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富士通 サーバー/ストレージ「ETERNUS DX60 / DX80 / DX90」

ハイエンドストレージの信頼性を継承するエントリークラスのディスクアレイが登場

富士通のサーバー/ストレージ「ETERNUS DX60 / DX80 / DX90」は、「ハイエンド機器の機能や信頼性を備えながら、中堅・中小企業でも求めやすい価格を実現している」とメーカー担当者は語る。

[2010年 2月 1日公開]

インタビューの注目ポイント

  • ストレージのグローバル展開を本格化
  • 性能と品質には一切妥協せず
  • ディザスタリカバリー機能も提供

ストレージのグローバル展開を本格化

富士通株式会社
ストレージシステム事業本部
ストレージシステム事業部長代理
(中小型RAID開発担当)
田極 栄氏

インタビュアー

富士通のストレージ事業の歴史は、今から40年以上前のメインフレーム黎明期までさかのぼる。以来、コンピューターの記憶装置として欠かせないストレージの開発・製造を続けてきた。1990年代からはオープン系システム向けストレージ市場に参入し、現在は世界有数のストレージベンダーへと成長した。2009年11月には、エントリーからハイエンドまでのすべてのストレージを全世界で「ETERNUS DX series」というブランドに統一することを発表。これまでストレージを販売してきた日本、アジア、米国に加え、欧州での販売も開始し、ストレージ製品のグローバル展開を本格化させている。

田極氏

富士通はもともとメインフレーム系のRAIDを中心にストレージ事業を行ってきましたが、約10年前から富士通社外のサーバーとの親和性も重視したオープン系ストレージを提供してきました。これまでは日本が中心の事業でしたが、2009年からはワールドワイドの統一ブランドとして「ETERNUS DX series」を展開しています。ハイエンドの「ETERNUS DX8000 series」からミッドレンジの「ETERNUS DX400 series」、エントリーの「ETERNUS DX60/DX80/DX90」まですべてのレンジをカバーしたストレージラインアップを用意しました。

性能と品質には一切妥協せず

インタビュアー

「ETERNUS DX series」全般の特長としてまず挙げられるのは、性能面に優れた点だ。田極氏によると、世界標準の性能測定基準を提供するStorage Performance Council(SPC)におけるベンチマークテストにおいて、ETERNUS DX80は世界最高値(2009年10月現在)を叩き出したという。

田極氏

当社が重視しているのは、コストパフォーマンスに優れているという点です。性能だけが非常に高い値でも、コストがかかってはお客様に導入されません。公平な第三者機関のテストにおいて、「ETERNUS DX series」はコストパフォーマンスに最も優れたストレージとして位置づけられています。これが最大の特長です。

インタビュアー

品質の高さも「ETERNUS DX series」共通の特長だ。

田極氏

品質は形として見えにくい部分ですが、高品質に関して設計から製造、検査の工程まで一切妥協せずに取り組んでいます。性能と品質の高さがディスクアレイのコアだと考えており、それらを常に追求することが当社のポリシーです。

インタビュアー

そしてもう一つの特長が、最新のストレージ技術を採用している点だ。

田極氏

高速の8Gbps FCに加え、iSCSIやSASなどのインターフェイスを国内ベンダーとしていち早く取り入れたり、使用していないディスクの回転を止めて省電力化を実現するMAID技術を導入したりといったように、「ETERNUS DX series」にはその時代の最新技術を積極的に採用しています。

ETERNUS DX90

ディザスタリカバリー機能も提供

インタビュアー

「ETERNUS DX series」の中でも、富士通が今、特に注力しているのが、エントリークラスのストレージだ。エントリークラスとはいっても、ハイエンドクラスの性能と品質を継承。用途に応じてFC、iSCSI、SASインターフェイスが選択でき、RAID構成も二重故障に対応するRAID 6までサポート。ちなみに、ディスクは2.5/3.5インチのSASディスクやSSDが混在搭載でき、用途に応じたコスト最適化が図れるようになっている。

また、環境への配慮も大きな特長だ。例えば、ファン数の削減とファン回転数の制御により、省エネと静音性を両立している。

田極氏

「ETERNUS DX60/DX80/DX90」は、グリーン志向を取り入れています。中でもバッテリーフリー化を実現したことで、産業廃棄物低減など環境に優しいストレージになっています。

インタビュアー

機能面では、エントリーストレージだけでディザスタリカバリー環境を実現する「リモート・アドバンスト・コピー機能」がDX90に搭載された。これは、遠隔地にあるストレージシステム間でデータを同期または非同期で高速コピーするというもの。サーバーを介すことなくデータコピーが行われるので、ネットワークや業務に大きな負荷を与えることなく、災害時のデータ保全と事業継続を実現する。このクラスのストレージでは、画期的な機能だ。

さらに、運用面での容易性も「ETERNUS DX60/DX80/DX90」の特長だろう。上述したディザスタリカバリー機能のほかにも、情報漏えいを防止するディスク暗号化機能などが、分かりやすいGUIの管理画面から簡単に設定・操作できる。

このような優れた特徴を持つ「ETERNUS DX60/DX80/DX90」だが、DX60を筆頭に現在、大塚商会が保守・メンテナンスを提供する体制を検討し始めている。高性能・高品質のストレージがリーズナブルな価格と手間要らずのサポート体制で導入できるのは、中堅・中小企業にとって朗報と言えるだろう。

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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