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シャープの電子黒板「BIG PADシリーズ」、デジタルサイネージとしても進化

シャープ 電子黒板「BIG PADシリーズ」

シャープの「BIG PADシリーズ」は、電子黒板としてだけではなく、インタラクティブデジタルサイネージとしても活用できる。4K対応などさらに高機能になったBIG PADシリーズがどのような用途に活用できるのか話を伺った。

[2019年 1月24日公開]

インタビューの注目ポイント

  • インタラクティブデジタルサイネージの機能を取り入れて独自に進化
  • 4K対応のBIG PADは、建設業の図面表示などで活用
  • Microsoft Officeとも連携し、情報共有や会議の効率化にも活躍

インタラクティブデジタルサイネージの機能を取り入れて独自に進化

シャープ株式会社
ビジュアルソリューション事業本部
ビジュアルソリューション事業部
商品企画部 部長
村松 佳浩氏

インタビュアー

BIG PADは、大型の電子黒板としては先駆け的な製品ですね。最近では競合製品も増えているように思いますが、他社との差別化ポイントはどこにあるのですか。

村松氏

BIG PADは、オフィス内で利用する製品として誕生しました。しかし、現在ではオフィス内にとどまらず、多様な場所で利用されています。これは他社さんの製品との大きな違いです。

インタビュアー

オフィス以外は、どんな場所で利用されているのですか?

村松氏

公共施設、医療機関、駅、ホテル、レジャー施設、店頭など、人が集まる場所でのデジタルサイネージとして活用されています。

デジタルサイネージ用のディスプレイで、特に近年求められるようになったのがタッチ操作によるインタラクティブ性です。画面をタッチすることで必要な情報を深掘りしていく機能が欲しいという声が多数聞かれるようになりました。例えば、外国人観光客が多い地域では、デジタルサイネージとして地図情報を表示しながら、訪れた観光客が言語切り替えボタンをタッチして表示情報を切り替えられるような機能が欲しい、といったニーズです。

そこでBIG PADをインタラクティブデジタルサイネージ用に活用してはどうかという声が上がってきたのです。当初は別注製品的な扱いでしたが、予想よりも需要が大きかったことで、現在はオフィス用に加えインタラクティブデジタルサイネージに利用できるBIG PADもラインアップしています。

インタラクティブデジタルサイネージとしても利用できる「BIG PAD」

4K対応のBIG PADは、建設業の図面表示などで活用

インタビュアー

確かにインタラクティブ性があるデジタルサイネージが増えていますよね。

村松氏

大画面のデジタルサイネージでは、タッチパネルに赤外線遮断検出方式を採用している場合が多いのですが、BIG PADではスマートフォンなどで採用されている静電容量方式を採用しています。

静電容量方式は「快適なタッチ操作感」「縦横に並べて置ける」「水平置きができる」「太陽光の下でも誤作動を起こしにくい」と、赤外線遮断検出方式に比べて多くのメリットがあります、タッチパネル機能を持つデジタルサイネージでは大きな強みとなっています。

しかし、大画面で採用する場合にノイズが入りやすく、反応も鈍くなりやすいといった難点があり、製品開発には技術チームと試行錯誤を重ねました。現在は、この独自技術「大画面でも静電容量方式のタッチパネル」が、大きな力となっています。

今回、4KのBIG PADも発売したのですが、4Kにはさらなるノイズ対策が必要です。そこで4K BIG PADにはノイズキャンセリング機能を搭載することで、当社ならではの高精度な製品に仕上げました。

ノイズキャンセリング機能を搭載

インタビュアー

4KのBIG PADはどんな用途で使われるのですか?

村松氏

建設業などで画面を表示したいという声がありました。細かい図面を表示し、そこにペン先2ミリのペンで書き込みを加え、大勢で画面を囲みながら修正作業を行うために活用するといった使い方があります。また、毎朝の朝礼の際にその日に作業を行う箇所や、変更点などを確認するために使うといったお客様もいらっしゃいます。

4Kモデルでは、ベゼルのないフラットタイプもご用意しています。水平に置いて、タッチ操作で紙と同様に書き込み作業ができます。従来、図面の印刷は大判プリンターを使って、毎日プリントアウトしなければならないため意外にコストがかかりますが、BIG PADの画面上で修正を加えればこうしたコストも必要なくなりありがたい、という声も聞かれます。

水平や斜めに置いてタッチ操作で書き込むことができる

Microsoft Officeとも連携し、情報共有や会議の効率化にも活躍

インタビュアー

デジタルサイネージとオフィス用の両方のニーズを捉え、独自の進化を遂げているのですね。

村松氏

はい。現在のラインアップはオフィス用の中小型モデルから、大画面ハイエンドのサイネージ用まで二極化しており、それぞれ異なるニーズに対応しています。

ユニークな使い方として、ある自治体さんでは平時は庁舎の内部を案内するサイネージ用に利用し、災害時などはペンで必要な情報を書き込みながら遠隔地とリアルタイムに状況を共有する情報ボードとして使っていらっしゃるそうです。

インタビュアー

オフィス用での利用方法をご紹介ください。

村松氏

私自身、オフィス内にBIG PADを置いて、連絡があるとペンでメモを書き込むようにしています。すると、あらためて書き直して伝達するといった必要がないのです。電話が終わった後、関係するスタッフに集まってもらって、BIG PADを囲みながら情報の共有、今後どうするのかを検討するといった使い方ができます。また、MFPとの連携でペーパー資料をスキャンしてBIG PADに表示させ、そのまま書き込みをして印刷、といった流れで、打ち合わせから議事メモの配布までがスピーディーに完結します。加えて、Microsoft Officeとの連携機能も充実していますから、ペンで書いた内容をPowerPointやWordに送ることも簡単にできます。

また、近年デザインシンキングという手法が注目されていますが、アイデア出しのためのツールとしても活用できます。いつもの会議が、よりクリエーティブなものになるのではないでしょうか。

多様なニーズに対応するラインアップ

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

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