ATM

読み方 : えーてぃーえむ

英語正式表記 : Asynchronous Transfer Mode

ATMとは

Asynchronous Transfer Mode(非同期転送モード)の略。音声や画像などすべてのデータを、53バイトの固定長の単位(「セル」と呼ぶ)で伝送する高速通信技術。データのセルへの分割、ヘッダーの作成、到着したセルの再編成などを、ATM交換機がハード的に処理することで高速化する。

固定ビットレート、可変ビットレートなどの帯域制御の仕組みを標準で備え、音声通信、データ通信などの用途によって制御方法を使い分けられる。

ATM技術は、高速LANやフレームリレーに代わる高速WAN(広域網)として注目されたが、高速LAN用途では100Mイーサネットの登場により、採用が進まなかった。

一方、WAN用途としては、NTTのセルリレー、ATMメガリンクなどのサービスが登場した。しかしセルリレーは、IP-VPNや広域イーサネットなど新型のWANサービスに押され、採用が進まなかった。

もう一つのATMメガリンクサービスは、高速な専用線という位置付けで、新型WANサービスのアクセス回線として採用が進んだ。ただし最近はATMメガリンクも、ADSLやFTTHといったブロードバンド回線に押され、利用者は減少傾向にある。

出典:ITpro「今日のキーワード」(C)日経BP社

[2010年 1月 1日 公開]