「LIFEBOOK U937/P」「ARROWS Tab V567/P」富士通が新製品を発表

柔軟な働き方に対応する富士通「LIFEBOOK U937/P」「ARROWS Tab V567/P」

富士通の法人向けパソコンの新製品が発表され、700g台の軽量ノートパソコン「LIFEBOOK U937/P」、超小型の6型タブレット「ARROWS Tab V567/P」などが登場した。

[2017年 2月 1日公開]

LIFEBOOK U937/Pの詳細資料を追加[2017年 6月 5日更新]

富士通独自のセキュリティとモビリティで、柔軟な働き方に対応

富士通は2017年1月17日、法人向けパソコン、タブレット、ワークステーションなど12シリーズ、18機種を発売した。同日に行われた発表会では、パソコン事業を担当する富士通クライアントコンピューティング株式会社の代表取締役社長 齋藤 邦彰氏が、約790gの超軽量ノートパソコン「LIFEBOOK U937/P」、6型液晶のハンディタブレット「ARROWS Tab V567/P」を中心にアピールした。

齋藤氏は今回の発表で、モビリティとセキュリティを重要なキーワードとしてあげ、「従来はハードを提供して終わりだったが、今回から富士通独自のセキュリティソリューションを組み合わせて提供する。人材不足に加え、育児時間、介護時間の確保、災害時の対応など、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方が求められている。その実現の鍵となるのがモビリティとセキュリティ。富士通独自のセキュリティソリューションを搭載したモバイル端末で、幅広い働き方を支援する」と富士通の強みを提供できると説明した。

軽量、薄い、頑丈に、手のひら静脈認証、リモートデータ消去などで差別化

「LIFEBOOK U937/P」は、パソコンを外に持ち出して利用することを阻害する三つの要因、(1)重い、かさばるために持ち運びしにくい、(2)圧迫や衝撃でパソコンが壊れる、(3)情報漏えいなどセキュリティの不安、という三つの課題をクリアすることを狙った製品だ。

一つ目の重い、かさばるに対しては、極薄、超軽量ボディを実現し、厚さは15.5mm、最軽量の場合は799gとかばんに入れても持ち歩きやすいサイズを実現した。

二つ目の壊れにくさは、軽量、薄いという特長とトレードオフになりやすい。しかし、「安心して持ち歩いてもらうためには、薄型、軽量モデルで起こりやすいLCD割れといったトラブルが起こらないことが重要。頑丈設計を実現し、約200kgfの全面加圧試験、約76cmの底面落下試験など厳しい評価試験を行った」(齋藤氏)と頑丈設計にこだわった。

三つ目のセキュリティについては、富士通独自のセキュリティソリューションである手のひら静脈認証、秘密分散方式ソフト、リモートデータ消去、離席探知による画面オフ機能を提供し、「今回からセキュリティソリューションと組み合わせて使ってもらうことで、情報漏えいへの不安からパソコンの持ち出しができないというお客様の悩みを解決する」(齋藤氏)ことを提案し他社製品との差別化を図っている。

ノートパソコンの持ち出しに関する課題を解決する

フルWindowsを搭載したハンディタブレット「ARROWS Tab V567/P」

ハンディタブレット「ARROWS Tab V567/P」は、6型液晶、約280gの手のひらサイズ。マイクロソフトの規定では、このサイズだとWindows 10 Mobileを搭載することになるが、富士通が交渉してフルWindowsを搭載している。Windows MobileではなくフルWindows搭載にこだわったのは、既存のアプリケーションを改変なく利用できることを優先したためだ。

また、持ち歩く場所を病院やリハビリテーション施設、介護施設、倉庫や物流現場、建設現場など厳しい現場と想定しているため、耐落下試験に加え、防滴、防塵性能を搭載している。持ち歩いて利用することを想定し、指紋認証、NFC(Near Field Communication)対応など、万が一、盗難・紛失などの事態が起きても、データに簡単にアクセスできないようにする対策も搭載可能だ。

現在、ある病院で「ARROWS Tab V567/P」を使った実証実験を行っており、従来利用してきた複数のツールを端末一台に集約し、さらに電子カルテとの連携、既存システムのセキュリティポリシーを適用した運用を実施している。

「実証実験の結果、パソコンと同じものが全て利用できることが大きなメリットとなっている。この後では、物流業務、建設業、接客業など利用場面を広げ、特定のお客様に向けた端末として展開していきたい」と齋藤氏は意欲をみせる。

手のひらサイズなのにフルWindowsを搭載

オーダーメイドで設計・製造した、保険会社と学校の事例

富士通では、パソコン事業を担当する富士通クライアントコンピューティング、スマートフォンと携帯電話を担当する富士通コネクテッドテクノロジーズ、そして富士通の3社体制でコンピューティング事業を進めている。

「この3社でお客様の困りごとを解決していく。では、どのように解決するかだが、35年のパソコンビジネスでのノウハウによってお客様にベストフィットする商品を提案し、要望に応じてオーダーメイドで設計・製造を行い、お客様が望むリードタイムで対応する」と話す齋藤氏は、その具体例として二つの事例を紹介した。

一つ目は生命保険会社。要望は、電子サインによる簡単・迅速な手続きの実現と、対話型コンサルティングの充実によって、保険契約者の満足度を上げたいというものだった。そこで、営業職員が外出先で使うことができる、持ち運びやすい端末を提案。電子サインのためにペン入力機能を搭載し、契約が全てその場でできる仕様とした。

もう一つは学校。タブレットを導入する必要はあるものの、タブレットのために授業がストップする事態は避けたいという要望があった。そこで、落としにくくするために滑り止めとなるグリップやキーボードを搭載するとともに、衝撃を吸収する筐体、コンパクトで落としにくい低重心設計の製品を開発した。児童・生徒が生き生きと学習できるという要望に対しては、屋外でも使える防水・防塵対応、プールで使える塩素水対応、さまざまな場面を撮影できるカメラ機能、鉛筆のような書き心地を実現するペンシル・タッチを搭載した機種を提供した。

「こうした要望に応じることができるのも、企画・開発から製造・サポートまで、全ての機能を国内に集約しているからこそ」と、齋藤氏は自信をのぞかせた。

富士通ならではの匠の技で、顧客の困りごとを解決する

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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2017年6月5日に、LIFEBOOK U937/Pの詳細資料を追加しました。

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