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エプソン プリンター「MAXART(マックスアート)」

ビジネス効果とコスト削減を両立するエプソンの大判プリンター「MAXART」

グラフィックからCADまで、さまざまな用途に活用されている大判インクジェットプリンター。その代表的なメーカーであるエプソンは、「MAXART(マックスアート)」というブランドの製品を10年以上前に投入し、主にグラフィックアーツ分野を中心に市場を開拓してきた。
MAXARTのビジネス戦略、および最新製品について、エプソン販売 プロダクトマーケティング部 部長の小野 潤司氏に話を伺った。(公開日:2010年1月12日)

グラフィックアーツ分野で約半数のシェア

オフィスの業務向けプリンターは、レーザーやLED方式のページプリンターが一般的だ。しかし、流通・小売業や教育機関では、ポスターをはじめとする掲示物を作成するために、大判インクジェットプリンターを活用しているところも少なくない。大判プリンターというと、一昔前まではCADの図面を印刷するプロッターから派生した製品という位置付けで考えられることが多かった。しかし、高精細のインクジェット方式が主流になった現在では、高い印刷品質が求められる「グラフィックアーツ」が大判インクジェットプリンターの得意分野となっている。

そうしたグラフィックアーツ分野を中心に、大判インクジェットプリンターの市場を開拓してきたのがエプソンだ。同社は、今から10年以上前に「MAXART」というブランドの大判インクジェットプリンターを発売してから、国内の大判インクジェットプリンター市場を牽引してきた。現在、国内のグラフィックアーツ分野では約半数のシェアを占めている。(注:エプソン調べ)

小野氏「1998年に『PM-9000C』という製品を投入して以来、流通・小売・サービス業では大判ポスターやのぼり、学校などの文教では教材の拡大コピーや校内掲示物、印刷業ではカラープルーフやオンデマンド印刷、建設業ではパース図や設計図といった用途向けにMAXARTが利用されてきました」

エプソン販売株式会社
プロダクトマーケティング部
部長 小野 潤司氏

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「生産性」と「使いやすさ」を追求

そうした大判インクジェットプリンターの市場だが、ここ最近は新しいニーズが高まりつつあるという。

小野氏「例えば、POPやポスターなどを作成する流通・小売業は、消費の低迷や消費者志向の多様化といった社会環境の変化から、地域や店舗特性に応じた店舗作りが求められています。そのためには、POPやポスターなどを内製化することが効果的ですが、一方でデータ作成に手間がかかったり、印刷に時間がかかったりといった課題もあります」

そうした課題を解決すべく、エプソンが2009年10月に投入したのが、MAXARTの最新機種「PX-F10000」「PX-F8000」だ。「生産性」と「使いやすさ」をコンセプトとして開発したという新製品には、多くの特長がある。

まず、生産性を向上させるために新しく搭載されたのが、各色720ノズルで高速印刷を実現した「MicroPiezo TFヘッド」だ。5色のインクはすべて顔料インクが採用され、色安定性や耐候・耐水性が確保されている。また、ドット抜けを電圧制御で自動的にチェックする「自動ノズルチェック機能」が搭載されたことで、印刷の失敗や無駄の発生を未然に回避することが可能だ。

使いやすさという点では、用紙をセットするアダプタがスピンドルレス化されている。従来製品ではロール紙の芯の中にスピンドルを挿入する形状だったが、新しいアダプタは、ロール紙の左右両端に装着するだけで簡単に用紙をセットできる。さらに、インク残量の確認やクリーニングやキャンセルなどの操作を行うためのコントロールパネルにはカラーLCDが採用されている。ちなみに、インクカートリッジは150ml/350ml/700mlの3種類が用意されており、印刷ボリュームによって消耗品コストを削減できる。

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簡単に使えるツールを用意

多くの特長を持つ新製品がターゲットにするのは、第一にPOPやポスターなどを作成する流通・小売業だ。しかし、POPやポスターなどの内製化を進めるには、いくつもの課題がある。

小野氏「内製化を進める上で最も多い課題は、デザインの作成や印刷に手間がかかるという点です。本来POPやポスターはお客様に伝えたいことを端的に表現すれば良いのですが、自分たちで最初からデザインするのは容易ではありません。」

この課題を解決するために、新製品には大判印刷とデータ作成を支援するツール群が用意されている。例えば、WordやExcelなどMicrosoft Officeからの大判印刷を可能にするプリンタードライバ、豊富なテンプレートからPOPデータを簡単作成できる「かんたん!POPプリント」などがある。

小野氏「こうした簡単に使えるツールを用意することで、大判インクジェットプリンターは難しいというイメージを一掃していきたいと考えています。大判インクジェットプリンターといっても、実は『Colorio(カラリオ)』とほとんど一緒の構造なのです」

POP作成については、エプソン自身が積極的にMAXARTを活用しており、外注していたころに比較して大幅なコストダウン効果が得られたという。このエプソンの運用ノウハウを含めたソリューションも提供されている。

なお、エプソンでは既存のMAXARTユーザを対象に、新製品の搬入と既設機の引き取りをセットにしたキャンペーンモデルを用意している。通常よりも安価に導入できるので、この機会に買い替えを検討してみてはいかがだろうか。

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  • 本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。(公開日:2010年1月12日)

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