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富士通 ハイブリッド「STYLISTIC(スタイリスティック) Q702/F」

ノートPCとタブレットの機能・性能を両立、Windows 8 に最適な2ウェイスタイルPC

富士通が2012年秋に発売した「STYLISTIC(スタイリスティック) Q702/F」は、用途に合わせてノートPCとタブレットの使い分けが可能なセパレートタイプの2ウェイスタイルPCだ。
さまざまなビジネスシーンに活用できる新製品について、開発を担当した立神一樹氏、佐藤豊氏、長尾英児氏に話を伺った。(公開日:2013年2月14日)

可搬性と機能性・拡張性を両立

富士通はこれまで、あらゆるビジネスシーンに応える幅広いラインナップのPCを世に送り出してきた。タッチ入力方式を採用したタブレットの開発にもいち早く着手し、1991年以来、20年以上にわたる開発実績がある。2011年には、Windows搭載タブレットにおいて世界シェアナンバーワンを獲得するなど、常に市場をリードしてきた。

その富士通が、これからのモバイルPCのカタチとして提案するのが、2012年秋に発売した「STYLISTIC Q702/F」である。タッチ入力に最適化されたWindows 8 での利用を想定し、タブレットとしてもノートPCとしても利用できる2ウェイスタイルの製品だ。

市場には、ノートPCのように利用できるスライド型のキーボードを備えたタブレットも登場している。しかし、富士通が選択したのは、タブレット機能を備えたディスプレイ部分と、入力・外部インターフェース機能を備えたキーボード・ドッキングステーション部分が着脱できるセパレートタイプの形状だった。タブレットとしての可搬性と、ノートPCとしての機能性・拡張性を両立させるために、富士通が出した答えだ。

セパレートタイプのPCは、長いタブレット開発の歴史を持つ富士通にとっても、初めての試み。そのため、開発は通常の製品よりも長期間に及んだという。

立神氏「タブレットをメインに利用するか、ドッキングした状態で利用するか、ユーザによって使い方や使い勝手のよさは異なります。単純に分離できればよいというのではなく、分離することによってユーザにどんな新しい価値をもたらせるのか、時間をかけ議論を重ねました。その結果、Windowsのフル機能を十分使いこなせる基本性能を持たせること、長時間の外出にも耐えうるバッテリ駆動時間、キーボード・ドッキングステーションを合わせても通常のノートPC同等の薄さ・軽さにすること、これらを目指し開発を進めました」

富士通株式会社
パーソナルビジネス本部
第一PC事業部
PCデザイン技術部
マネージャー
立神 一樹氏

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PCの強度を確保しつつ持ちやすい工夫も

製品の開発に当たっては、多くの苦労が伴ったという。その一つが信頼性と強度の確保だった。

佐藤氏「従来のドッキングステーションは、拡張コネクタがついた土台に載せるものが主流でした。しかし今回は、クラムシェル型ノートPCとして普通に使えることを目標としたため、接続部の信頼性と強度の確保や、後ろに倒れない重心バランスの設定などが特に大変でした。無理な力が加わった際、本体が破損しないようにドッキングが先に外れるなど、さまざまな工夫で通常のノートPCと同等の品質と使いやすさを実現しています」

デザイン面でも、外観と使い勝手に妥協することはなかった。

長尾氏 「ビジネスシーンにフィットする富士通タブレットのアイデンティティを、使い勝手のよさに通ずるデザインで表現したいと考えました。そこで、タブレットの用途として手で持つこと・把持することにこだわった検討を重ね、側面をコンケーブエッジ(反った形状の縁)にしてローレット(ギザ状の滑り止め)をつけたプレシジョングリッドという加工を施し、持ちやすさとプロ・ツールとしての触感を追求しています。また、タブレット単体として成立するデザインでありながら、キーボード・ドッキングステーションを取り付けたときに、違和感なく一体となるよう気を遣いました」

富士通株式会社
パーソナルビジネス本部
第一PC事業部
PCデザイン技術部
佐藤 豊氏

富士通デザイン株式会社
サービス&システムプロダクト
デザイン事業部
チーフデザイナー
長尾 英児氏

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タブレットとドックの別売で広がる利便性

基本スペックは、Windows PCとしての性能と重量、バッテリ駆動時間などを天秤にかけながら決定したという。その結果、Core i5プロセッサ、4GBメモリ、64GBフラッシュメモリディスク、11.6型HD(解像度1,366×768ドット)液晶ディスプレイが搭載された。バッテリ駆動時間は、タブレット使用時で約4.6時間、キーボード・ドッキングステーションに内蔵されたセカンドバッテリと合わせて約10.4時間になる。セキュリティ対策機能として指紋センサを標準装備するほか、オプションでvPro対応のセキュリティチップを搭載することもできる。

さらに、最大の特長といえるのが、タブレット部分とキーボード・ドッキングステーション部分が別売という点だ。これにより、例えばタブレットをユーザの数だけ用意し、キーボード・ドッキングステーションは必要な数だけ共用するという使い方もできる。既に大量導入されている企業や官公庁、教育機関では非常に好評だという。

タブレットといえば、現在はスマートフォンの延長、または2台目のモバイルデバイスというイメージが持たれている。だが、富士通のSTYLISTIC Q702/Fは、オフィスのデスクトップとしても十分に利用できる機能・性能を持ち合わせたハイブリッドな製品だ。富士通では、オフィスで利用するクライアントPCのリプレースにも最適なものとして期待を寄せている。

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  • 本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。(公開日:2013年2月14日)

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