サイオステクノロジー Quickスキャン V3

アプリの力で複合機を使った電子文書化をより簡単、便利に

サイオステクノロジーが開発した「Quickスキャン V3」は、「複雑な操作もなく、誰でも簡単に大量の紙文書を電子化する機能が搭載されたソフト」とメーカー担当者は語る。

[2015年 7月 8日公開]

インタビューの注目ポイント

  • 複雑な複合機操作をシンプルに
  • フォルダー選択機能で仕訳の手間を軽減
  • 新バージョンはさらに分かりやすいUIに

複雑な複合機操作をシンプルに

サイオステクノロジー株式会社
プロダクト開発2部
Iアプリケーション開発グループ
担当グループマネージャー
吉澤 知勇氏

インタビュアー

「Quickスキャン V3」は紙文書を電子化するソフトということですが、複合機のスキャナー機能を使っても紙文書を電子化できます。アプリケーションを使うことでどんなメリットがあるのでしょう?

吉澤氏

複合機にはスキャナー機能以外にも、コピー、プリントなどさまざまな機能があります。そのため、操作が分かりにくいという声があがっているそうです。日常的にその複合機を使われている方であれば難しいと感じることなく操作できると思いますが、複合機を使う回数が少ない方もいますし、普段はコピー機能だけ使っているのでスキャナーの操作には詳しくない方もいらっしゃいます。

そこでQuickスキャンを使っていただくことで、簡単に紙文書を電子化することを目指しました。パソコンの操作に慣れていない方が操作することも想定し、誰でも簡単に使えるアプリケーションとして開発しています。

最初のバージョンが発売になったのは2009年7月ですが、複合機向けアプリケーションの開発は当社にとっても初めての経験でした。まず、お客様に直接接していらっしゃる大塚商会さんから、お客様からどんな声が上がっているのかを伺って開発を進めました。

複合機用アプリケーションは新しいジャンルでしたから、販売本数も最初のバージョンはそれほど多くありませんでしたが、徐々に販売本数が増えていきました。

Quickスキャン V3

フォルダー選択機能で仕訳の手間を軽減

インタビュアー

複合機だけを使うよりも、Quickスキャンを使うことで得られるプラスメリットもあるのでしょうか?

吉澤氏

大量の紙文書をスキャンした場合、電子化したファイルの仕訳は意外に面倒です。あらかじめ設定しておくと、Quickスキャン経由で取り込んだ文書は、Windowsのフォルダーの階層にきっちり仕訳をしてくれます。スキャンした後の処理が大幅に軽減されることになります。

また、オプションでOCR機能を提供しています。スキャンした文書ファイルにあるテキストを検索することができます。“このキーワードが書かれた文書を探したい”といった場合には便利だと思います。

ほかにも画像データ、PDFをはじめ、高圧縮ドキュメントやセキュリティ付きドキュメントなどのファイル形式へ変換することができます。他社のファイル形式との連携、直接保存も可能になります。既に電子化したファイルを持っていて、それも合わせて活用したいお客様に好評を得ています。

最近では競合製品も登場するようになりました。その中でもクラウド連携はQuickスキャンが一歩先をいっていると自負しています。競合製品はクラウドとの連携が間接的なものが多いですが、複合機から直接クラウドのフォルダーとの連携ができるようにしています。

自社にサーバーを置いて管理を行いたくないというお客様、iPhone、iPadと連携したいというお客様にとっても、Quickスキャンを利用していただくメリットがあると思います。

特にサーバーについては、Windows Server 2003のサポート終了といった問題や、災害時のデータ保全や事業継続の観点からも、クラウドを活用した電子文書利用を検討されるのに、よいタイミングではないかと思います。

楽2ライブラリ連携

新バージョンはさらに分かりやすいUIに

インタビュアー

3月末に発売したバージョンではさらに大きな変化があったそうですが。

吉澤氏

RICOHさんの複合機の中で、MultiLink-Panelを搭載したZモデル限定になるのですが、ユーザーインターフェイス(以下UI)を大きく、見やすいものへと一新しました。操作ボタンを大きくするなど、より使いやすくなっていると思います。一部アニメーションも取り入れるといった挑戦も行っています。

バージョンを上げていくことで、新しい機能を取り入れることに挑戦したい部分もあるのですが、スタートからの「より使いやすく複合機を操作する」というコンセプトから逸脱してはいけないので、どう機能を増やしていくかは我々にとっても課題になります。

また、複合機用アプリケーション開発ノウハウも蓄積されてきました。現在ではQuickスキャン以外のアプリケーションも発売しています。例えばLog キャプチャのように、複合機のコピー、ファクス送信、プリント、スキャンで利用した書類がどのような文書か分かるように、画像のログとして保存することができるアプリケーションを開発しています。

操作しやすい大きなボタン

  • *本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞、掲載の図版内容等は公開時点のものです。

製品をより詳しく知りたい

Quickスキャンについて、より詳しい情報を知りたい方は製品ページをご覧ください。

Quickスキャン(製品ページ)

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