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東芝 タブレット「VT712/H」

VT712/H 幅広い選択肢をもったWindowsタブレット

東芝が4月に発売した「VT712/H」は、11.6型のWindowsタブレットだ。CPUとしてインテルの最新Core i5プロセッサを含む2種類、さらにCeleronプロセッサ1種類、合計3種類から選択ができ、OSもWindows 8 Pro 64ビットだけでなく、Windows 7も選択できる。競合製品と比べ幅広い選択肢を用意した狙いはどこにあるのか。
東芝情報機器のPCマーケティング部 PCマーケティング担当 グループ長 大原淳氏に聞いた。(公開日:2013年5月20日)

インテルの最新CPU登場を待って製品投入

東芝の11.6型Windowsタブレット「VT712/H」は2月の発表から2か月を経過した4月下旬に発売された。その理由を東芝情報機器 PCマーケティング部 PCマーケティング担当 グループ長 大原淳氏は次のように説明する。

大原氏「発表から2か月、さらに競合他社のWindowsタブレットの発売時期に比べても、時間がかかったと思います。これはインテルの新プロセッサCore i5-3439Y vProの発売を待っていたからです。Core i5-3439Y vProは発売間もないプロセッサですが、インテルとの長年の協力関係があったために東芝では日本市場において他社に先駆け採用モデルを発売できたのです」

最新CPU搭載といえば、高速稼働と連想しがちだ。だが、今回の場合、狙ったのは速さではなかった。

大原氏「従来製品に比べ消費電力が低く、その結果、駆動時間を延ばすことができました。従来製品の駆動時間が3、4時間程度だったのに対し、最新プロセッサ搭載では6、7時間駆動します。前のモデルを使われていたお客様からあがっていた、もう少し駆動時間が長いものを、という声を受け、あえて最新プロセッサを待って発売したのです」

これまで東芝情報機器ではWindowsタブレットを民需と共に学校マーケット向けに販売してきた。その際、「もう少し、バッテリ駆動時間が長ければ」という声が現場からあがっていた。3時間駆動では、小・中学校で一日充電することなしにタブレットを利用するのは難しい。休み時間に充電しなければならなかった。6時間駆動であれば、一日充電なしに利用できることになる。これは民需でも同様で、6時間駆動すれば、一日中外で使用することができる。

新製品はプロセッサ強化に加え、専用のデジタイザペンを使って手書き入力を行う際には反応よく、見やすい画面となった。画面サイズは11.6インチだが、重さは825グラムで持ち運びしやすい重量となっている。

東芝情報機器株式会社
PCマーケティング部
PCマーケティング担当
グループ長 大原 淳氏

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有線LANポート備えたクレードル

VT712/Hの本体は、USB3.0コネクタ、HDMI端子、ブリッジメディアスロットを向かって右側に集めた。このデザインも、「従来製品ではポート類は右側、左側、上部とあちこちにあったために、使いにくいという声があがってしまっていました。そこで今回はあえてポート類を一カ所に集めました」と利用者の声を受けて実現したデザインとなっている。

搭載する場所を絞り込んだことで、搭載できるポートの数も少なくなるが、別売りではあるが「ポート拡張クレードル」を用意した。

このポート拡張クレードルにVT712/Hを載せれば、充電されることはもちろん、HDMI出力端子が一つ、USB2.0端子二つ、ヘッドホン端子、有線LANコネクタを搭載している。クレードルごと会社の机の上に置くことで、外ではタブレットとして利用し、社内に戻った際にはキーボードやマウスと接続し、ノートパソコンライクに利用することもできるのだ。

大原氏 「フルHD液晶を搭載していますので、社内に戻ってクレードルに置いて使用していただければ、ノートパソコンのように利用することは十分に可能です。外ではタブレットとして、社内ではノートパソコンライクに利用できます。東芝はノートパソコンの歴史を作ってきましたが、より小さく、薄いデバイスを他社に先駆けて作ってきました。新製品はそんな東芝の歴史の中で培ったノウハウが結集した製品であるともいえます」

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128GBのSSD搭載

搭載しているSSDの容量は128GBを搭載している。ここにも東芝のこだわりがある。

大原氏 「64GBではOSをインストールすると、利用できる領域は案外少なくなってしまいます。SSDを開発している東芝としては、お客様の利便性を考え、64GBではなく、あえて128GBを採用することとしたのです。ここはこだわりました」

CPUはCore i5-3439Y vProに加え、Core i5-3339Yプロセッサ、Celeronプロセッサ847と合計3種類用意した。

OSもWindows 8 Pro 64ビットに加え、Windows 8のダウングレード権を行使することでWindows 7 32ビット、Windows 7 64ビットと3種類から選択できる。

大原氏 「法人のお客様の中には、将来的にはWindows 8も検討しているが、現段階では検証が終わっているWindows 7を導入したいというケースもあります。そこでWindows 7の選択も可能としました。プロセッサについても、お客様の用途に合わせて選択できるよう3種類を用意しました。他社にはない選択肢のあるラインナップとなっています」

このように新製品は、東芝としてのこだわりとお客様の現実に合わせた幅広い選択肢をもったラインナップが、大きな特長となっている。

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  • 本記事中に記載の肩書きや数値、社名、固有名詞等は公開時点のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。(公開日:2013年5月20日)

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