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APCの無停電電源装置(UPS)で電源障害に備える

シュナイダーエレクトリック 無停電電源装置「APC RSシリーズ」「APC Smart-UPS」

「APC RSシリーズ」や「APC Smart-UPSシリーズ」など、無停電電源装置(UPS)を豊富にそろえるシュナイダーエレクトリック。UPSの基礎知識やトレンドを同社の担当者に伺った。 

[2017年 9月 7日公開]

インタビューの注目ポイント

  • 停電時でも機器に電力を供給するUPS
  • さまざまな用途に対応するAPCブランドのUPS
  • 保守付きUPSなら、バッテリー交換・破棄の心配いらず

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停電時でも機器に電力を供給するUPS

シュナイダーエレクトリック株式会社
IT Business 事業開発本部
プロダクトマネージャー
グループリーダー
今野 良昭氏

インタビュアー

無停電電源装置(UPS)は、万が一の停電に備えるための製品だという認識なのですが、そもそも停電って、そんなに頻繁にはないように思うのですが・・・。UPSの役割や必要性についてお聞かせください。

今野氏

日本はインフラ整備が行きわたっており、停電に遭遇する機会はあまりないと考えがちです。しかし、台風や落雷などの災害をはじめ、樹木や鳥などの架線への接触からの切断、さらには、電源コードを誤って抜いてしまったといった人為的なミスまで、停電の原因は数多くあります。停電は、身近なリスクなのです。

また、一般に電力会社から供給されている電気は常に安定していると思いがちですが、実は1000分の数ミリ~10数ミリ秒単位で「瞬停(瞬時停電)」や「瞬低(電圧低下)」が発生したり、送電の過程で強いノイズが混入したりするなど、不安定な状態にあります。そうした不安定な電気を直接使用してしまうと、メモリーの停止やシステムロック、あるいはクラッシュが発生することもあるのです。

さらに、落雷のときにも注意が必要です。雷サージ(波形の乱れ)が発生すると、電圧の変動で機器が許容する以上の電圧がかかり、内部の精密部品が損傷してデータが壊れてしまうといったケースもあります。

こうした不安を解決するのが、無停電電源装置(UPS)です。UPSを使うことで、常に補正済みの安定した電気を供給できるとともに、万が一停電になった場合でも、適切な手順・方法で電源を落とすための時間を確保できます。

また、UPSは、「長時間にわたって代替電力を供給してくれる装置」と誤解している方もいますが、実はそうではなく、安定して補正した電源を供給することと、各機器を安全にシャットダウンしたり自家発電に切り替えるまでの時間を確保したりするのが主な役割なのです。

電源障害のリスク

さまざまな用途に対応するAPCブランドのUPS

シュナイダーエレクトリック株式会社
IT Business 事業開発本部
プロダクトマネージャー
田中 孝治氏

インタビュアー

一般的なオフィスには、PC、サーバー、ネットワーク機器などが導入されていますし、店舗にはPOSレジやセキュリティカメラなどが設置されています。こうした業務に不可欠な機器を安全に使うためにUPSが不可欠ということですね。機器の種類やネットワークの規模ごとに、UPS選びのポイントを教えてください。

田中氏

シュナイダーエレクトリックのUPSは、「APC」ブランドとして多くの方にご利用いただいています。運転方式や保護対象の規模に応じて、幅広いラインアップを用意しています。

「APC RSシリーズ」は、NAS(ネットワーク接続型のファイルサーバー)やPC、POSシステム、監視カメラ、小規模ネットワーク機器などに適したシリーズです。コンパクトなボディながら、ラインインタラクティブ方式を採用し、自動電圧調整機能(AVR)を搭載しています。従来モデルと比べて最大75%の消費電力削減を実現し、ランニングコストの軽減やバッテリー寿命の向上にも貢献します。中でもRSシリーズは電源コンセントからの雷サージはもちろん、LAN回線経由の雷サージも除去する仕組みを備えており、インターネットのモデムやルーターも保護します。

また、APCブランドUPSの代名詞ともいえる「APC Smart-UPSシリーズ」は、タワー型からラックマウント型まで多彩なモデルをラインアップしています。サーバー製品から中~大規模システムまでカバーし、ネットワークに適した直感的で使いやすい大型LCDやライフサイクル管理機能を搭載。管理が容易なのも特長です。出力コンセントの優先順位管理やエネルギー使用量のモニタリングなど、詳細な電源管理や稼働コストの抑制も可能です。

さらに、ネットワークカメラやWi-Fiアクセスポイント用途に最適な「APC GS Pro 500」は、リチウムイオンバッテリーを採用し、従来の同等モデルよりもサイズ1/2、重さは1/3、消費電力も1/3にまで圧縮しています。バッテリー寿命は最長8年と長期間にわたってサービスを継続することができ、メンテナンスの手間を軽減できます。

APC RSシリーズ

APC Smart-UPSシリーズ

APC GS Pro 500

保守付きUPSなら、バッテリー交換・破棄の心配いらず

インタビュアー

ユーザーにとって、UPSのバッテリー寿命や、使用済みバッテリーの破棄、ハードウェアの保守サービスも気になるところですが、このあたりのサポート体制はいかがですか。

今野氏

UPSのバッテリーには寿命があります。Smart-UPSでは、この寿命を長くするために、充電状態の良・不良に応じて対象機器への電気供給回路を切り替える「グリーンモード」を搭載しています。これによって、4~5年というロングライフ化を実現しています。

また、保守サービスについては、RSシリーズは最長3年、Smart-UPSシリーズは最長2年の保証期間を設けています。このうちハードウェアに関しては、購入後2年間は無償保証期間です。さらに、「保守付きUPS」をお選びいただくと、UPSのバッテリーが消耗した際も、電話一本で代替UPSと交換しますので、交換用バッテリーの購入・交換作業・使用済みバッテリーの破棄などの手間と時間を削減できます。

新規でAPCブランドのUPSを購入の方には、買い替えプログラム「Trade-UPS」をご用意しています。これは使用済みのUPS(他社製も可。同じ容量まで)を無償で引き取るサービスで、バッテリーを自社で破棄する手間がありません。

インタビュアー

最後に、近年のUPS導入のトレンドについてお聞かせください。

田中氏

IT機器の増設に伴って、UPSが複数台になってしまうケースがあります。そうなると、それぞれ導入時期が異なるため、個々の稼働状態やライフサイクルを把握することが困難になります。

そうしたお客様には、中~大規模に対応した「Symmetra」(シメトラ)シリーズへの集約を推奨しています。SymmetraシリーズはUPS本体や電池部分、コントローラー部分などが独立し、全て交換や増設が可能なモジュール構造になっていて、高い拡張性を備えています。監視ソフトウェアで一元的に管理も可能になり、保守・管理の負担を大幅に軽減すると同時に、耐障害性も強化できます。

また、サーバーを増やすごとにUPSを1対1で増設する場合には、UPSの容量にかなり余裕を持たせて製品を選択するため、実際には平均でUPS能力の2~3割しか使っていないというケースも見られます。UPSを集約することで、こうした容量の問題も解消でき、投資効率を高めることにつながるでしょう。

UPS買い替えの際に便利な「Trade-UPS」

UPS集約に適したSymmetraシリーズ

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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