アプライアンスサーバー

読み方 : あぷらいあんすさーばー

アプライアンスサーバーとは

特定の用途向けに開発された専用サーバーの総称。特に、パソコンサーバーをベースにした製品を指す。「アプライアンス(appliance)」には「特定の仕事をするための器具」という意味がある。メーカー各社は「家電製品のように単一の目的で、かつ簡単に利用できる」という意味を込めて、自社製品を「アプライアンスサーバー」と呼んでいる。

アプライアンスサーバーとして当初、用途を電子メールに限定した「メールサーバー」と、Webページを主記憶にキャッシングする「キャッシュサーバー」が登場した。最近では、Webサーバー、ファイルサーバー、ネットワーク管理など、様々な用途に向けたアプライアンスサーバーがある。

アプライアンスサーバーには特徴が二つある。一つは、導入や運用が容易である点。電子メールやWebページのキャッシングに必要なサーバーソフトがあらかじめインストールされているだけでなく、少数のパラメータを入力するだけで初期設定がすむようにして手間を軽減している。もう一つの特徴は、汎用的なパソコンサーバーをベースにすることで価格性能比が大幅に向上している点。従来の製品はプロセサ、チップセット、ディスク装置などに専用の部品を使っていたため割高だった。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]