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レノボ 「ThinkPad X1 Carbon」

大画面・高解像度で差別化を図ったUltrabook ThinkPadのビジネス向けフラッグシップモデル

ビジネスユースのモバイルPCで根強い支持のあるレノボの「ThinkPad」。軽量薄型モデルの製品化に早くから取り組んでいたレノボが、2012年8月にUltrabookを満を持して発売した。
デスクトップの代替も狙った新製品について、レノボ・ジャパン株式会社 製品事業部 土居憲太郎氏に話を伺った。(公開日:2012年9月12日)

日本で開発された世界標準のUltrabook

2005年にIBM PC事業の電撃的な買収劇から7年。今や完全にレノボ製品として定着した「ThinkPad」だが、ビジネス市場に強いブランドという評価は変わることなく、海外PCメーカーでは唯一、現在も日本国内で開発が続けられている。

そのThinkPadの新製品として2012年8月に発売されたのが、ThinkPad初のUltrabook「ThinkPad X1 Carbon」だ。

土居氏「レノボは2011年に、ThinkPadシリーズのフラッグシップモデルとしてX1を発表しました。まだUltrabookという定義はありませんでしたが、ThinkPadで最も薄いものを目指してX1を製品化しました」

新モデルのThinkPad X1 Carbonは、フラッグシップモデルである“X1”という製品名をそのまま踏襲している。
ちなみに、X1 Carbonはレノボ・ジャパンで売れ筋の12インチ・モバイルPC「ThinkPad X230」よりも軽量化が図られている。土居氏によると、製品発表時点では、世界一軽い14インチのUltrabookとのことだ。

土居氏「モバイルでは非常に人気の高いX230は、厚さは20mm超でUltrabookには適合しません。その代わり、スタンダードボルテージのCPUを採用するとともに、大容量データが格納できるハードディスクを内蔵したモデルやSSDを選択可能にし、従来のVGAやLANポート等があります。一方、Ultrabookの仕様に適合したX1 Carbonは、ULV(ウルトラローボルテージ=超低電圧版)のCPUと高速なSSDを搭載し、前モデルのX1に比べて薄く、重量は300g以上も軽くなっています。お客様には、性能、拡張性やディスク容量を重視するならX230、持ち運びを重視するならX1 Carbonを選択していただけます」

レノボ・ジャパン株式会社
製品事業部
土居 憲太郎氏

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カーボン素材の本体と大画面が特徴

詳細な仕様が定義されているUltrabookだが、ThinkPad X1 Carbonにはレノボならではのさまざまな特徴がある。まずは、製品名にもあるようにカーボンファイバ素材を採用している点だ。

土居氏「今回は“Carbon”という名前をあえて製品名に入れていますが、実はレノボでは、長年カーボンファイバを研究して使い続けています。当社の調査では、アルミニウムなどの素材に比べて軽量かつ頑丈であり、モバイルPC向けではベストの素材だと考えています。X1 Carbonでは、天板にカーボンファイバ素材を採用しています」

もう一つ、大きな特徴といえるのが、高解像度の大画面液晶ディスプレイを搭載している点。X1 Carbonでは、14インチで解像度が1,600×900ドット(HD+)の画面を採用。多くのUltrabookが1,366×768ドット(HD)の画面である中、高精細さが際立っている。これも、高解像度の画面を望む日本のユーザーのニーズに応えたものだという。

土居氏「日本国内では、ThinkPadの企業向け製品の約7割が15インチの画面です。これは、持ち運ぶというよりは据え置き型で利用しているお客様が多いということです。X1 Carbonは、持ち運んで利用するのはもちろんのこと、デスクトップの代替としても利用していただける大きな画面の製品です」

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何よりもこだわったキーボードの操作性

さらに、ビジネス向けとしての特徴なのが、Active Directoryのドメインに参加できるWindows 7 Professionalに対応している点だ。本体も、ハードウェアベースのセキュリティと管理機能を提供する「Intel vPro」に対応するなど、企業のクライアント管理に適している。これらは、コンシューマ向けのWindows 7 Home Premiumが搭載されていることの多いUltrabookの中でも、ThinkPad X1 Carbonの優位性だ。

モバイル用途での特徴としては、急速充電が可能な点が挙げられる。

土居氏「X1 Carbonでは、ACアダプターを接続すると35分で80%の急速充電ができるようになっています。1回の充電で長時間稼働というニーズもありますが、連続して10時間使うことはほとんどありません。どこかで30分でも充電できる時間があれば、80%まで回復できることを考えれば、ビジネスニーズを十分に満たしていると考えています」

このほか、インターフェースは必要最低限のものに絞られており、有線LANやVGAポートのニーズには、変換ケーブルがオプションで提供されている。そして、ThinkPadの特徴であるトラックポイント付きキーボードの操作性、タッチ感は、引き続き踏襲されている。

土居氏「ThinkPad X1 Carbonの最大の特徴は、薄型軽量で高解像度という点ですが、お客様にはぜひキーボードに触っていただきたいと思います。PCを使うときに一番触れるのはキーボードですから、妥協は許されません。Ultrabookでも、通常のPCと何ら変わりのない打感を実現した最高のキーボードだと自負しています」

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