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企業の総務・労務に聞く! 「残業管理」のホンネ

利用中の勤怠管理システムは、残業の削減につながっていますか?

政府の提案する「働き方改革」では、残業にも焦点が当てられています。現在の勤怠管理システムで残業を管理できているか、企業の総務・労務担当者に伺いました。

アンケート調査の実施概要

調査期間
2018年8月22日~8月24日
調査方法
インターネット調査
対象
企業の総務・労務担当者
有効回答数
111名

社員の残業時間は把握できている?

企業の総務・労務担当者に、現在導入している勤怠管理システムで社員の残業時間が管理できているかを伺ったところ、全体の7割以上が「管理できている」という結果になりました。多くの企業が、社員の残業時間を勤怠管理システムによってしっかりと把握・管理しているようです。

しかしその一方で、約25%が「管理できていない」と回答しています。

Q:残業時間の把握や残業内容の把握など、現状の勤怠管理システムで残業が管理できていますか。

残業管理を阻むのは、人員不足と合わないシステム

管理できていないと回答した担当者にその理由を聞いてみると、最も多い回答は「勤怠管理にかかる人員が不足しているから(53.6%)」でした。システムを運用できる担当がいないために管理や把握ができず、その結果残業が発生してしまっているようです。

次に多い回答としては「現状の勤怠管理システムでは残業時間が把握できないから(35.7%)」となっており、システムが社内の実態に合っていない、という可能性も考えられます。

Q:残業を管理できていない理由として考えられることはなんですか?

残業時間の管理には勤怠管理システムの活用が有効

では、残業管理ができている担当者はどのようなことをしているのでしょうか? 残業時間の管理方法について聞いたところ「勤怠管理システムを社内の実態に合わせたものに更新した(更新する)」という回答が半数以上にのぼりました。

また、3割の企業では「残業を管理するためのシステムを別途導入・追加した(導入・追加する)」と回答していることから、勤怠管理システムを実際の業務状況に合わせて運用することは、残業時間を把握・管理するうえで重要な要素と言えそうです。

Q:残業管理はどのような方法で行っている、または行う予定ですか。

勤怠管理システムでの残業管理は削減への第一歩

社員の残業時間が勤怠管理システムでしっかりと把握・管理できれば、残業時間を減らすことにもつながります。「働き方改革」により長時間労働の是正が叫ばれる中、総務・労務担当者はどんな考えを抱いているか見てみましょう。

総務・労務担当者が(システムで)残業を管理して抑制・削減することについて

  • 突発的な仕事を吸収するのに残業は仕方がない
  • 最終的には個々の部署の管理によるところが大きいので、その辺りの統制管理が難しい
  • 実態を把握することは重要なので、良いことだと思う
  • 無駄な残業は避けて、人件費を抑えていきたい
  • 当たり前のように残業をする人の仕事に対する考え方を変える意識が大事
  • 時代の要請だと思うので、これを機に良い労務管理を行いたい

やむを得ない残業や、現場の状況に合わせる必要があるという見方もありますが、全体的には残業を適切に管理することが会社として必要と捉えている総務・労務担当者が多いようです。

その勤怠管理システム、会社の実態に合っていますか?

社員の残業時間を減らすためにも、会社の実態に即した勤怠管理システムの導入・運用は欠かせません。しかし、そのために不用な経費がかさんだり、人材が不足したりしては本末転倒です。まずは今の勤怠管理システムが会社に合っているかどうかを見直すところから始めてみてはいかがでしょうか?

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