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レノボ「ThinkPadシリーズ」新製品はビジネス環境の新たな変化に対応

レノボ、ワークスタイル変革に対応するThinkPadシリーズの新製品を発表

レノボ(Lenovo)がThinkPadシリーズ新製品を発表。従来サイズのまま14インチ画面を搭載した「ThinkPad X1 Carbon」など、ワークスタイル変革に対応する製品が出そろった。

[2017年 2月23日公開]

ワークスタイル変革に対応するThinkPadの新製品

レノボ・ジャパンは2017年2月8日、ThinkPadシリーズの新製品を発表した。政府が推奨するワークスタイル変革によって現場を中心としたビジネス環境が変化していることから、それに対応した製品強化を実現している。

「ThinkPad X1 Carbon」が従来機種と同じサイズで14インチ画面を実装したほか、企業向けメインストリームPC「ThinkPad L570」は第7世代インテルCore iプロセッサーを搭載。また、主力製品である「ThinkPad Yoga 370」は13.3インチ画面を搭載した。

さらに、タッチパネルが選択可能な14インチパフォーマンスモバイル「ThinkPad T470s」、モビリティーとパフォーマンスを両立した「ThinkPad X270」、ストレージにSSDを搭載した13.3型エントリーモバイル「ThinkPad 13」も機能強化している。

ThinkPadの普遍的テーマである「堅牢性」のテストを強化

ThinkPadは製品が世に出て25周年を迎えたが、今回の新製品開発のテーマとなっているのが、「ワークスタイル変革」への対応だ。今回の新製品は、ワークスタイル変革を支えるさまざまな機能を盛り込んでいる。

「政府の後押しもあり、ワークスタイル変革がだいぶ進んできた」(レノボ・ジャパン 専務執行役員 安田 稔氏)とし、レノボ社内でも仕事の生産性/効率性の向上、新しい働き方、チャレンジ風土作りを進めているという。

ワークスタイル変革を実現するのに必要な環境

今回の新製品においても、ThinkPadがこだわり続けてきた「堅牢であること」「ユーザービリティーを大切にすること」「純正周辺機器に拡張性を提供すること」という普遍的な姿勢は変わっていない。特に、堅牢性については、昨年まで8項目から10項目だった堅牢性スペックテストを、今年から12項目の米国MILスペックテスト(810G)にグレードアップしてパスしている。

堅牢性テストをさらに強化したのは、「テレワークで仕事をする人が増えるが、テレワークでは現場でのビジネス環境が変わる。周りの環境が変わっても、ThinkPadの基本は変わらないが、必要な部分は変えていく」(レノボ・ジャパン コマーシャル製品事業部 コマーシャルノートブック・タブレット製品担当 吉原 敦子氏)という方針によるものだ。

12項目にわたる堅牢性テストを実施

従来サイズのまま14インチ画面を搭載した「ThinkPad X1 Carbon」

フラッグシップモデルであるThinkPad X1 Carbonは、狭額縁を採用することで従来の13インチサイズでありながら14インチ画面を搭載した。

「狭額縁を採用した製品は競合にもあるが、ThinkPadは割り切って可能性を捨てることはしない。作っては壊し、作っては壊しを繰り返し、狭額縁でありながらアンテナの性能、可用性は保持した」(レノボ・ジャパン JDC 機構技術 システム機構設計 潮田 達也氏)と性能について妥協していないと強調した。

LTE、3G、Wi-Fi、Bluetooth、NFC、WiGigといった多彩なワイヤレス接続を実現しながら狭額縁を実現するため、天板側には超軽量カーボンとガラス繊維強化樹脂のアンテナ窓でWi-Fi、Bluetooth、WiGigのアンテナを搭載。キーボード側はマグネシウム合金とガラス繊維強化樹脂のアンテナ窓でLTEアンテナを搭載したハイブリッド筐体とした。

フラッグシップのThinkPad X1 Carbon

狭額縁化によりコンパクトながら14インチ画面を搭載

LTEアンテナは、アンテナ特性の性能向上、CPUなどからの耐電子ノイズ性能を高めた独自の3D形状アンテナを搭載。通常の性能、品質、耐久テストに加えてフィールドテストを実施して無線性能の安定性を確認した。フィールドテストは日本だけでなく、アメリカ、ドイツでも実現し、徒歩、電車、バスでの移動を含めて2500ポイント以上で検証テストを実施した。

厳しい性能試験を実施したLTEアンテナ

テレワークでは、静かな図書館、ホテル室内、会議室、新幹線などで利用するケースも多い。その際に操作しても他の人の迷惑にならない静音化設計を施している。特許技術であるQMD(Quiet Metal Dome)スイッチの採用によってクリックパッドの操作音を大幅に改善し、隣に座っていてもほとんど操作音が聞こえない。トラックボタンについても、がたつきを抑える特許構造とスイッチの作り込みによって操作音を改善している。

QMDスイッチの採用で静音化されたクリックパッド

また、軽量と堅牢性を実現するため、高精度フレーム強化三層構造を採用し、従来のプラスチックでは不可能なレベルの低い反り、高精度な製造を可能にした。歴代のThinkPadが採用してきた高弾性化と、軽量化を最大化させるサンドイッチ構造をさらに進化させた超軽量フルカーボンサンドイッチ構造により、ThinkPad市場で最も軽量でありながら高剛性を実現している。

「新世代の超軽量カーボンハイブリッドカバーとなる炭素繊維積層構造を実現し、現在提供できる全ての技術をX1 Carbonに搭載することができた」(潮田氏)

超軽量のカーボンハイブリッドカバー

テレワークに適した14インチの「ThinkPad T470s」「ThinkPad X1 Yoga」

今回レノボでは、これまでオフィス内で15インチノートパソコンを利用してきたビジネスパーソンが、ワークスタイル変革によってパソコンの家へ持ち帰ったり、社内だけでなく別の場所で仕事をしたりするなど、場所や時間にとらわれない働き方が増えてくることを想定し、大画面とモバイル性能を両立する14インチ製品を数多くラインアップしている。

「ThinkPad T470s」は、ネットワークボード搭載の14インチの高解像度モバイルPC。従来製品に比べ奥行きと幅を2ミリずつ小さくした。駆動時間は最大で11時間、RJ-45を搭載し、重量は1.32Kgから。タッチパネルタイプを選択することも可能となっている。

また、「ThinkPad X1 Yoga」も14インチ画面を採用。重量は1.36Kgからで、バッテリー駆動時間は最大で15時間、本体充電式で、格納可能ペンを搭載している。

テレワークに適した14インチ製品

黒とシルバーから選べるThinkPad X1 Yoga

15.6型の「ThinkPad L570」ほか、用途に応じた幅広いラインアップ

14インチ以外の製品も充実している。

企業向けメインストリームPCである「ThinkPad L570」は、15.6型のスタンダードノートパソコンで、第7世代インテルCore iプロセッサーを搭載し、パフォーマンス向上を実現した。バッテリー駆動時間は約13時間で、カメラ搭載モデルを選ぶと会議の際に顔を認知して自動的にマイクの集音方向を調整する機能を搭載している。VGAポートも引き続き搭載しているので、従来のプロジェクター、ディスプレイの出力にも適している。

また、「ThinkPad Yoga 370」は、13.3型で重量は1.38Kg。バッテリー駆動時間は最大約15時間で、本体充電式、格納可能ペンを搭載している。また、「ThinkPad X1 タブレット」は12型で、重量は1.07Kgから。バッテリー駆動時間は最大で15時間となっている。

ThinkPadシリーズは、今後ますます多様化するワークスタイルに豊富なラインアップで応えてくれそうだ。

ThinkPadの多彩なラインアップ

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

「ThinkPad X1 Carbon」2017年モデルの詳しい資料をダウンロードできます。

ダウンロード詳細資料の概要

  • 仕様や旧2016年モデルとの比較
  • 拡張性、ケースや周辺機器などの紹介
  • 汎用ポートや堅牢性テストの内容など

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