TCO削減

「初期費用」重視でよく起きる失敗

• 「中古」を購入したが、すぐに買い替え。
  今期の予算がなくなってきたため、初期費用を抑えるために「中古のPC」を購入したが、利用する社員から遅い、すぐに落ちるとクレームが入ってしまった。
  対策としては、たとえば「PCのリース」で今期は賄うという手もあります。
• 「現状に合ったスペックのIT機器」に入れ替えしたが、1年後に買い替えることに。
  現状のサーバーは、高スペックすぎて運用・維持コストがかかり過ぎていたため、少しスペックの低いサーバーに入れ替えたが、業務データの成長率を計算しなかったため、1年後には容量が圧迫された。
  対策としては、たとえば「導入前のシミュレーション」ができる業者に相談する方法もあります。

失敗しないために考えておくべきポイントは？

「手間」まで考えたIT対策例

• 「シンクライアント」を導入して、個々のPCの管理が不要に。
  たとえば、「PCの入れ替え検討」でも、個々のPCの設定・バージョン管理に膨大な時間がかかっている場合には、そこに「手間」をなくすために、サーバーにOS・アプリケーションを一元化して管理する対策（シンクライアント）もあります。
• 「ハウジングサービス」の利用で、サーバーの運用・管理コストがゼロに。
  たとえば、「サーバーの入れ替え検討」でも、サーバーの管理に人手がかかり過ぎている場合には、その「手間」をなくすために、サーバーを自社内に置かないで運用・管理を業者に任せるという対策（ハウジングサービス）もあります。

これらのように、手間まで考えて検討することで、TCO削減効果もさらに期待できます。

企業で注目を集めている対策は、「キッティングサービス」