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偉人に学ぶ!「経営基盤強化」に効く名言

人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇(かたき)は敵なり 武田信玄

業務効率化や営業力強化のための設備投資は大切ですが、企業運営にそもそもなくてはならない「従業員」にまで目は届いていますか? 武田信玄の言葉から、経営基盤と人材の関係についてひもといてみます。

武田信玄とは…

あの織田信長が最も恐れていたといわれ、徳川家康を完膚なきまでに打ち破るなど、後に天下を統一する二人の名将に多大な影響を与えた武将・武田信玄。

武田の赤備えと恐れられ、戦国最強と名高い騎馬軍団を中心に、生涯で70戦以上を戦い、負け戦はわずかに3戦という常勝軍団を作り上げました。

甲斐(かい)の国を平定し、天下統一へと動き出した矢先、京へ向かう道半ばで病に倒れ、天下統一には至りませんでした。

しかし、もし信玄の寿命がもう少し長ければ歴史は変わっていたかもしれません。

名言が教える教訓

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇(かたき)は敵なり」という武田信玄が詠んだとされる歌です。武田信玄は多くの武将が堅牢な城を築く中で、城ではなく躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)という館を拠点としていたといいます。天然の要害を抱える甲斐(かい)の国の地形も関係しているものの、ここに信玄の経営基盤に関する本質を見ることができます。

歌の意味としては、人=家臣/従業員と信頼関係を築き、その能力をフルに活用することができれば、堅牢な城や石垣、深い堀以上に強固なシステムを作り上げることができるといったところでしょう。信玄はリーダーの資質として、人材を見極める力が重要と考えており、実際に身分に関係なく力を持った家臣を優遇していたといいます。武田二十四将にも数えられる高坂弾正は、もともとは百姓の身分であり、同じくキツツキ戦法で有名な軍師・山本勘助も一介の浪人だったそうです。

また、戦の前には必ず家臣団を集めた合議制の軍議を行い、家臣の意見に耳を傾けたうえで、政策を決定していました。こうした家臣団が一丸となった体制こそが、武田家の強さの秘密だったのかもしれません。逆に跡取りである武田勝頼は、家臣団をまとめられずあえなく織田徳川連合軍に敗れています。こうした事実からも、リーダーと部下の信頼関係の重要性が伝わってきます。

名言をビジネスの現場に当てはめる

この言葉を現代のビジネスの現場に当てはめると、どうでしょうか?

どれだけ見事な経営戦略を立てても、どれだけたくさんの設備投資を行っても、実際にそれを行動に移す従業員にフィットしなければ、それらは効果を発揮しません。

業績を上げるために設備投資したものの、使いこなせず結局使われない、なんてことはビジネスの現場ではよくあるのではないでしょうか。武田信玄のいうように人材こそが、企業の根幹といえるかもしれません。

経営基盤強化に当てはめる

武田信玄はこの言葉のとおり、とても家臣を大切にしていたことが伺える政策が数多く見られます。前述の、身分を越えた実力主義による人材登用や合議制などはもちろん、金貨を持ち歩き、戦の場で手柄を立てたものに与えるという、今でいうボーナス制を採用したりもしています。また、家臣が存分に力を発揮できるよう温泉開発も行うなど、現在の保養所のような政策も実施していました。さらに、私塾を開き、家臣の嫡子を集団で学ばせるという人材育成も行っていました。こうした正当な評価や厚い福利厚生、風通しの良い職場を作り上げることで、最強の軍団を作ってきています。

こうした福利厚生や評価にまつわる規定は、現代のビジネスの現場でも、社員のモチベーションを高めるために大切な戦略であるといえます。どれだけ大規模な設備投資や、先進的な経営戦略を立てても、従業員が離れていったり、従業員のモチベーションが下がったりしてしまっては意味をなしません。もちろん、経営基盤強化として設備投資などは必要ですが、それは現場に沿ったものでなければならないのです。武田信玄を見習い、外側だけでなく内側に目を向けた経営基盤強化に力を入れてみてはいかがでしょうか?

まとめ

とはいえ、複雑化した現代では全ての従業員の動きを管理・評価するのはなかなか大変なこと。社内の動きが分かるよう、ITの力を駆使するなどして、業務の「見える化」を行う必要があります。

大塚商会ではITを活用した基幹業務システムや人事評価システム、人材育成などさまざまなサービスをご提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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