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Dropboxが、新ワークスペースを発表

GoogleのファイルやSlackと連携する環境を提供

Dropbox Japanは、各種ファイルやツールを統合する新しいワークスペースを提供する。GoogleドキュメントなどウェブベースのファイルをDropboxで作成し、アクセス・共有が可能となる。

[2019年 8月30日公開]

ナレッジワーカーの課題を変えることが新ワークスペースの目的

DropboxのCTO(最高技術責任者)であるクエンティン・クラーク氏が来日。2019年6月20日、記者発表会を開催し、Dropboxの新機能とその狙いについて紹介した。

クラーク氏は、「ナレッジワーカーはコンテンツの分散、ツールの分断、さらにチーム連携が困難という課題を抱えている」と現状を分析。その状況を改善するために、さまざまなファイル、ツールを統合し、全てのコンテンツを1カ所で管理する、新ワークスペースの提供を開始すると発表した。

2019年6月12日から先行プログラムの提供を開始。その利用状況などを分析した後、本格的な提供を始める。

なお、今回の新機能を利用するに当たって新たな料金の必要はなく、従来の料金のまま利用することができる。

GoogleのファイルやSlackもDropboxから操作可能に

ユーザーがさまざまなツールやファイル間を行ったり来たりしている状況を改善するために、Googleドキュメント/スプレッドシート/スライドなどのウェブベースのファイルをDropboxで作成し、アクセスや共有をすることが可能となった。

「DropboxとGoogleには共通するお客様が何百万人もいる。Dropbox上からGoogleのファイルを編集・共有できるようになったことで、便利だと感じていただけるようになるはず」(クラーク氏)

例えば、Microsoft OfficeのファイルをOffice Online、Googleドキュメントで開くこともできる。また、Windowsのシステムトレイと、macOSのメニューバーにあるDropboxのアイコンをクリックした際に表示される内容も刷新された。共有コンテンツのアクティビティー把握、重要なファイルへの素早いアクセスが可能となり、新規コンテンツをDropboxから直接作成できる。チームアクティビティーフィードを参照し、共有ファイルの更新状況を確認することも可能となった。

さらに、ビジネスチャットのSlackとも連携。Slackを立ち上げることなくDropbox上で会話を開始し、Slackのチャンネルにファイルへのリンクを直接送信ができるようになった。また、ビデオ会議ソフトのZoomにもDropboxから直接参加・新会議の開催が可能で、そのままDropboxのファイルを画面共有することもできるようになった。

Dropboxでは、コラボレーションツールを提供するAtlassian社とも戦略的パートナーシップを締結し、DropboxとAtlassian社のプラットフォームは今後数カ月の間に統合され、共同作業におけるプロジェクト整理、調整、実行などがよりスムーズになる見込みだ。

GoogleドキュメントなどがDropbox上で利用可能に

チーム管理やセキュリティなど、IT担当者が抱える課題も解決

IT担当者が抱えている課題を解決する機能も強化された。「10年前とはIT管理者を取り巻く環境が大きく変わっている。リスクやコストに対する配慮をする必要があるうえ、チームを管理しさらにセキュリティやコンプライアンスへの配慮も必要となっている」(クラーク氏)

チームとチームに参加するメンバーを効率よく管理するために、マルチチーム管理、チーム統合、個々のビジネス用アカウントから個人用アカウントへの変換、メンバーの容量制限などの機能が提供される。

また、データセキュリティとコンプライアンスの強化では、ダウンロードの無効化や、ディレクトリー制限、遠隔削除、日本国内でのデータ保存が可能になった。管理するための行動の根拠となる情報を入手するために、アクティビティーページの設置、レポート機能の強化、イベントおよびレポートのスケール改善を実施している。

チーム管理やセキュリティなど、管理者向け機能も強化

日本でのホスティング運用を開始

Dropbox Japanの代表取締役社長である五十嵐 光喜氏は、「2019年5月、2,000人を対象に業務時間における作業内容の内訳を調査した。その結果、業務時間の35%が本業以外の業務に費やされているという結果となり、それは時間にして190.9分に達していた」と、本業に費やす時間が圧迫されていることを指摘。また、どんな作業を行っているのか、作業内容とそれに費やす時間では、1日の中で「情報共有を行う」ために使われている時間が157.9分であったと述べた。

五十嵐氏は、「Dropboxが提供する新しいワークスペースによって、これまで本業以外に費やされていた時間が本業に利用できるようになるのではないか」と新機能が大きな効果をもたらすとアピールした。

既に発表していた日本でのホスティングについては、2019年6月20日から運用が開始された。Amazon Web Servicesの東京リージョン内に、Dropbox Businessユーザーが利用できるホスティングスペースを用意した。データを海外ではなく日本に置かなければならないユーザーにとっては朗報と言える。

1日157.9分が情報共有に関わる作業に使われている

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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