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ソリッドワークス 3次元CAD設計ソフトウェア「SOLIDWORKS」

製品開発のあらゆるプロセスに包括的に対応

機械系CADの市場で高いシェアを誇る3次元CAD設計ソフトウェア「SOLIDWORKS」。民生品としては一般家庭で使われる工具、電子機器や各種装置の機械設計にはもちろん、「鳥人間コンテスト」出場の飛行機、また精密かつ部品点数の多い人工衛星に至るまで、幅広い領域の製品開発に活用されている。ソリッドワークスでは、ユーザーの要望にきめ細かく対応するために、毎年秋にバージョンアップを実施している。2014年も11月4日に新バージョンの「SOLIDWORKS 2015」が発表される。ソリッドワークス・ジャパンの山口有里マーケティング部 部長に、SOLIDWORKSの製品や設計基盤の優位性とともに、販売拡大の方向性について話を伺った。(公開日:2014年12月3日)

機械系CADの国内市場で3分の1以上のシェアを獲得

SOLIDWORKSは、提供が開始されてからおよそ20年で世界中の製造業で利用されるようになりました。CAD市場における現在のポジションを教えてください。

山口氏「SOLIDWORKSの販売は、1995年に提供を開始して以来、リーマン・ショックの年を除いて、右肩上がりで増加し続けています。販売ライセンス数は全世界で累計250万を超え、日本でも16万8,000を突破しています。

当社は、設立当初から日本市場を米国に続く有力な市場として重視してきました。1995年の販売開始とほぼ同時に日本語完全対応の製品を日本市場に投入したのもそのためです。実際に国内市場では機械系CADのライセンス販売数で3分の1以上のシェアをいただいております。

SOLIDWORKSは、電子・電気製品や一般機械を製造する企業を中心に幅広いユーザーにご利用いただいており、製造業の2次元設計から3次元設計中心への移行に大きく寄与してきました。

また、教育市場への普及に積極的に取り組んできました。教育市場での販売実績は、全世界で187万7,600ライセンスに達しています。日本でも国立高等専門学校のほとんどで導入していただくなど、10万1,000ライセンス実績を誇っており、SOLIDWORKSを習得した若い技術者が数多く育っています。」

ソリッドワークス・ジャパン株式会社
マーケティング部 部長
山口 有里氏

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SOLIDWORKSがユーザーに選ばれる理由とは

SOLIDWORKSが多くのユーザーに選ばれ、高いシェアを獲得した理由はどこにあるのでしょうか?

山口氏「品質の高い多彩な機能を備えながら、使いやすい製品提供することを目指して、ユーザーの声に徹底して耳を傾けること。そして、その内容を十分に検証して製品に反映していることが理由だと考えています。

SOLIDWORKSでは、毎年秋にバージョンアップを行っているのですが、それに先駆けて毎年Betaコンテストをワールドワイドで開催しています。これは、実際のユーザーにBeta版の問題点や改善点をレポートしていただき、その件数と重要度によって表彰を行うというもので、毎年、日本のユーザーが上位に入賞しています。また、米国本社の技術者が毎年来日して日本のユーザーの皆さんの要望を直接聞いて、機能強化に役立てています。こうした取り組みによって、昨年も今年も、200以上の新機能を実現しています。」

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ドキュメントの大幅な削減が可能に

11月4日に新バージョンの「SOLIDWORKS 2015」の販売が日本でも開始されますが、新バージョンではどのような強化がなされていますか?

山口氏「ファイルサイズを平均50%以下へ小さくすることに成功しました。これにより、設計データの読み込みや書き出し、転送を高速に行うことが可能になりました。さらに、設計データを長い期間で管理・保存するデータサーバーの増設などを抑えることができるので、会社のIT資産へのコスト貢献するといったメリットもあります。

新機能としては、3次元モデルそのものに部品の製造に必要なすべての寸法データを付加できる『SOLIDWORKS Model Based Definition(以下、MBD)』をサポートしています。MDBという考え方は、米国防総省も推進している規格の基礎となっているもので、作成する紙のドキュメントの量を大幅に削減します。また、設計の初期段階でアセンブリをツリー状に表示しながら設計することによって、製品構成の全体像をわかりやすく示す機能や、ユーザーインターフェースの改良も図っています。

新バージョンに関連して、もうひとつ注目していただきたいのが、今年9月5日に国内で販売を開始したクラウドベースの設備機械向け概念設計ツール『SOLIDWORKS Mechanical Conceptual』です。これは、当社の親会社であるダッソー・システムズが提供する3次元データを軸とした情報基盤『3Dエクスペリエンス・プラットフォーム』の一つに位置付けられるものです。設計関係者はクラウドを介して場所を選ばず気軽に概念設計に参加することが可能になります。」

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製品開発のあらゆる状況に包括的に対応

販売拡大に向けた今後の方向性についてお聞かせください。

山口氏「方向性の一つは、2次元CADのユーザーの皆さんに対して3次元CADの良さを訴えていくこと。もう一つは、医療機器をはじめとした今後の市場拡大が見込まれる新たな分野を開拓することです。

そのための素地は既に整ってきています。一つは、SOLIDWORKSという製品自体がメカ設計だけでなく、製品設計(解析)、製品データ管理、他部門とのコミュニケーション、電気設計などのメカCAD周辺の機能を包含していることです。もう一つは、当社の製品だけでなく、パートナー企業に関連製品を提供いただいており、データ連携を含めて製品開発プロセスのあらゆる状況に包括的に対応できる体制がさらに強化されてきていることです。パートナー企業の数は、日本でおよそ50社、全世界で500社あまりに上っています。

実際に、大塚商会様は、売上高で世界No.1(注1)の実績をお持ちです。今後もお客様の声を着実に吸い上げ、SOLIDWORKSの認知度を高め、さらなる販売の拡大に取り組んでいきたいと考えています。」

注1:2014年度

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  • 本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。(公開日:2014年12月3日)

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