

サポートを重視した製品戦略

エレコムは、1986年に設立以来、急速に成長してきた国内有数のコンピュータ周辺機器ベンダーである。2004年にはハードディスクや光ディスクドライブを得意とするロジテック、2011年にフラッシュメモリおよび通信機器メーカーのハギワラシスコムがエレコムグループに入るなど、事業規模を拡大。海外へのビジネス展開も積極的に推進し、グローバル企業への道を加速させている。

社長の葉田順治氏は、エレコムの創業時から同社を率いてきた。葉田氏の製品戦略の基本は、充実したサポート体制の確立にあるという。

葉田氏 「当社は、とことん面倒を見るサポート体制を最も重視しています。周辺機器ベンダーの中には、Webによるサポートを中心にしているところもありますが、当社は土曜日・祝日も含めて電話によるカスタマーサポートを行っています」

もちろん、ベンダーとしてのものづくりの姿勢も大切にしている。

葉田氏「とくに法人向けの製品については、安定性や事業継続性を重視しています。例えば、NASなどのストレージ製品では、コストを重視してLinuxを搭載するようなことはしません。業務を停止させないことが第一ですから、当社の法人向けNASはすべてWindowsを採用しています。使えないものは売らないというのが、エレコムの信念です」

エレコム株式会社
取締役社長
葉田 順治氏

このページの先頭へ

エレコムグループ拡大の相乗効果

エレコムの製品は当初、マウスやキーボード、ディスプレイなどの入出力デバイス、およびPCアクセサリなど、コンシューマ向けが中心だった。現在のように、ストレージやネットワーク機器に力を入れ始めたのは、ハードディスクの老舗メーカーであるロジテックをグループ会社にしてからだ。

葉田氏 「ロジテックは、法人向け製品に強みがあり、同社のグループ入りは、エレコムが周辺機器市場に進出する絶好の機会になりました。ロジテックには、製品に対する高い品質管理能力に加え、製造事業所の生産ライン向けに産業用コンピュータを製造するなど、コントローラとボードに関する高い技術があります。それらを上手く取り込み、製品生産と修理、サポート体制を充実させることが目的でした」

2011年には、ハギワラシスコムがエレコムグループ入りを果たしている。

葉田氏「ハギワラシスコムは、クラウドコンピューティング時代における、サーバーの有力なストレージデバイスであるSSDに強みを持っています。この技術は、産業用コンピュータにも最適だと考えています」

このように事業を拡大しつつも、ロジテックやハギワラという従来のブランドや自主性を大切にするというのが、葉田氏の考え方だ。これは、海外ベンダーとの提携戦略も同様。2010年に協業したフランス・LaCie(ラシー)社のストレージは、LaCieブランドを前面に出した製品戦略により、今後の市場拡大を見据えている。

このページの先頭へ

最新技術をいち早く製品化

法人向け製品に関しては、最新技術を積極的に採用し、いち早く製品化して市場に投入するという戦略もとっている。例えば、IEEE802.11a対応の450Mbps無線LANルータは、エレコムが国内で初めて製品化したものだ。アップルのMac Book Proに採用されて話題になった次世代高速インターフェイス「Thunderbolt」対応製品、USB 3.0対応製品など、最新規格の市場投入にも積極的だ。

葉田氏 「エレコムは、パソコン、テレビ、スマートフォンなどさまざまなハードウェアからの情報を、いかに使いやすく快適に人に伝えるか、つまりマンマシン・インターフェースと呼ばれる製品を事業領域としています。言い換えれば、いかにITライフスタイルを快適に過ごすことができるか、使いやすい環境を整えるかというのが、エレコムの使命だと考えています。そのために、新しいハードウェアを常にキャッチアップしています」

現在は、コンピュータ周辺機器のみならず、スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイスの周辺機器にも注力。その製品化のスピードの速さは、業界でも話題になるほどだ。

今後は、NASの品揃えを含め、企業の事業継続性を向上させる法人向け製品の拡充にも本腰を入れて取り組む方針だという。

このページの先頭へ

  • 本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。(公開日:2011年7月25年)

メーカーズボイス

気になる製品がございましたらまずはお問い合わせください。

Webによるお問い合わせ

お問い合わせ・ご相談

このページの先頭へ

ここまで本文です。

ページID:00081350