ADR法

読み方 : えーでぃーあーるほう

英語正式表記 : Alternative Dispute Resolution

ADR法とは

裁判ではなく、第三者を介した調停や仲裁などを通じてトラブルを解決することを促進する法律。ADRは「裁判外紛争解決手続き」を意味する。

購入した商品で事故に見舞われたが、メーカーが誠実な対応をしてくれない──。私たちの身の回りで起こり得る様々なトラブルの中には、裁判を起こすほどではないにしても何らかの解決を望む問題や、中立的な立場にある第三者の専門家から話を聞いたうえで解決したい問題などが数多く存在する。そうした問題を裁判以外の方法で解決することを総称して「裁判外紛争解決手続き」と呼び、英語ではADRと表現する。

2007年4月、「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律」が施行された。それがADR法と呼ばれるもので、ADRの活用を促進するためのものだ。一般に、裁判は問題が解決するまでに時間がかかるうえ、費用が高く、手続きも複雑である。しかも裁判の経過や判決は公開される。そこで問題によってはADRによる仲裁や調停、あっせんを検討してみるのも一案だろう。ADR法は問題の解決手段を充実させ、最もふさわしい方法を容易に選択できるようにする目的がある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 2月15日 公開]

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