AES

読み方 : えーいーえす

英語正式表記 : Advanced Encryption Standard

AESとは

Advanced Encryption Standardの略。米国政府が政府内の標準として策定した暗号化規格のこと。高い強度を持ちながら、暗号化/復号化処理を高速に実行できることが特徴。仕様は公開されており、Windows XPのファイル暗号化機能をはじめ、広く利用されている。

AESはデータの暗号化と復号化に同じ鍵を使う共通鍵暗号方式の一種で、同じ共通鍵暗号方式を採るDES(Data Encryption Standard)の後継規格に当たる。1977年に標準となったDESは56ビット長の鍵を使うが、コンピュータの処理能力が向上した結果、すべての鍵(約7京通り)を総当たりして復号される危険性が出てきた。DESを拡張し、DESを3重にかける「トリプルDES」は、暗号化/復号化処理に時間がかかる。総当たり方式での解読を難しくした「DESX」も、鍵を類推する手法には効果がなかった。

97年からの新規格募集では、今後30年以上の使用に耐え、128、192、256ビットの3通りの長さの鍵を利用できることを条件とした。2000年10月に、ベルギーの暗号研究者ヨアン・ダーメン氏とビンセント・ライメン氏が開発した「Rijndael」の採用が決まった。

AESはDESと同じく、データの位置の入れ替えなどで暗号化する方式だが、処理効率がよいため暗号化/復号化の時間はDESと同じか短い。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]

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