新入社員研修成功！三つの打ち手：OJT・Off-JT・SDS

新入社員研修成功の秘訣（ひけつ）は、 OJT・Off-JT・SDSを使い分けること！

新入社員研修の質を高めるには？

新入社員研修は、種類によって期待できる効果が異なります。より質の高い研修を実施するには、それぞれの研修の特長を理解することが大切です。研修の種類には、大きく分けて以下のものがあります。

それぞれの役割を理解し、効率的に研修を使い分けましょう。

上司や先輩が実際の仕事を通じて指導を行うOJTを実施すると、新入社員の基本的な実務スキルの習得につながります。仕事と両立させる点が大変ですが、計画的／段階的に社員を成長させることができます。

例えば、営業職の先輩が新入社員を取引先に連れていき、可能な限り新入社員からお客様に説明をして、必要に応じて先輩社員がフォローを行うのがOJT研修です。これにより、新入社員が実務スキルや考え方を直接身に付けることができます。

業務を推進していくためには、実務に直結するスキルだけではなく、その基盤となる考え方や基礎的なスキルが必要です。Off-JT（職場外でのセミナーや講義受講）を実施すると、社会人に求められる基本的なスキルや考え方を身に付けることができます。

例えば、外部講師を招いてビジネスマナーや仕事の考え方を教えることで、複数の社員が同時にスキルを習得できます。ただOff-JTを行うだけではなく、学んだ内容を業務に活用するためのサポートも大切です。

受け身で教わったことに比べて、自発的に学んだことは身に付きやすいという人も少なくありません。そこで、SDS（Self Development System　自己啓発援助制度）を導入して、社員の自発的な学習や自主研修の取り組みをサポートしていきましょう。

具体的には、学習スペースの提供や資格取得の奨励制度などの方法があります。資格取得が業務の質に反映される仕事の場合、SDSを導入することで、より高い効果が期待できます。

新入社員研修を効果的に実施する方法は、一人一人の立場やスキルによって異なります。全社で一斉に実施する研修のほかに、メンター制度など個別のフォローアップ制度を設けると、さらなる効果が見込めます。

新入社員研修を行う場合、一種類だけでは大きな効果は見込めません。例えば、Off-JTをないがしろにしてOJTばかりをしていると、実務スキルは向上しても、社会人としての基礎的な考え方が身に付かないことがあります。

実務スキルを身に付ける研修と、仕事に対する考え方を向上させる研修は、それぞれの長所を組み合わせることで、社員の大きな成長を促します。

自社で計画した新入社員研修がOJTに偏ったり、座学と実践がうまく結び付けられなかったりすることも多々あります。

効果的な研修計画を立案するためには、社外の専門家の意見を参考にすることも大切です。自社で持ち合わせていないノウハウを外部から取り入れることで、最適な研修計画を組むヒントが得られるのです。

新入社員研修の計画を立てようと思っても、多くの不安やお悩みが頭をよぎります。

そんなときは、ぜひ、大塚商会にお任せください。幅広いコースセレクションと豊富な実績から、貴社に最適な研修計画の立案をお手伝いします。

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