ヴイエムウェア「VMware Horizon 7」を機能強化

ヴイエムウェア、デスクトップ/アプリケーション仮想化の「VMware Horizon 7」の強化版を発表

ヴイエムウェアは、「VMware Horizon 7」の機能強化を発表。これにより、仮想アプリケーションと仮想デスクトップの配信や管理にかかるコストや複雑性を軽減できる。

[2017年 7月 4日公開]

仮想デスクトップ/仮想アプリケーションの導入を容易に

ヴイエムウェアは2017年2月、アプリケーションとデスクトップを仮想化する「VMware Horizon 7」の機能強化版を発表した。仮想デスクトップ/仮想アプリケーションは、初期導入コストや契約社員など、短期間にスタッフが入れ替わる際のインフラ構築などが導入の阻害要因となることが多い。今回の機能強化により、デスクトップ管理の簡素化、ユーザーの使い勝手を向上、コスト削減を実現し、仮想デスクトップの導入拡大を目指していく。また、新たに「VMware Horizon Apps」の提供も発表した。

「JMPテクノロジー」で、配信スピードとユーザーの使い勝手を向上

今回の機能強化では、「JMPテクノロジー」が新たに搭載された。JMPは、Just-in-Time Management Platformの略で、日本語では「ジャンプテクノロジー」と呼ばれる。「Instant Clones=超高速のデスクトッププロビジョニング」「App Volumes=リアルタイムのアプリケーション配信」「User Environment Management(UEM)=状況に応じたポリシー管理」という三つの技術により、デスクトップやアプリケーションの配信に要する時間を短縮し、ユーザー体験の向上とコスト削減を実現する。

App Volumesにより、管理者がエンドユーザーごとに配信するアプリケーションを設定すると、エンドユーザー側にリアルタイムにアプリケーションが配信される。アプリケーションのアップデートや、部署ごとに配信するアプリケーションを変えるといったニーズに対応する。

またUEMにより、仮想環境、物理環境、クラウド環境の、どの端末からログインしても、同じ状態を保持することができる。例えば、通常オフィスの3階で業務を行っているユーザーが会議の都合で4階に移動しても、3階にいたときと同じようにプリンターを利用できるといったユーザーの使い勝手の良さを維持しながら、正しいポリシーの下に運用を行うことが可能になる。

コスト削減と複雑性を低減するJMPテクノロジー

JMPテクノロジーのメリット

JMPテクノロジーのベースとなっているのが、昨年発表されたVMware独自のプロトコルであるBEAT(Blast Extreme Adaptive Transport)だ。仮想デスクトップとアプリケーションインフラを、パブリックインターネット上のリアルタイムデータとしてエンドユーザーのデバイスに配信する際に、適応ビットレート、遅延とパケットロスの最適化、エラー修正転送を実現する。さまざまなネットワーク環境で仕事をするモバイルワーカーを想定したプロトコルとなっている。

また、マイクロソフトとSkype for Businessのテクノロジープレビューを提供する。企業のデータをデータセンターに安全に保存し、データ漏えいを防ぐことでセキュアなコラボレーションを実現する。

モバイルワーカーを想定したプロトコル「BEAT」

新たに「VMware Horizon Apps」も提供

今回、新たに「VMware Horizon Apps」の提供も発表された。ユーザーは統合ワークスペースを通じ、SaaSアプリケーション、モバイルアプリケーションと共に、仮想化されたWindowsアプリケーションを提供する。企業側は、今回アップデートされたデスクトップ向けのVMware Horizon 7.1、または公開アプリケーションを活用したアプリケーション中心型のVMware Horizon Appsのいずれかを選ぶことができる。JMPテクノロジーやBLASTによるメリットに加え、他社のソリューションに比較してプロビジョニングにかかるコストを約半分に抑えることが可能となる。

拡充されたHorizonのポートフォリオ

エンドユーザーコンピューティング分野での五つの注力ポイント

ヴイエムウェア株式会社のマーケティング本部 シニアプロダクトマーケティングマネージャの本田 豊氏は、2017年のエンドユーザーコンピューティング分野での注力ポイントについて、次の五つを挙げる。

(1)昨年発表した「Workspace ONE」の導入社をさらに増加させていく
(2)パートナー企業との連携をさらに強化し、エコシステムを拡大していく
(3)モバイルデバイスだけでなく、Windows 10環境のイノベーションをさらに推進する
(4)スマートグラスやスマートデバイスなど、IoT用デバイス分野でのリーダーシップの確立
(5)アプリケーションへのフォーカス

今回の発表は、このうち(5)に該当する。製品を導入したユーザーからの、「管理が複雑すぎる」「コストがかかりすぎる」「セキュリティパッチをどう当てればいいのか?」「アプリケーションのアップデートはどのように行えばいいのか?」といった疑問を解消すべく、管理が容易でコストを抑えつつ、アプリケーションのアップデートを行うことができる機能を提供した。

「エンドユーザーコンピューティング製品の導入を検討するものの、上記のような理由で導入を思いとどまるお客様もいる。そういったお客様でも導入に踏み切っていただけるような機能、性能を提供する」と本田氏は力強く語った。

ヴイエムウェアの五つの注力ポイント

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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